四季・めぐりめぐりて

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企画展「王朝時代のかみさと-『源氏物語』の時代の上里町を考える-」

2024年02月08日 | 企画展・見学会

                          上里町立図書館・郷土資料館 と 企画展展示解説書
上里町立郷土資料館企画展
「王朝時代のかみさと-『源氏物語』の時代の上里町を考える-」
会 期:令和6年1月11日(木)~2月21日(水) ※展示解説書には2月18日までとあります
会 場:上里町立郷土資料館特別展示室 (児玉郡上里町七本木67)
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 上里町内では、これまでに大小合わせて、150か所以上もの遺跡が確認されており、部分的ではありますが現在
まで発掘調査が行われてきました。これら遺跡の調査によって、かつて町に暮らした人々の様子が今、少しづつで
すが明らかになってきています。
 本展は、今から1,000年ほど前の平安時代(744~1192)の人々を特集します。特にこの時期の9世紀~12世紀に
かけては、平安時代の半ばから後半にあたり、歴史学では「王朝時代」とも呼ばれます。
 この頃、上里町はどのような時代で、そこに暮らした人々はどんな日々を過ごしていたのでしょうか。これまで
の調査結果から考えたいと思います。                        上里町立郷土資料館

                                 《あいさつ文から抜粋引用》
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を観覧してきました。

今年のNHK大河ドラマは『光る君へ』であり、この主人公である紫式部が『源氏物語』を書き上げたのも
この時期ですので、この時代に合わせた企画展とも言えるかも知れません。



企画展(特別展)会場  隣は常設展示室


展示室
本企画展は 
 第1章 王朝時代以前のかみさと
  1-1奈良時代から平安時代初めの集落
  1-2王朝以前の集落の特徴
 第2章 王朝時代のかみさと
  2-1王朝以前の遺跡群
  2-2王朝時代とは、どんな時代だったのか 王朝時代の特徴
 第3章 まとめ 王朝時代の以前と以後
から構成されています。
沢山の解説パネル・写真と出土品が展示されており、全部の紹介は無理ですので出土品の一部を紹介させ
ていただきます。



(1)田通(たどおし)遺跡  (2)北稲塚(きたいなづか)遺跡  (3)寺西(てらにし)遺跡  
(4)油免(あぶらめん)遺跡の出土品  



油免(あぶらめん)遺跡の出土品 『甕』(平安時代、8世紀初頭)


北稲塚(きたいなづか)遺跡  出土品


寺西(てらにし)遺跡  出土品


(1)田中西(たなかにし)遺跡  (2)日月(にちげつ)遺跡の出土品  


田中西(たなかにし)遺跡の出土品  


田中西(たなかにし)遺跡の出土品  


日月(にちげつ)遺跡の出土品  


(3)水引塚遺跡  (4)中長(なかおさ)遺跡  (5)長幡部神社周辺出土土器


(5)長幡部神社周辺出土土器


長幡部神社周辺出土土器


『羽釜』 水引塚古墳(大字五明)出土  平安時代、10世紀後半~11世紀頃


出土品諸々


金久保神社旧蔵品等

観覧日:令和6年(2024)2月8日(木)

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