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四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

鬼太鼓座 in 和紙フェス2022

2022年11月19日 | まつり・イベント


埼玉県唯一の村・東秩父村の【道の駅和紙の里ひがしちちぶ】を会場にして11月19日(土)・20日
(日)開催の「和紙フェス2022in東秩父」で19日(土)のみ出演の
  『鬼太鼓座』(おんでこざ)
の和太鼓演奏を見学してきました。
鬼太鼓座は、1971年に結成された日本で最初のプロ創作和太鼓集団で、現在は東秩父村を本拠地と
して活動し、世界各国で公演を行っています。
令和元年11月9日(土)に皇居前広場で行われた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」の第2部
祝賀式典でオープニング振れ太鼓をこの鬼太鼓座が行いました。




鬼太鼓座の演奏が行われる前の和紙の里ひがしちちぶの中庭の模様
緑色のテントがあるところは武蔵野美術大学の学生による、和紙を用いたアート作品制作
鬼太鼓座もTシャツやDVD等の販売ブースを出していました




中庭の植え込みに建立されている【太鼓の森】の標柱
鬼太鼓座とは直接関係ないのですが、一般財団法人日本太鼓協会がこの地を『太鼓の森』づくりに
最もふさわしいとして欅の苗木を植樹したようです。
太鼓の胴は「欅」(ケヤキ)で、欅の古名は「槻」(ツキ)と言い、この東秩父には槻という名の
ある槻川という場所があった等のことからのようです。
詳細は日本太鼓協会のHPの【太鼓の森づくり】を参照してください。
「一般財団法人 日本太鼓協会 太鼓の森づくり TAIKO NO MORI」




中庭に大小幾つもの太鼓が並べられました




鬼太鼓座の座員による演奏の前に観客に太鼓が開放されました。
初めは銘々に敲いていましたが、途中から座員の方が色々な敲き方の見本を示し、皆さんそれに合
わせて敲きました。






鬼太鼓座員による演奏です  すごい迫力です










ここで敲いているのは「撥(バチ)」ではなく竹製の「布団たたき」です。
撥は点を敲きますが、布団たたきですと面を敲きますので、撥とは違った音が出ます。
しかし、今は樹脂製のものばかりになってしまったので竹製の布団たたきが手に入らず、壊れても
補充が出来ずにいるとのことです。






やはり「布団たたき」で敲いています。






令和元年(2019)9月23日(月)に放送されたテレビ朝日の【帰れマンデー】バスサンド「埼玉県
唯一の村“東秩父村”」超ヌルヌル美肌温泉を目指す!の一場面です。
バス停から歩いて飲食店を探していたところ建物を発見、ガンバレルーヤの「よしこ」ちゃんが飲
食店かどうか確認に行ったところ・・・

※余談ですが、この回の【帰れマンデー』には今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場した
”アサシン”の善児こと梶原善さんもいました。




そこは飲食店ではなく『鬼太鼓座』の合宿所でした・・・旧東秩父村立西小学校白石分校の校舎
鬼太鼓座はここを拠点として活動しています




冒頭にも記したよう天皇陛下即位の祭典にも出ました。但しこの映像の写真は祭典の時のものでは
ありません。祭典の時はふんどし一丁の姿です。公演においても然り。




これがその祭典の時の映像の写真です(テレ東NEWSより)

話が逸れてしまったようです・・・

見学日:令和4年(2022)11月19日(土)

第32回 さいたま太鼓まつり(3)

2022年11月09日 | まつり・イベント


第32回さいたま太鼓まつり

日時:2022年11月6日(日) 10:00~15:00 
会場:埼玉県農林公園野外ステージ (深谷市本田 旧・川本町)
主催:埼玉太鼓まつり実行委員

を見学してきました。
太鼓9団体・踊り1団体の計10団体の出演がありました。
この(3)では出演順8~10の後半の3団体の紹介です。
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武蔵流龍神太鼓(むさしりゅうりゅうじんたいこ)  鶴ヶ島市

