四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

スポット展「北武蔵の鎌倉武士」

2022年01月28日 | 企画展・見学会


スポット展「北武蔵の鎌倉武士」

会 期:令和4年1月18日(火)~9月23日(金・祝) 
会 場:埼玉県立嵐山史跡の博物館 展示室
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 鎌倉時代は、源頼朝によって初めて東日本を基盤とする武家政権が成立した時代です。鎌倉時代初期には畠山
重忠や比企能員など北武蔵地域を本拠とした鎌倉武士たちが平氏追討や奥州征伐で活躍し、頼朝の武家政権成立
に大きく貢献しました。
 埼玉県内には鎌倉武士の館跡や、鎌倉武士ゆかりの寺院・遺跡が多く所在しており、鎌倉武士の館やその周辺
遺跡の発掘調査では、武士に関わる遺構や遺物が出土しています。これらの出土品を展示するとともに、畠山重
忠・比企能員などのゆかりの地を写真パネルで紹介します。   (嵐山史跡の博物館HPより)

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を観覧してきました。




嵐山史跡の博物館入口(搦手口)の幟です
普段ですと「埼玉県立嵐山史跡の博物館」と染め抜かれた幟だけですが、今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で
は、比企地域に所縁の武士が登場すると言うことから比企地域9市町村と比企地域の各種関係団体は、大河ドラマ
「鎌倉殿の13人」の放映を契機として『大河ドラマ「鎌倉殿の13人」比企市町村推進協議会』を立ち上げました
が、その協議会作成の「比企一族と武蔵武士」の幟。更に、嵐山町観光協会作成の「畠山重忠」の幟が並んでい
ます。





嵐山史跡の博物館入口横の壁に吊るされた大きな懸垂幕は
 芝居絵「[壇浦兜軍記(景清・重忠・阿古屋と娘の人丸)]」

(しばいえ「[だんのうらかぶとぐんき(かげきよ・しげただ・あこやとむすめのひとまる)]」
を懸垂幕にしたようです。嵐山史跡の博物館には何度も行っていますが、この懸垂幕を見たのは初めてです。
中央に描かれているのが畠山重忠で、画中では「秩父庄司重忠」と書かれています。
この芝居絵の木版画は嵐山史跡の博物館所蔵とのこと





常設展示(畠山重忠・秩父平氏の本拠・国指定史跡比企城館群跡・供養と埋葬)を一通り見学してから、スポッ
ト展「北武蔵の鎌倉武士」のコーナーへ
このスポット展では、鎌倉武士の館やその周辺遺跡の発掘調査での出土品を展示と、畠山重忠・比企氏・小代氏
ゆかりの地を写真パネルが展示されています。
行っていないのは鎌倉市の畠山重忠邸跡、妙本寺、比企一族の墓くらいで、あとは県内ですので発掘場所を覗い
て全て行った所でした。





常設展示は過去にも何度か見ていますし(但し頭に入っていませんが)、スポット展も特段目新しいものはあり
ませんでした。
正直、目的はスポット展は二の次で、展示観覧者へのこの記念品(木製チャーム かクリアファイル いずれか1
点)だったかもしれません。先着順ですから・・・


見学日:令和4年(2022)1月18日(火)