山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

焼岳

2021-11-29 07:35:31 | 登山

(昨日は疲れたので早く休みました)

先週の蝶ヶ岳は雪が少なかったが、焼岳はドカ雪?

中の湯の人が言うには三日間降っていて、今朝まで降っていた と。

中の湯の裏のショートカット道から歩き出します。すでに先行者のトレースあり。

 

雪は多い。途中で林道横を通りますがこの先のショートカット道も急で大変そう。林道を歩きます、

夏場の駐車場の登山口からは別のトレースも加わっています。

結構雪は深く九十九折の登山道も登に大変。

 

空は青空、枝には雪がたっぷり。途中で後続三人組に追い抜かれました。

 

ようやく森林限界を抜けそう。あの正面のコルを目指すのですが・・

 

先を行く人が見えました。

 

追い越していった三人組に追いつきました。さらに先には4人組が見えますが、スピードが遅い?

 

 

近づくと、先頭は雪が深くラッセル中です。ここで集団が一つになりました。合計八人。

 

前の若者たちがラッセルを交代でしています。特に若い女性二人がすごく頑張っていました。

 


コルまでもう少し。噴煙が見えます。

 

コルからの眺め。異様な岩峰。奥には笠ヶ岳。

 

噴煙の後ろが焼岳北峰

 

北峰に基部を巻いていきます。

 

かなりイヤらしい岩道を登ります。

 

山頂は風はいくらかありますが、展望はすこぶる良好、バックは穂高や槍。

山頂標識もエビのしっぽで読めません。

八人の寄せ集め集団(今日の登山者は我々だけ)が一緒に山頂に立て健闘を喜び合いました。

 

周囲の景色も良く見えます。中央アルプス、南アルプス、甲斐駒の奥には富士山も。白山も見えました・・

 

帰路、山頂直下の下りは神経を使いました。コルからの登って来た斜面の眺め。トレースが見えます。奥は中央アルプス、乗鞍。

 

樹林帯に入ると枝の雪は氷ついています。

 

 


なかなかシビレル雪の焼岳登山でした。