昭和56年(1981)に発足。同会が所在する鶴 ヶ島市「脚折地区Jで、 4年 に一度行われる伝統行事
である『脚折雨乞』( 国選択無形民俗文化財)の 御神体 “龍神"から「武蔵流龍神太鼓」 と命名さ
れた。





























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和太鼓 燈(わだいこと もしび)  越生町

2020年11月、武蔵越生高等学校和太鼓部「青龍」のOB・OG若手数名によって発足。越生町を拠点
とし活動中。本当に和太鼓が好きなんですね!













       

       

       









       

       

       

       

       



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重忠太鼓保存会(しげただだいこほぞんかい)  深谷市

昭和63年(1988)4月、地元川本町(現在は深谷市)で発足。武蔵武士の鑑と謳われた畠山重忠は
川本町畠山の生まれ。地元の英雄畠山重忠公の名を戴き重忠太鼓保存会と命名。重忠の生涯を太鼓
で表現しています
源 頼朝の御家人としていつも先陣を任されていましたが、この太鼓まつりの於いてはこれまた重
要な後陣《しんがり》を務めました。























       





       

       

       





                                     《おわり》

第32回 さいたま太鼓まつり(2)

2022年11月08日 | まつり・イベント


第32回さいたま太鼓まつり

日時:2022年11月6日(日) 10:00~15:00 
会場:埼玉県農林公園野外ステージ (深谷市本田 旧・川本町)
主催:埼玉太鼓まつり実行委員

を見学してきました。
太鼓9団体・踊り1団体の計10団体の出演がありました。
この(2)では出演順5~7の3団体の紹介です。
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熊谷陣屋太鼓保存会(くまがやじんやだいこほぞんかい)  熊谷市

創立は昭和50年(1975)で、熊谷市内に残る陣屋跡にちなんで名づけられた。











       

       



       



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川本重忠節踊り同好会(かわもとしげただぶしおどりどうこうかい)  深谷市

『重忠節』は「坂東武士の鑑」と称された畠山重忠を詠っており、作詞は当時の埼玉県知事畑和
(はたやわら)で三橋美智也が歌唱している。畠山重忠の出身地である旧・川本町時代からの同好会

♪ 国は武蔵の 畠山 武者と生まれて 描く虹 剛勇かおる 重忠に いざ鎌倉の ときいたる
          (『重忠節』一番の歌詞です  最後まで聴くとジーンときちゃいます) 













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武蔵越生高等学校和太鼓部「青龍」(むさしおごせこうとうがっこうわだいこぶ「せいりゅう」)越生町

「青龍」は、昭和62年(1987)創部36年目の伝統ある高等学校の和太鼓部で現部員は36代目
通算9度の全国高等学校総合文化祭出場の実績をはじめ、各方面で演奏活動を行っています。



























      







      








 




                                     《つづく》

第32回 さいたま太鼓まつり(1)

2022年11月07日 | まつり・イベント


第32回さいたま太鼓まつり

日時:2022年11月6日(日) 10:00~15:00 
会場:埼玉県農林公園野外ステージ (深谷市本田 旧・川本町)
主催:埼玉太鼓まつり実行委員

を見学してきました。
「埼玉県農林公園秋まつり」の催しのひとつとして開催されたもので、コロナの影響で3年ぶりの
開催とのことで、太鼓9団体・踊り1団体の計10団体の出演がありました。
ここでは出演順に!~4団体を紹介します。
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和太鼓集団 麗(わだいこしゅうだん れい)  熊谷市

旧・江南町を拠点とする和太鼓集団で小学生から70代まで幅広く活動しています。





















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川越ふじ太鼓(かわごえふじたいこ)  川越市

川越市内の保育園職員と卒園児で1993年に創立。幼児・小学生の「和太鼓教室」として始まった。
現在は幼児・小学生・中学生・成人クラスに分かれています。















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和太鼓鼕 翔華 ~蓮~(わだいこどう しょうか れん)  寄居町

