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森本稀哲(29歳)はスキンヘッドが目印の元日ハムのプロ野球選手だ。
今は、横浜ベイスターズに所属するプロ野球選手になったばかりである。
1981年(昭和56年)1月31日生まれゆえに、“松坂世代”と呼ばれた
りもする。
(かなり知っていますよね)
「 松坂世代とは、松坂大輔と同学年にあたる1980年4月2日から1981年
4月1日までに生まれた世代の野球選手のことを総称して呼ぶマスコ
ミ語。
フリーエージェント(FA)権の行使を先月した。
この時のニュースを垣間見たのだが(単に見たか)、発言がえらく気に入った。
「今の時点で、自分の才能をどう評価してくれるのか、試してみたい」といった
意味の発言だった。
新聞では、
「 森本は権利を行使しての残留の可能性もあるとした上で『他球団が
どれだけ自分に興味を持ってくれるのかを知りたい。チームの状況
や、その中で自分がどんな仕事をできるのか。条件がいいからと決
めるわけではない』と説明した。
いいでしょう。
わたしは、最近のメジャー入りをやたら言いたがる選手をにがにがしく思って
いるのです。
彼は、帝京高校で1998年に主将、遊撃手として夏の甲子園に出場し、1998年
のドラフトで日本ハムファイターズに4位で指名され入団した。ここで、
幸か不幸か新庄と出会う。
おそらく、彼の秘められた才能が目覚めたんじゃないかと思う(わたしの単
なる推測)。
明るい性格、エンターテイナー的なといった方が正確か。しかし、新庄とは
違うと思う。
彼には、媚びるとか、てらいといったものがない。
(新庄のプロダクションに入ってはいるけど、いたけど?)
プロ野球選手は、概して真面目すぎるのだが、生き方としてどうみられるか
はいろいろだ。
やめたあと、タレントもどきをしている元選手にはゲンナリである(これは
スポーツ選手全体にいえるが)。
『日暮れの里から来た奇妙なスイング男』、
彼のわかりにくいキャッチフレーズもありました。
(彼の実家が西日暮里にある)。
彼は、自分を知ってる。知ろうとしている。
それに、ストレートに明るい。
(ヴィジュアルのようなパフォーマンスは、ちょっと前ですね)
わたしのウチのそばにある河川敷の少年野球が大繁盛だが、
母親たちに妙な欲望が立ち昇っている。煙も見える。