山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

転付越え、大井川東俣釣行   8  1996,8,12-16

2007-12-10 22:02:29 | Weblog
 転付越え、大井川東俣釣行   8  1996,8,12-16


 今日は1日釣り三昧だ。3人連れはテントから出て河原に途方に暮れたように突っ立っている。

声もかけずに近くの流れで竿を出すがアタリはない。新蛇抜沢のカーブを過ぎると(ここからいつも釣れ出すが)やはり来る。

なかなかの良型だ。どうも瀬尻にいるようだが、2番目の大淵では5匹も来た。後は適当に釣上がるがビクはかなり重たい。

 昼前になると雨足はかなり強くなり大木の下でまたもやソーメンとビール。

時折陽も射すが雨の方が多い。再び釣上がり、滝の沢も過ぎた。

今日でもう大井川での釣りも終わり、明日は帰るのかと思うと型の良い納得のいく釣りをして終わりにしようと思い、
どんどん奥まで詰め大滝にまでたどり着く。途中何度かバラシもあったが上々の釣果だ。

 魚の腹を割く。白子と卵はあらかじめ用意しておいた塩辛用タッパーに入れる。昨日はメスが多かったが今日は雄が多い。

ざーっと数えると40匹ぐらい。後は一目散に河原や林の中を駆け下る。4時半には小屋に着くとあの3人組がいた。

転付越え、大井川東俣釣行   7   1996,8,12-16

2007-12-10 21:59:24 | Weblog
 転付越え、大井川東俣釣行   7   1996,8,12-16

3時半には池の沢に戻り、魚を捌く。卵はどんぶり用に、身は3枚に下ろす。

4時には小屋に入るが、誰もいなくて薄気味悪く、入口近くに陣取る。

 夕食には予て考えていたイワナの卵ドンブリ。後は刺し身にイワナ汁。7時前には寝つく。夜はトタン屋根を打つ雨足が強い。

 14日、5時には目を覚まし、イワナ茶漬けにイワナ汁、塩昆布も少し加えた朝飯だ。雨の中6時には小屋を出る。

転付越え、大井川東俣釣行   6,6   1996,8,12-16

2007-12-10 21:55:54 | Weblog
転付越え、大井川東俣釣行   6,6   1996,8,12-16

腹も好いたので流れの傍でいつものソーメンかきこむ。大きな鉄筋コンクリート造りの橋が最後で車道は終わり、後は川通しに行く。
広河原の手前は大きな落ち込みも有るが広河原は全くのチャラ瀬、しかし林の中の小さな流れの中にもイワナが泳いでいる。

 ここをやり過ごし池の沢から本格的に竿を出す。瀬尻で良型が2匹・・ふと林の方を見ると、人影が見える。
近づいていくと河原で3人休んでいる。空模様も怪しくなってきたし、話し相手に小屋に泊まらないかと聞くが、
どうも小屋の場所を知らないらしく、テントに泊まると言う。
 
小屋まで行かず林の近くにザックを置き、釣具をもって流れに向かう。魚は淵にはいなくて全くの瀬にいる。
尺物を含め7匹を追加。全てメスだった。