AKB48の旅

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「ここがロドスだ、ここで跳べ! Type A」 MV

2015年01月22日 | AKB
「ここがロドスだ、ここで跳べ!」Type AのDVDに収録されてるのは、AKB48のチーム曲。以下、例によってMVとしての短評など。

「従順なSlave」
今回のチーム曲、唯一のシネスコサイズ。記憶は当てにならないけど、これまでもチームAだけシネスコサイズだったような。映像的には黒潰れ気味で、メイクも濃いめで差別化されてないため、各メンバーの弁別がちょっと難しい感じ。誰かが突出することもないとは言えると思うけど。

「初めてのドライブ」
こちらは逆に白トビ風味。横山チームKの特徴と言っては身も蓋もないけど、松井Jさん、山本さんの存在感が突出してしまってる。映像の構成的もそのまんまに忠実な作りと言って良いんだろう。

「ロンリネスクラブ」
彩度が低めな絵作り。こうして「従順なSlave」「初めてのドライブ」と順番に見てくると、今回のMVの隠れテーマが、彩度と明度を操作することなのかとか考えたくなる。いや、MVだけじゃないな。ジャケットも白黒。付属のブックレットの写真も白黒。生写真も白黒。これはもうコンセプトと見ても間違いないんじゃないか。

「目を開けたままのファーストキス」
一転して、彩度とかを意図的に操作する感じではない絵作り。学校を背景に制服風の衣装で踊る。リップシンクとかはないけど、上記の流れで見て来ると、なんかすごく普通のMVを見てる気にさせられてしまう。と思ってたら、後半に恐らくは合成だと思うけど、深紅の床と壁が現れた。これも広義の彩度弄り?

「47の素敵な街へ」
単なる個人的な好みと言ってしまえばそれまでだけど、これは素敵なMV。コンセプトが他とはまったく違う感じで、露骨な彩度や輝度の操作とかはほぼない。「人生ゲーム」風のセットを背景に、リップシンク中心の作りで、チーム8メンバー全員に光が当たってる。

もちろん曲自体がそういう目的で作られてるというのはあるんだろう。実際、間奏部分で47都道府県名とともに全員が紹介される演出が標準で入ってる。それでもメンバーが映ってる時間には微妙なランク付けがあるようで、時間とか計ってるわけではないけど、中野郁海さんが特別にフィーチャーされてると見ても、そんなに間違いではないだろう。

いずれにせよ、「制服の羽根」ともども、チーム8への力の入れ様は明らかなように思う。そこは大スポンサー様の存在が大きいとも取れるけど、果たしてそれだけなのか。

「Reborn」
女子高の漫画同好会という設定。雑誌「りぼん」が名指しされてるのは、単純に「Reborn」のダジャレなのか、それとも何か別に意味とかあるのかな。曲調とか含めて、どことなく「ぐぐたすの空」を彷彿とさせる。