まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

工房見学①*四月の沖縄

2006年05月02日 | 沖縄
首里城の周りには染織に関係した工房が数多くあります。
前回の旅では店舗と仕事場が隣接しているお店に行きましたが、実際に作業をされている所を見ることが出来ませんでした。
今回は事前に工房へ問い合わせをして『城間びんがた工房』へ伺いました。
龍潭(りゅうたん)通りを進んで、山川交差点を渡るとうっそうとした緑の中に「しろまびんがた」の看板が見えます。

坂を下りきって、緑の中を回り込んだところに分厚い木戸が見えてきました。
木戸の外から声をかけてもどこからも返事が無いので、思い切って中へ<ドキドキ。>
案内板を発見して、ホッ。奥深いです。。。



工房の入り口では染め上がった反物の糊落しをされている方が一人。
隣へどうぞと案内された板の間の部屋では10人余りの職人さんが黙々と染めの仕事をされていました。その半数以上の方々が(男女とも)とても若い方であるのに驚きます。

細筆で色をさし、すかざず刷り込刷毛で色をぼかして行く手の動き。
繰り返し繰り返し、少しづつ進められていく仕事。
どこからかラジオの声が静かに流れて来る他は何も聞こえない、
穏やかだけど一筋ピーンとした緊張感が通っている現場の空気を味わいました。


山川交差点近くにある『アトリエ藍』
素敵なオーナーさんのお店でした。そしてお店の前の歩道にこの猫の家族が総勢10匹(くらい)思い思いにくつろいでました。分りにくいのですが、後ろの植木鉢の中には黒い子猫が寝ています。
親猫は突然の携帯電話の音にちょっと警戒モードデス




儀保駅に向かう途中で発見。思わず足が止まりました。
木を呑込もうとしている?街路樹(赤木でしょうか…)
いったい、どんな事情があったのか?とにかく凄いです!




*トップの写真は首里城と龍潭(りゅうたん)池*

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