埼玉県大里郡寄居町を基にして、少数精鋭で埼玉県北部を中心に活動しているとしいる。



















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双鼓~niko~(にこ)  さいたま市

女性5人で構成される太鼓グループ。さいたま市を中心に活動している。



















                                     《つづく》

第30回ときがわもみし太鼓まつり

2022年10月17日 | まつり・イベント


埼玉県芸術文化祭2022地域文化事業
第30回ときがわもみし太鼓まつり

日時:2022年10月16日(日) 11:00~14:00 (開場:10:00 10:30~10:55 開会行事)
会場:ときがわ町 玉川トレーニングセンター
主催:埼玉県 埼玉県教育委員会 ときがわ町 ときがわ町教育委員会 他

に行ってきました。

この『ときがわもみし太鼓まつり』は、旧玉川村地内の雀川砂防ダム公園を会場にして『玉川もみじ太鼓
まつり』の名称で開催されていましたが、旧都幾川村との合併により「ときがわ町」となった後は『とき
がわもみし太鼓まつり』と名称が変ったものです。また、会場は10年ほど前から現在の会場に移りました
が、一昨年、昨年とコロナの影響で中止となったため3年ぶりの開催となりました。
今年の参加団体は下記の通りですが、以前は10団体以上の参加がありました。





まつり・イベントには主催者、来賓の挨拶が付きものですから・・・

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1番太鼓  玉川陣屋太鼓(たまがわじんやたいこ)  ときがわ町





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第1打奏  一ト市祭り囃子保存会(ひといちまつりばやしほぞんかい)  ときがわ町












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第2打奏  小江戸川越 和太鼓 響(こえどかわごえ わだいこ ひびき)  川越市











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第3打奏  重忠太鼓保存会(しげただたいこほぞんかい)  深谷市












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第4打奏  武蔵流東松山太鼓(むさしりゅうひがしまつやたいこ)  東松山市

















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第5打奏  伊奈町綾瀬太鼓(いなまちあやせたいこ)  伊奈町











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第6打奏  川越ふじ太鼓(かわごえふじたいこ)  川越市










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第7打奏  武蔵駒王太鼓(むさしこまおうたいこ)  嵐山町










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見学日:令和4年(2022)10月16日(日)

第61回寄居北條まつり

2022年10月09日 | まつり・イベント


今から遡ること432年前の天正18年(1590)、豊臣秀吉の指示によって小田原攻めが始まった。本城であ
る小田原城は10数万余の兵に囲まれ、支城は次々と落とされていった。
北條氏邦の鉢形城も同年5月13日、豊臣方の前田利家・上杉景勝ら北国勢50000に包囲され、鉢形勢は城兵
3500をもって籠城したが、1か月後の同年6月14日、城兵・領民の助命を条件に開城し、氏邦は前田利家の
預かりの身となり、金沢の地で没した。
そんな豊臣軍と鉢形勢の攻防戦を再現した戦国絵巻「第61回寄居北條まつり」が開催されましたので見学
してきました。

今年の大河ドラマは、中世前期である鎌倉時代の北条氏を中心とした「鎌倉殿の13人」を放映中(残りわ
ずかとなりましたが)
そしてここにいう北條とは約400年を経た中世後期の戦国時代末期に活躍した北條氏です。

実はこの寄居北條まつりはコロナ禍に影響を受け、一昨年・昨年と中止になり今回は3年ぶりの開催となり
ました。それも本来なら鉢形城が攻められた5月に開催されるところを規模を縮小して10月に延長しての開
催でした。





鉢形城笹曲輪跡に建つ「寄居北條まつり」の看板と幟




ここ何年かは寄居駅付近を出発地として市街地を行軍(パレード)し、攻防戦が行われる玉淀河原
に向いましたが、今年は荒川沿いにある「雀宮公園」から出発し、玉淀親水遊歩道を歩いて直接玉
淀河原という行程となり、騎馬もありません。  雀宮公園・・・七代目松本幸四郎別邸跡地




