いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

あなたの隣りにクローンが立っている。

2009-01-07 01:44:46 | Weblog



“ドリー”という名前にご記憶がおありか。そう、クローン第1号の羊の名前である。なんと、彼女・ドリーは既に“ポニー”と名づけられた子どもを産んでいるのだ。新聞で親子の写真を見た。一見やさしい写真なのだが、しだいに不気味な気分が立ってきた。(ドリー,Dolly, 1996年7月5日 - 2003年2月14日)(ドリーは6歳で亡くなっている。1999年にはさらに3頭を出産した)(産経新聞SANKEI EXPRESS/2008.10.22.)

ちょっと前になるが、遺伝子のあの螺旋に手を加えて未知の生物を創り出すSFがあった。麦酒を作り出す大きな金属製の器みたいなイメージだと想像したのだが、そこに培養された生物が出現する。形態は明確なイメージはないが、人よりひと回り大きいくらいの、凶暴な生物が誕生する。人を襲い、話は展開する。さらに、さらに、2巻では、その生物軍団と人類の全面対決となる。未知の生物が出現するまでのサスペンスにドキドキしたのを記憶している。若手の作家でタイトルに「螺旋」が使われていたが、忘れてしまった。申し訳ない。

つい最近の新聞だが、アルゼンチンのビオシドゥス社がクローン牛を創り出したそうだ。このクローン牛から採取した牛成長ホルモンが商品になるという。乳牛に投与すればその増量が確保できるというわけだ。
トウモロコシなどの遺伝子操作はもはや日常化していると言われるが、その人体への影響は未だ解明されていない。天候に惑わされない、虫などに強い理想的な発育種を目指し、食料の増産に貢献しようというのだが、品種改良とはこれは次元が違う。

これは1chだったと思うが、アメリカでは、より野性に近い猫、山猫だったり、チータに近い猫が商品化されているという。その会社の幹部が言う、「商品に不都合がある時は商品を交換します」と。いくつかの事故が報告されている。飼い主が死亡する事故だ。ここには、“野性の発現”の実体が解明されていないのだ。
あなたの隣りに宇宙人が立っているというSFがあったが、ヒトは人間のクローンを創り出す欲望に勝てるのだろうか。クローンがあなたの隣りに立つのは、はるかにリアリティがある。その精神面は当然わからないし、想像力もまったくない。






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