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とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

水無瀬川、農業、林業、そして平和憲法

2013年11月18日 | とだ*やすこの活動日記
週末、17日日曜日は毎年恒例の農林業祭。農業委員長が冒頭の挨拶で、島本町の農地面積では約1400人の農産物しか生産できていないと述べられました。就農希望の若者が増えている、小規模多品目農業、都市近郊農業には可能性があります。農地を守ることは今とても大事なことです。

農林業祭で、わたしは農業委員として野菜の販売ブースを担当、今年で3年目です。土にこだわり、丹精込めて育てた野菜を自らの手で、消費者に届けることができる、自分で価格を決まることができる、そういうしくみを創りたい。農業委員になって、そのことを思い続けています。

農林業祭終了後は、島本町歴史文化資料館コンサートで熊澤由美子さんのソプラノを聴かせていただきました。美しい歌声、西洋クラシックの魅力に身近に触れることができ、素敵なひとときを過ごすことができました。西洋のオペラと日本の能楽は伝統歌舞劇として楽しみの共通点がありそうです。

週が明けて、18日、月曜日の朝には水無瀬川河川敷、東大寺公園ローラースケート広場で行われた「アドプト・リバー水無瀬川」の設立に伴う認定証交付式に参列。住民有志でつくる「水無瀬川を愛する会」が水無瀬川を美化する活動(毎月18日の清掃活動:参加歓迎)をはじめられます。

「アドプト」は「養子にする」という意味で、大阪府が地元の団体を認定、美化のために有用な道具など物的な支援を行なう制度です。水無瀬川のせせらぎの美しさと周辺景観は都心の河川としてたいへん貴重なもので、わが町のまちの誇りです。

夕刻には、阪急水無瀬駅前で、市民のみなさんとともに(9人)、特定秘密保護法案に反対する街頭アピール行動を行いました。現在、衆議院国家安全保障特別委員会で審議されている特定秘密保護法案には、日本弁護士連合会、日本ペンクラブなど多くのが団体や、著名ジャーナリスト、識者の多くが問題点を指摘されています。

既に、報道などでみなさんご存じだとは思います。わたしが、大きく危惧しているのは「特定秘密保護法案」を「国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案」(7日に衆議院を通過)とセットで成立させて、憲法を変えなくても「集団的自衛権」が行使できる体制、すなわち、アメリカと一緒に戦争ができる体制をつくることを目指そうとしていることです。

宗教や民族の問題が複雑に絡んだ大規模な戦争に加担せざるを得なくなって、日本と日本人が戦争の当事者となること、これほどに国益を損なうことはないと、わたしは考えています。
戦後70年近く、平和憲法のもと、わたしたち日本人が戦争で一人も人を殺めてはいません。このことが、アジアで(少なくともわたしが暮らした香港で)日本人が国際的に信頼を得られていることに、どれほどつながっているか、わたしは肌で知っていると自負しています。

1992年~1999年、国際都市・香港で、東アジア、東南アジアの人々と日々暮らし、戦争の禍根を超えて、ようやく民間人の交流(主に経済活動)と意識の変革(忘れないが、許すという努力)によって、新たな展開の入り口に立てたばかりです。国民は選挙ですべてを自民党に任せたわけではありません。今国会で急ぎ制定しようとしてる特定秘密保護法案には問題がありすぎます。少なくとも継続審議にして国民的熟議を経るべきと、わたしは考えます。


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