雀宮公園駐車場です。ここから出発して公園内を抜けて荒川沿いに設けられた玉淀親水遊歩道へと
行軍  




太子様駐車場では「北條 食の陣」(飲食店ブース、イベントブース)が開かれていました。
以前は、小田原三兄弟として姉妹都市を締結している小田原市、八王子市を始め、寄居町外のブー
スも沢山あったのですが、今年は町内のお店等に限定されていたようです。




「北條 食の陣」から玉淀河原へ向かいました。舞台では巻藁を切る居合演武が行われていました




雀宮公園を出発した武将、足軽隊がやってきました
寄居北條まつりの主役である北条氏邦隊です。寄居町町議団で編成され氏邦役は議長です。
以前、議長が女性であった年は副議長が氏邦役を務めたこともあります。




小田原北条手作り甲冑隊の皆さん  後北条氏の本城は小田原城




八王子市から八王子城北条氏照隊の皆さん




所沢市から滝の城隊  北条氏照の持ち城で八王子城の支城




Honda埼玉隊は初めての参加?
数年前に寄居町・小川町にホンダの工場が出来て稼働している関係か




JAふかや隊の皆さん
この他にも色々な軍団がありましたが載せきれません




行軍してきた軍団は舞台に上がり、大将が勝鬨を「えい えい おー」と




太鼓の演奏は「武蔵流東松山太鼓」の皆さん




舞台に友好都市や近隣市町村、鉄道会社等のお偉いさん方が登壇




町議会長らによる点火式 ちょっと戸惑っていましたがどうにかスイッチを押せたようです
その瞬間背後の鉢形城本末跡あたりから花火が上がりました




「ご注進 ご注進」と伝令が飛んできました どうやら豊臣軍が攻めてきたようです
実はこの伝令のシーンはとんだハプニングがありまして・・・




豊臣軍との合戦に先立ち「三献の儀」 長柄所役は鉢形城三鱗会のおねえさん




いよいよ攻防戦が始まりましたが、私がいた場所からは舞台が邪魔をしてほとんど見えません。
見学できる場所に変化があったのかもしれません。以前とは雰囲気が違っていましたから・・・




ということで、攻防戦はあきらめて早々と撤収してきました

見学日:令和4年(2022)10月9日(日)

11月23日は 深谷ねぎらいの日

2021年11月23日 | まつり・イベント


11月23日は『勤労感謝の日』です。『深谷ねぎ』の産地として有名な深谷市では、『勤労感謝の日』の
この日を大切な人へ労い(“ねぎ”らい)の気持ちを込めて『深谷ねぎ』を贈る取り組みを平成30年(20
18)から始め『深谷ねぎらいの日』としました。『ねぎらいの日』は、令和3年(2020)から一般社団法
人日本記念日協会に記念日登録され、日本全国のねぎ産地でもそれぞれのスタイルで『ねぎらいの日』を
展開しているようです。
そんな『ねぎらいの日』のイベント「葱来市(ねぎらいいち)」が行われた【道の駅おかべ】(深谷市岡
・旧大里郡岡部町)へ行ってきました。




『深谷ねぎ』を扱っているブース




ラッピングされた『深谷ねぎ』を購入




ねぎを真っ黒に焼いています・・・カルソッツです
もともとスペインのカタルーニャ地方で、冬から春にかけて食べられる季節限定料理のこと。
“カルソッツ(Calçots)”というねぎを直火で真っ黒に焼い て、.ロメスコソースをつけて食べるのが一般的.とのこと。





このとおり真っ黒に焼けています




黒く焼けた部分を剥がして齧ります・・・甘~い




道の駅おかべの農産物直売センターで購入した深谷ねぎとイベントのブースで購入した深谷ねぎ




ラッピングが綺麗なのでアップで・・・

そうそう。「道の駅おかべ」に行くと真っ先に食べる「ねぎフライ」今回も真っ先に食べました。
あと「深谷ねぎ団子」も・・・

訪問日:令和3年(2021)11月23日(火・祝)

道の駅おかべ「味来さんぽ~旬の味来 味わい巡り~」

2021年06月13日 | まつり・イベント


深谷市(旧・大里郡岡部町)の「道の駅 おかべ」までとうもろこしを食べに行ってきました。
「道の駅 おかべ」では、2021年6月1日~7月11日の間、同駅主催による「~ふかや味来まつり~」
を開催中。
そして、6月12日(土)・13日(日) は【道の駅おかべで旬を迎えたとうもろこし味来を満喫しよう‼】
ということで「味来さんぽ~旬の味来 味わい巡り~」を開催とのことでしたので・・・
※味来 ・・・とうもろこしの品種名



情報センターの前がイベント会場になっています




とうもろこしの前にまずは道の駅おかべに行く度に食べる「深谷ねぎフライ」を




「深谷ねぎフライ」




とうもろこし第1弾は 味来【冷製スープ」で




味来【冷製スープ」
とうもろこしのほかに白ねぎも入っていました




味来【炭火焼き】を注文




味来【炭火焼き】 甘かったです

このほかにも味来を使ったものが何点かあったのですがこの2点だけを食しました




【深谷ねぎだんご】 深谷ねぎ料理選手権グランプリ
団子ーねぎー団子ーねぎー  という具合です  これは家で食べました




とうもろこし畑です
旧岡部町地内はとうもろこし畑だらけでした

深谷市と言えば「深谷ねぎ」があまりにも有名で「とうもろこし味来」も全国有数の生産地にも
関わらず知られていません(私が知らないだけか)
深谷ねぎは旧の深谷市が中心地 味来は旧の岡部町が中心地です。

食した日:令和3年(2021)6月12日(土)

回顧 第23回 和紙の里文化フェスティバル2008(埼玉県東秩父村)

2020年05月16日 | まつり・イベント


本来なら、本日5月16日(土)と明日17日(日)の2日間にわたり、埼玉県で唯一の村である東秩
父村の「和紙の里」を会場として、『第35回和紙の里文化フェスティバル』が開催される予定でし
た。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、各地のイベント・まつり等が中止になった
ように本フェスティバルも中止となってしまいました。

今年はどんな催しが予定されていたかまでは分りませんが、毎年、美術展・文化財展や、村内や近
隣の或いは遠方の愛好会等による太鼓演奏、よさこい、書道パフォーマンスなどなど毎年趣向を凝
らした催しが行われています。近年においては、国内有数の和太鼓集団『鬼太鼓座』(おんでこざ)
が、東秩父村に合宿所を有することから、村の行事にも積極的に参加しており、今回の和紙の里文
化フェスティバルが催行されていれば参加して、見事なパフォーマンスを見せてくれたかもしれま
せん。

ということで、今年は中止になってしまいましたので、干支が一回り前の平成20年(2008)5月17
日(土)・18日(日)に行われた『第23回和紙の里文化フェスティバル』のうち、17日を見学して
おりますので、その時の写真を何枚か紹介したいと思います。




彫刻の森の展望台から『和紙の里』(正式名称は「東秩父村和紙の里」)全景を
この平成20年(2008)当時はまだ「道の駅」登録にはなっておらず、約8年半後の平成28年(2016)
10月30日(日)に、埼玉県20番の道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」としてオープンしました。
更に、この道の駅としてのオープンに併せて、同村安戸地内にあったJA東秩父農産物直販所・フー
ドコートも移転新築して新たにオープンしています。
また、東秩父村のマスコットキャラクター『わしのちゃん』(本名:槻川わしの)が誕生したのは
平成22年(2010)10月10日のことですから、この『第23回和紙の里文化フェスティバル』には当
然のことながら姿を見せておりません。




