首里に「山城(やまぐすく)まんじゅう」という百数十年の歴史を持つお饅頭屋さんがあると知ったのは昨年の沖縄旅行の後でした。
美味しそうなあんこを半透明な薄い皮が取り巻いている素朴なお饅頭。
一日に作れるのは400個、売り切れたら閉店とか。
思えば、なんどもお店の前を通っていたハズでした。。。
今度は必ず!定休日もチェックして午前中に行ってみました。
しかし、戸口には貼られていたのは閉店のお知らせでした。
ガ~ン。
龍潭通りの整備事業に関わる事情のようです。
確かに通りの歩道を広げる工事が所々行われています。
建築中の建物もアイボリーの壁に赤瓦でイメージが統一されているようです。
数年後には綺麗な街並みにすっかり姿を変えるのかもしれません。
でも…お饅頭やさんが閉店していたから言うのではありませんが
無責任な旅行者としては、古くて何となくまとまりが無くても、この街に暮らす人の気配が伺える通りが残っているのも良いのではないかなぁ、と思ったりしてしまいます。
未だ予定は立っていないようですが、いつかまたお店が再開された時にはぜひ食べに行こうと思います。
上手く写真に撮れなかったのですが、手前のガラス窓の向こうに飾られた大きなざるがとてもいい色をしていました。きっとこのざるにお饅頭を乗せて蒸し上げていたのでしょう。本当に素敵でした。
傷心のまま(苦笑)一日歩いていたら、予期せぬお饅頭との出会いがありました。
前出の榮用窯さんへ向かう途中、「ぎぼまんじゅう」と書かれた小さな黄色い札を幾つも目にしたのです。
電柱の上の方とか、道沿いの家の壁など、もうそれはそれは沢山の数です!
シーサー作りを見学した帰りに、気になって辿ってみる事にしました。
しかし、行けども行けども静かな住宅地でそれらしい姿はありません。
諦めて引き返そうかと考え出したその時、「ぎぼまんじゅう この先200M」の大きな看板を発見。
ならばと気を取り直して更に、そしてかなり!歩いた所にお店がありました。(200Mというのは絶対間違いだと思います)
歩いている途中で、何かの記事に「ぎぼまんじゅう」が紹介されていたのを思い出しました。
確か…文字が書いてあるお饅頭だったような?
こちらが「首里名物 ぎぼまんじゅう」です。
手の平いっぱいの大きなお饅頭で、ふかふかの皮はちょっと肉まんに似ていました。
お店に入るとすぐに湯気を上げている白いお饅頭が目に飛び込んできます。
「二つください」と言うと、おばさんがニンマリとして「文字書く?」と聞いてくれます。お願いするとすぐさま、ササッと筆で赤い「の」の字を書いて月桃の葉で包んでくれました。
私は見逃してしまったのですが、夫の話によるとお饅頭を二つ並べて八の字を書くように一筆で二つの「の」の字を書かれたそうです。どうりで目にも止まらぬ早さでした。
この「の」の字はお祝い事の時の「のし」を意味していて、法事用には白いまま使われているそうです。
ショウガ科の草花である月桃の葉の香りがとても良い、あったか~いお饅頭でした。
美味しそうなあんこを半透明な薄い皮が取り巻いている素朴なお饅頭。
一日に作れるのは400個、売り切れたら閉店とか。
思えば、なんどもお店の前を通っていたハズでした。。。
今度は必ず!定休日もチェックして午前中に行ってみました。
しかし、戸口には貼られていたのは閉店のお知らせでした。
ガ~ン。
龍潭通りの整備事業に関わる事情のようです。
確かに通りの歩道を広げる工事が所々行われています。
建築中の建物もアイボリーの壁に赤瓦でイメージが統一されているようです。
数年後には綺麗な街並みにすっかり姿を変えるのかもしれません。
でも…お饅頭やさんが閉店していたから言うのではありませんが
無責任な旅行者としては、古くて何となくまとまりが無くても、この街に暮らす人の気配が伺える通りが残っているのも良いのではないかなぁ、と思ったりしてしまいます。
未だ予定は立っていないようですが、いつかまたお店が再開された時にはぜひ食べに行こうと思います。
上手く写真に撮れなかったのですが、手前のガラス窓の向こうに飾られた大きなざるがとてもいい色をしていました。きっとこのざるにお饅頭を乗せて蒸し上げていたのでしょう。本当に素敵でした。
傷心のまま(苦笑)一日歩いていたら、予期せぬお饅頭との出会いがありました。
前出の榮用窯さんへ向かう途中、「ぎぼまんじゅう」と書かれた小さな黄色い札を幾つも目にしたのです。
電柱の上の方とか、道沿いの家の壁など、もうそれはそれは沢山の数です!
シーサー作りを見学した帰りに、気になって辿ってみる事にしました。
しかし、行けども行けども静かな住宅地でそれらしい姿はありません。
諦めて引き返そうかと考え出したその時、「ぎぼまんじゅう この先200M」の大きな看板を発見。
ならばと気を取り直して更に、そしてかなり!歩いた所にお店がありました。(200Mというのは絶対間違いだと思います)
歩いている途中で、何かの記事に「ぎぼまんじゅう」が紹介されていたのを思い出しました。
確か…文字が書いてあるお饅頭だったような?
こちらが「首里名物 ぎぼまんじゅう」です。
手の平いっぱいの大きなお饅頭で、ふかふかの皮はちょっと肉まんに似ていました。
お店に入るとすぐに湯気を上げている白いお饅頭が目に飛び込んできます。
「二つください」と言うと、おばさんがニンマリとして「文字書く?」と聞いてくれます。お願いするとすぐさま、ササッと筆で赤い「の」の字を書いて月桃の葉で包んでくれました。
私は見逃してしまったのですが、夫の話によるとお饅頭を二つ並べて八の字を書くように一筆で二つの「の」の字を書かれたそうです。どうりで目にも止まらぬ早さでした。
この「の」の字はお祝い事の時の「のし」を意味していて、法事用には白いまま使われているそうです。
ショウガ科の草花である月桃の葉の香りがとても良い、あったか~いお饅頭でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます