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無用の“謝り過ぎ”は相手を“ワル者”にする?

2012年12月05日 11時24分15秒 | 極和ファシリテーション

「恐れ入りますが・・・」 「申し訳ありませんが・・・」 「悪いけど・・・」

など、何か依頼する前に使う枕詞のようなクッション言葉。

これらには特段謝罪の意味を含んでいないので良いですが、

このような本来謝罪で使うべき言葉を使ってしまうと、

脳の中では「謝っている」と勘違いして、

その後も無意識に謝ってしまう場合があります。


例えば・・・社内で別部署の人に業務を依頼する場合

Aさん「悪いけど〇〇の書類が揃ったら、こちらまで持ってきてもらえるかな?」

Bさん「了解しました。揃ったらお持ちします。」

このあとには何と言えば良いでしょう?

   1番「 〇〇〇・・・・ 」

そして届けてもらったときには何と言えば良いでしょう?

   2番「 〇〇〇・・・ 」


「悪いけど・・・」と言い始めた場合、ついつ依頼した後の1番も

Aさん「悪いね。申し訳ない!」と言ってしまったり、

届けてもらったときの2番の場面でも

「悪いね。申し訳なかったね。」なんて言ってしまう可能性があります。


ですが、このように二度も三度も「悪いね」と言われると

言われている方は、クッション言葉を逸脱して謝られている気分になります。

すると、悪いことをしてもいないのに「謝られている」となると、

何だか自分が相手に対して謝罪を要求してしまっているのか?

という心理状態になりかねません。

それはときとして相手を “謝罪要求している「ワル者」”に

してしまう可能性があるので要注意です。


なので、依頼したあとの1番の場面では

「宜しくお願いします。」とか「頼みます」と言えば良いし、

届けてもらった2番の場面では

「ありがとう」と言えば良いのです。


「感謝」 と 「謝罪」 の言葉の使い間違いは

相手の “不快” を引き出す可能性がありますので

充分気を付けて使いたいですね♪(*^-^*)