中庭の一画に設けられた『村内ふるさと市』




『東秩父村文化財展』会場の【伝承館】




そば処「すきふね和紙の里」




庭園の一部




村内奥沢地内から移築された茅葺屋根の『細川紙紙漉き家屋』(県指定有形民俗文化財)
ここもお茶席として使われていました




内手自治会太鼓愛好会




落合太鼓愛好会




比企広域消防音楽隊 
東秩父村は秩父郡に属しているものの、広域行政においては秩父地方ではなく隣接する比企郡の自
治体とともに比企広域市町村圏組合を構成し、比企圏域に属しており、消防も比企広域消防に属し、
小川消防署東秩父分署を持つ。そんな関係から音楽隊は東秩父村の催しではよく演奏しています。




大分暑い日であったことから木陰に入って演奏を聴いたり見たりする方が多数




3B体操   ところで「3B体操」ってなに?




木陰を求めて
右側の2階建ての建物は「研修会館」 実行委員会本部や「和紙の里創作美術展」の会場




浅間神社獅子舞保存会 (村内大内沢 浅間神社)




浅間神社獅子舞
村内には、浅間神社の獅子舞のほかにも 萩平の獅子舞(字萩平 八幡山神社) 朝日根の獅子舞
(字朝日根 八幡神社)があり、年ごとに交代で参加しているようです。




沖縄音楽エイサー「きらく会」




舞台から降りて中庭いっぱいに広がって




同上
どちらからお越しいただいたのは分りませんが、それなりに名の通ったグループのようです。




コント山口君と竹田君
この日のメインはこのお二人のコントだったかもしれませんね。
山口君はお隣小川町の出身ですので、そんな縁からの出演のようでした。
このころは既にコンビでの活動よりも個々での活動が多くなっていたように感じますが・・・




くりぃむしちゅー(有田哲平・上田晋也)は、このコント山口君と竹田君の元付き人で弟子。
彼らの旧コンビ名である「海砂利水魚」の名付け親でもあるが、このコンビ名である「海砂利水魚」
を「くりぃむしちゅー」に変えてしまったのがウッチャンナンチャンの内村光良だ。




大内沢太鼓愛好会




『和紙の里』近くの畑に咲いていた「ポピー」

回顧 寄居北條まつり2009(埼玉県寄居町)

2020年05月10日 | まつり・イベント


今から遡ること430年前の天正18年(1590)、豊臣秀吉の指示によって小田原攻めが始まった。
本城である小田原城は10数万余の兵に囲まれ、支城は次々と落とされていった。
北條氏邦の鉢形城も同年5月13日、豊臣方の前田利家・上杉景勝ら北国勢35000(その後、加勢を
得て50000)に包囲され、鉢形勢は城兵3500をもって籠城したが、1か月後の同年6月14日、城兵・
領民の助命を条件に開城し、氏邦は前田利家の預かりの身となり、金沢の地で没した。

そんな豊臣軍と鉢形勢の攻防戦を再現した戦国絵巻「第59回寄居北條まつり」が、本日である令和
2年(2020)5月10日(日)に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの拡散防止の観点から中止と
なってしまいました。

このため、見学記を載せたくも祭り自体が存在しませんので、「第59回寄居北條まつり」の代わり
に、11年前の平成21年(2009)4月12日(日)に開催された「第48回寄居北條まつり」の様子を紹
介してみたいと思います。




「第48回寄居北條まつり」が開催された当時は、鉢形城公園(鉢形城跡三ノ曲輪・伝秩父曲輪)で
出陣式・アトラクションが行われていました。
写真は、三ノ曲輪や二ノ曲輪などに集まった出陣式前の武者や見学者




