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緊急時の連絡に学ぶ

2012年12月11日 23時26分11秒 | 社会で学ぶ!

12月7日の金曜日の17時半頃、

研修先の南相馬に向かって運転している最中に

久々に携帯の地震警報が鳴りました。

6号線を南下しているものの、地理のわからないところで

避難しなければならなくなったらどうしたら良いのだろう?

3.11のときにもきっと地元の人以外は

どんなに不安だっただろう・・・と想いをめぐらせました。


どの程度の地震がくるのかわからないので

車を路肩に止めるべきか避難すべきか?

それもわからないので考えていたらすぐ左側にコンビニを見つけたので

まずはその駐車場に車を入れました。

バックで車庫入れしようと思っている間に揺れだしたので、

バックはやめて頭から突っ込むように駐車。

(あとからどんどん車が来るかも知れないし・・・)


車の中で感じた揺れは、まるで遊園地の乗り物にでも乗ってる感じ!!

揺れがおさまってからお店の中に入って様子を見ます。

いくつかの商品が落ちた程度だったようで、

「この辺は津波はどうですか?」と確認し、

大丈夫そうなので6号線を南相馬に向かいます。


南相馬では友人宅にお邪魔する予定でしたので

連絡を取ろうと思ったけれど電話は通じません。

そして立て続けに家族からの心配のメール。

赤信号で止まるたびに携帯メールで

「南相馬に入ったので、もう大丈夫」などと返信するのだけれど

    「相馬に津波警報が出てるからとにかく避難して!」

「大丈夫。津波は来ないみたいだよ」

    「大丈夫だと思わないで、高台に避難して!」

と、避難勧告?のメールが10通以上も届く。

家族にしたら心配なのはわかるけど、

地元の友人からも情報を取りたくてメールを打っているのに

その最中にメールが届くので、

何度もメールを打ち直さないといけなくなる。

ただでさえ、普段携帯メールはやらないので入力に時間がかかるし、

止まってまで打ちたくないので赤信号のときにしか入力できない。


電話はまだ通じない・・・。


またコンビニによって聞いてみる。

「仙台から来たのですが、この辺津波はきますか?」

「津波は大丈夫だと思うけど、それより原発が心配なので

マスクをした方がいいよ」と教えてもらい、

万が一のための避難場所の学校を教えてもらい、

そこからまた友人宅に向かう。


頼りのナビの使い方が悪く、

行きたい場所にナビをしてくれません。


ようやく友人が電話をかけてくれて、無事逢うことができましたが・・・。

出張先などで災害に遭った場合にはどうしたら良いのか?

とても考えさせられました。

津波の可能性のある地域は、逃げる方向と車か徒歩のどちらを

選択すべきか書かれているといいなぁと思いました。

3.11のときは、車で逃げたから助かった方と

車で逃げたから逃げ遅れた方と両方いらっしゃいました。


とっさの判断をどうすべきか?!


また、緊急時にはラジオやワンセグや携帯など

情報を得る手段が限られますから、家族としては心配もわかりますが、

頻繁のメールは逆に命取りになりかねないかも知れないと思いました。


災害を知らないかも知れないので、災害が起きていること、

避難勧告が出で居ればその情報を伝えることは大事ですが、

それ以上のメールは返って妨げになる可能性があることを

学びました。


これからもいつどこで災害に遭うかわかりませんが、

その場合にどうしたら良いか?を

常日頃考えておく必要があると思いました。


運転中に被災することも想定して、

車の中にも毛布と水、多少の食料(おやつ程度でも)

携帯充電器、懐中電灯ぐらいは常備しておくべきと思いました。

可能なら、ダンボールとマジックもあると便利かも知れません。


備えあれば憂いなしです。

備えで一番大切なのは『心構え』なのだと実感する出来事でした。


皆さんは何を備えていますか?