週末3連休はPM2.5の数値が高く、目がチカチカして身体が重く感じました。大阪府は防災情報メールで、今月から来年5月までは濃度が高くなるので、疾患のなる方や高齢者は慎重な行動をとるよう告げています。アレルギー体質の方や子どもたち、屋外で運動する生徒への影響も心配です。
さて、島本町では2,3日は恒例の文化祭が行われました。大勢の人たちがふれあいセンターに集う島本町文化祭の光景をみる度に、毎年、「平和」なればこそと思います。無事行われ、住民が集い、出会うことに感謝します。そんななか、今、国会では「特定秘密保護法案」という法案が上程されています。
「国家安全保障会議」を創設するための関連法案が衆議院安全保障特別委員会で審議され、7日に通過し参議院に送られる見通しとの報道。安倍政権は、戦争の司令塔である国家安全保障会議(日本版NSC)の運用に不可欠として、「特定秘密保護法案」をスピード審議で成立させようとしています。
集団的自衛権の行使解禁を目指す安倍政権が軍事機密保護を米国並みにしようとしています。「特定秘密保護法案」は軍事情報に限らず、「防衛」「外交」「特定有害活動防止」「テロ活動防止」の4分野を「特定秘密」に決め、それを漏らしたり、聞き出そうとした人を最高懲役10 年の重刑に処すというのです。
何が「特定秘密」に指定されたのかは一切市民には知らされません。
こんな法律ができてしまえば、米軍基地についての日米密約や、原発事故や再稼働、警察の不祥事など、公表すれば政府にとって都合の悪いことが「特定秘密」に指定され、市民から隠され、闇から闇へと葬られてしまう可能性は充分にあります。日々、議会にいると実感としてそう思います。
情報公開を求める市民活動や政府を批判する一切の活動、メディアの活動さえ大きな制限を受けます。弁護士も刑罰の対象になります。市民には「特定秘密」が何かが分からないので、政府や官僚の思うがまま、市民がものを言えない社会をつくるものです。
ものを言えない社会は恐ろしい。
共同通信の世論調査では無党派層6割が反対、公明党は賛否拮抗、民主・日本維新・共産など野党全政党で反対は半数を超えたという新聞記事を目にしたばかりです。しかし、政府は「国家安全保障会議法案」と「特定秘密保護法案」の今国会の成立に全力を挙げるとの報道。
拙速さの背景には、日米軍事協力体制の強化があります。法案を「臨時議会」で成立させようとする(島本町議会でもよく使われる手法で、状況が想像できます)政府方針には、自民支持層77・3%も、今国会にこだわらず慎重に審議すべきと回答したといいます。日本弁護士会も反対しています。
福島原発の汚染水漏れの状況を「コントロールされている」と無邪気に世界発信できる安倍政権を信頼することはできない。国民の生命と財産を守るために有益な情報が、公共の安全と秩序維持の目的のために特定秘密の対象に指定される可能性は極めて高いといえます。
このような法案成立を許してはいけない。「変えたらあかん!平和憲法 in 高槻・島本 」でのチラシ配布とアピール活動でも、この法案の危険性を訴えておられます。島本町、阪急水無瀬駅でのアクションに、わたしも参加する予定です。みなさんも、急ぎ関心を寄せてください。
画像は、油彩画「青い天使」
お友だちの馬場草加さんの作品
「喫茶去ゆり」(高槻)での個展最終日にて
さて、島本町では2,3日は恒例の文化祭が行われました。大勢の人たちがふれあいセンターに集う島本町文化祭の光景をみる度に、毎年、「平和」なればこそと思います。無事行われ、住民が集い、出会うことに感謝します。そんななか、今、国会では「特定秘密保護法案」という法案が上程されています。
「国家安全保障会議」を創設するための関連法案が衆議院安全保障特別委員会で審議され、7日に通過し参議院に送られる見通しとの報道。安倍政権は、戦争の司令塔である国家安全保障会議(日本版NSC)の運用に不可欠として、「特定秘密保護法案」をスピード審議で成立させようとしています。
集団的自衛権の行使解禁を目指す安倍政権が軍事機密保護を米国並みにしようとしています。「特定秘密保護法案」は軍事情報に限らず、「防衛」「外交」「特定有害活動防止」「テロ活動防止」の4分野を「特定秘密」に決め、それを漏らしたり、聞き出そうとした人を最高懲役10 年の重刑に処すというのです。
何が「特定秘密」に指定されたのかは一切市民には知らされません。
こんな法律ができてしまえば、米軍基地についての日米密約や、原発事故や再稼働、警察の不祥事など、公表すれば政府にとって都合の悪いことが「特定秘密」に指定され、市民から隠され、闇から闇へと葬られてしまう可能性は充分にあります。日々、議会にいると実感としてそう思います。
情報公開を求める市民活動や政府を批判する一切の活動、メディアの活動さえ大きな制限を受けます。弁護士も刑罰の対象になります。市民には「特定秘密」が何かが分からないので、政府や官僚の思うがまま、市民がものを言えない社会をつくるものです。
ものを言えない社会は恐ろしい。
共同通信の世論調査では無党派層6割が反対、公明党は賛否拮抗、民主・日本維新・共産など野党全政党で反対は半数を超えたという新聞記事を目にしたばかりです。しかし、政府は「国家安全保障会議法案」と「特定秘密保護法案」の今国会の成立に全力を挙げるとの報道。
拙速さの背景には、日米軍事協力体制の強化があります。法案を「臨時議会」で成立させようとする(島本町議会でもよく使われる手法で、状況が想像できます)政府方針には、自民支持層77・3%も、今国会にこだわらず慎重に審議すべきと回答したといいます。日本弁護士会も反対しています。
福島原発の汚染水漏れの状況を「コントロールされている」と無邪気に世界発信できる安倍政権を信頼することはできない。国民の生命と財産を守るために有益な情報が、公共の安全と秩序維持の目的のために特定秘密の対象に指定される可能性は極めて高いといえます。
このような法案成立を許してはいけない。「変えたらあかん!平和憲法 in 高槻・島本 」でのチラシ配布とアピール活動でも、この法案の危険性を訴えておられます。島本町、阪急水無瀬駅でのアクションに、わたしも参加する予定です。みなさんも、急ぎ関心を寄せてください。
画像は、油彩画「青い天使」
お友だちの馬場草加さんの作品
「喫茶去ゆり」(高槻)での個展最終日にて