三ノ曲輪・伝秩父曲輪に備えられた大砲
柵の向こうは絶壁で、下を荒川が流れるまさに天然の要害




秩父曲輪から見下ろす玉淀河原 攻防戦が行われる場所




まつりを盛り上げる陣太鼓
3組の太鼓チームが参加していましたが、これは「北條陣太鼓」




「重忠太鼓保存会」と「武蔵流東松山太鼓」
重忠・・・武蔵武士の鑑と言われる「畠山重忠」は、お隣川本町(現深谷市)の出身
北條氏邦が活躍した時代よりだいぶ前の平安末期から鎌倉期初頭に活躍した武士ですから、氏邦と
時間を共有したことはありませんが。




この武士団は「寄居町議会」




武士団が集結してきました
この頃は先頭の幟も統一されてなく、団体名。企業名等が入ったものが大方を占め、形状もまちま
ちでした。




「小田原城馬廻衆」  北条氏の本城小田原城がある小田原市からの応援




伝諏訪曲輪と呼ばれる角馬出跡の諏訪神社社務所前で出陣までのひと時を




出陣式の前に舞台上や舞台前で色々なアトラクションが行われていました




剣道連盟隊の「寄居十六騎」と白抜きされた真紅の旗指物が恰好いいですね
豊臣軍と氏邦軍との和睦の橋渡しをした正龍寺の和尚さんの姿もありますが、どの方か分りますか




出陣式のために舞台前に集結していきます




舞台に登壇した各隊の大将と旗持ち 前列には現代の武将たち(各自治体などのお偉方たち)




勢揃いした武士団




出陣式を終えた武士団は、本曲輪前の道路から荒川に架かる正喜橋を渡って寄居町の市内に入りパ
レード(行軍)し、攻防戦の会場となる玉淀河原に向いました。

鉢形城公園で出陣式・アトラクションが行われたのは翌年2010年の第49回までで、翌々年2011年の
第50回は、東日本大震災が起きたことから北條まつりは秋の10月に2日間にわたり行われ、前夜祭は
鉢形城公園で行われた。
2011年の第51回から、攻防戦が行われる玉淀河原で出陣式が行われた後、市内をパレードして再び
玉淀河原に戻って攻防戦が行われるようになった。
更に、その後は寄居駅前のソースカツ丼で有名な今井屋の前から出発し、市内をパレードして玉淀
河原に至り攻防戦を繰り広げるという今の形になり、パレードの距離がだいぶ減ってきています。




「小田原ちょうちん踊り」  北条氏の本城小田原城がある小田原市からの応援




「小田原ちょうちん踊り」




初代北条早雲 二代北条氏綱隊 三代北条氏康 四代北条氏政 五代北條氏直の北条五代




鉢形城主北条氏邦室 大福御前




上州の「箕輪城隊」 北条氏邦が城主を勤めたことのある城




保育園児による「ちびっ子忍者隊」
小田原市の「北条五代まつり」で言うところの「風魔小太郎隊」に相当か




「乙姫ちゃん隊」
鉢形城の内堀であった深沢川にあったとされる四十八釜(すがま)にまつわる民話。いわゆる「竜
宮伝説」から商工会青年部が創り出したキャラクターが“乙姫ちゃん”




攻防戦が繰り広げられる玉淀河原




攻防戦を観ようとする見物客でいっぱいです




鉢形城公園から市内をパレード(行軍)してきた武士団が続々と玉淀河原に入ってきます
鉢形城主北条氏邦隊




北條五代も到着




模範演武  一般の参加者ではなく所謂プロの方のようです




大砲①




大砲②  対岸の崖下には北条氏邦軍 




大砲③ 火炎をと言いたいのですが煙しか撮れません で・し・た




豊臣方の前田軍




攻防戦①




攻防戦②




攻防戦③




全員が攻防戦に参加したわけではありません  
格好良く表現すると後方支援部隊もいます  早い話が見学部隊




戦い終えて・・・

来年2021年は無事に開催されることを願っています 
中止となった「第59回」は、中止として記録に残し、「第60回」として・・・