まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

冬の日

2008年01月15日 | 暮らし
久しぶりに隣町の、『モッコウバラのお宅』にお邪魔しました。
ご主人が少しづつ手を入れているお庭は、大きな木の枝が払われ、随分さっぱりした様子。
意外な程がっしりした黒い幹の梅が、短い枝先にうっすらと白い蕾を付けていたり。
花もない、冬のお庭は少し寂しさを感じるような、時間が止まっているような景色だけれど、確実に次なる季節に向かってエネルギーが動いている!
そんな事を感じながらボーっと外を眺めていたら、お汁粉が出てきました。
きめ細かいお餅は、年末にこの庭でついた自家製!と聞いてびっくり。
毎年我が家がお世話になっているお米屋さんのお餅より、きめ細かくて美味でした。
私が2~3歳の頃までは、実家でも年末は家族でお餅をついていたのですが(かすかな記憶…)もう、今となっては自家製のお持ちのお味などすっかり忘れておりました。すばらしい~

*夢中で食べてしまった為、写真がありません。。。

夏は日よけに瓢箪を植えられたそうで。
たった一つ生った実はちゃんとお酒を入れる器に仕立てられていました。
(これも写真ありません。)
瓢箪の中を腐らせる過程はさぞ大変なのだろうと思ったら、今はいいものがあるそうで、全く悪臭が起こらずに瓢箪がつくれるのだそうです。
そして、瓢箪と同じように作ったのが↑のへちま。
一つ頂いてきました。

そう言えば、以前頂いたすりこぎには、瓢箪の飾りがついていました。妙なご縁です(笑)


帰り道、自家製の梅干とへちまを手に
そうだ今日の空を撮らなくては、と見上げると
柿の木に残された実が、シワシワになって赤い色を凝縮させていて。
鳥たちが盛んについばんでいるのでした。
(この写真では全くわかりませんが、柿の実に鶯がとまっています。たぶん鶯です。)

この季節にありがたい赤い柿の実。
気持ちの中にも同じように、小さくてほっこりと暖かいものを頂いて帰る。
今日のできごとデシタ。