気がつくと、ジャック・レモン、ジェームス・スチュアート、あれぇー!
ジョゼフ・コットンもいる。
映画は、「エアポート’77・バミューダからの脱出」(1977年米)だった。
そういえば、一週間前に「大空港」(1970年米)を懐かしく堪能していた。
案内によれば、「エアポート’80」もやるというのだ。
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『エアポート'77』ジャック・レモン、ジェームス・スチュアート。
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『大空港』バート・ランカスター、ディーン・マーティン。
ジャック・レモンが機長をやっている。「大空港」ではディーン・マーティンが
機長をやっている。“呑んだくれ”氏が機長を、“コメディ色の強い俳優”が、
それぞれきちんとしたリーダーである機長を演じておりました。
『大空港』は、1970年公開のアメリカ映画。アーサー・ヘイリーによる同名の小説を原作とする。
エアポートシリーズと呼ばれる4作品の第1作目。オールスターキャストによるパニック映画の元祖
と言われる。いわゆるグランドホテル方式で、それぞれの登場人物にまつわるストーリーが
複雑に交錯する構成となっている。
続編の内容について、アーサー・ヘイリーは直接関わってはいない。
『大空港』はどちらかというと人間ドラマの方に主眼が置かれているが、続編は飛行機を襲う
危機の方に重点が移っており、1970年代のパニック映画ブームの一翼を担って、
次第に内容がエスカレートしていった。
『エアポート'77/バミューダからの脱出』は、エアポートシリーズの第3作目。
ということですが、「大空港」の人々のエピソードが素晴らしい。
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「大空港」のエンドタイトル。
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「エアポート'77」では、ジャンボが海底に着地、引き上げられる。
シリーズといっても、それぞれの登場人物は違っており、ただ一人ジョージ・ケネディ演ずる
ジョー・パトローニのみが4作全てに登場している。役職は毎回異なっている。
彼みたいな“タフガイ”タイプが必要なんだろうか。
おもしろいクジをひいたものだ。
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『ポセイドン・アドベンチャー』が72年に製作されています。この作品で当時パニック映画
(ディザスター・フィルム)と呼ばれるジャンルが確立して、アーウィン・アレンを中心とする
スタッフが、2年後に『タワーリング・インフェルノ』74年を製作する。
本作品は1970年代中盤期のいわゆる、「パニック映画ブーム」の中でも最高傑作と評されている。
『ポセイドン』では、ジーン・ハックマン。
『タワーリング・インフェルノ』では、もう豪華総出演である。
スティーブ・マックイーン、ポール・ニューマンを中心に、ウィリアム・ホールデン、フレッド・アステア、
フェイ・ダナウェイ、ジェニファー・ジョーンズ、ロバート・ワグナー、リチャード・チェンバレン、
ロバート・ヴォーン、O・J・シンプソンなど、豪華な顔ぶれです。
かくて、元気な時代でありました。
“元祖”は、「大空港」だったんですね。