四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

現存4御殿

2013年09月18日 | 城館雑記


『現存4御殿』という呼び方があるかどうかはわかりませんが、現存する天守が12基に対して、現存する御殿は更に少なく4つしかありません。
ここにいう現存の定義は、天守同様に「江戸時代またはそれ以前に建設されて現在まで存在する御殿」ということになるでしょう。
この4つの現存御殿のうち、ふたつが「本丸御殿」、もうふたつが「二の丸御殿」です。  
  
冒頭の写真は、「高知城」(高知県高知市)の「本丸御殿」ですが、高知城は現存天守12城のうち、
御殿も現存するのはこの高知城だけであり、天守と御殿とはつながっているという特色もあります。   
  




もう一つの本丸御殿は、「川越城」(埼玉県川越市)の本丸御殿ですが、全部が残っているわけでなく一部が現存しています。
川越城に関しては、これ以外の建造物が残っておらずさびしい限りです。  




世界遺産(世界文化遺産)「二条城」(京都市)にある「二の丸御殿」。大政奉還が行われた場所であることは有名でありますね。
正式名称は、「元離宮二条城」。
この二条城を訪れた最後は、12年前、平成13年(2001)2月のことで、写真もこの1枚しか残っていません。
また、御殿内は撮影禁止ですので撮りたくもとれません。この時頂いたパンフレットの写真を使わせていただきました。




 もう一つの二の丸御殿は「掛川城」(静岡県掛川市)にあります。
 この掛川城には天守がありますが、これは近年復元(木造)されたものです。

 以上、城、御殿等に関する史実等には触れずに紹介させていただきました(これ以上の手抜きはないでしょう)

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