極和ファシリテーションで活き・粋・自分らしく輝いて生きよう♪

活き・粋・自分らしく生きるためのマインドアップ!!
相手と自分と組織の満足アップ!!

セイバーメトリクス

2014年08月27日 23時10分59秒 | 社会で学ぶ!

 「セイバーメトリクス」とは、野球ライターで野球統計の専門家でもある

ビル・ジェームズ氏によって1970年代に提唱されました。

野球を数理分析し、 選手の評価、戦術・戦略評価に、

統計学的な裏づけを与えた、アメリカ生まれの理論体系です。


簡単に言うと、

「考え方を変えて、基準を変える!」

心理学などで言われる「リ・フレーミング」の野球版とも言えるかも知れません。


例えば、野球のバッターは打率で評価されますが、

打率が2割と3割では、3割の選手が評価されます。

しかし、別の視点で統計を取ると、打率2割の選手の出塁率が

打率3割の選手よりも上だとしたらどうですか?


更に、打率2割の人の年俸が、打率3割の方よりも安かったら、

実は打率2割と低い評価を受けていた人の方が

チームにとっては非常に有り難い存在である!!という考え方です。


そもそもは野球における考え方なのですが、

野球以外に関しても活用できる考え方ではないでしょうか?


例えば、バレーボールに置き換えたら、

アタック決定率が70%の選手と50%の選手であれば

断然70%の選手の方が高評価となります。

しかし、この二人の失点(相手の得点)を計算したら、

70%の人が20点で50%の人が10点だとしたら?

合計得点数が何点かにもよりますが、

アタック決定率が高くても、相手に献上する得点も高ければ

差引ゼロになり、この選手を登用する意味がないかも知れません。

一方、アタック決定率が低くても失点の少ない選手の方が

実は勝利には必要かも知れません。


このように、モノゴトは視点やものさしが違えば、

評価が異なったり、組織にとって本当に必要な人財は誰か?

という視点においても異なる結果がでるかも知れません。


ある小学校のクラスで、授業中に歩き回ったり、

先生に質問しまくったり、授業の進行の妨げになっているような

生徒さんが居たそうです。

ある日、その生徒さんが風邪で休んだ時、

授業は円滑に進んで良かった・・・と思うのかと思ったら、

生徒たちが、その休んだ生徒さんが居なくて淋しいね。。。と

口々に話したそうです。


授業中に邪魔になっている・・・という評価だけだったら、

居なくて良かった・・・になるかも知れません。

でも、その子がいることでクラスに笑いや和みを

生み出しているとしたら?

無くてはならない存在ですよね♪

評価の視点が違うと結果も異なります。


あなたが普段何気なく評価していることに対しても、

別の視点で見てみることもたまには必要かも知れませんね♪(*^-^*)





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。