保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

【大阪】高石市 浜寺公園の車両たち

2013-10-19 13:08:00 | 大阪・兵庫

場所:大阪府高石市羽衣公園丁1-1 浜寺公園交通遊園
保存車両:D51-469、阪堺モ130
(2013年10月13日訪問)

浜寺公園内の交通遊園に保存されている車両たちです。交通遊園は9~17時までの開園なので、それ以外の時間は見学出来ません。


D51-469は、紀伊田辺に長く配置され活躍した機関車です。外観は極々標準のD51であり、鉄道模型で製品化や模型化されるのもこのタイプが一番多いのではないかと思います。


屋外で屋根のない展示ですが、きれいな状態が維持されています。


阪堺電気軌道のモ130です。この車両は、元は大阪市電モ1694として1929(昭和4)年に製造された電車です。その後、南海を経て阪堺で活躍しましたが、2000(平成12)年に廃車されました。


ここに置かれた当初は水色の車体でしたが、2008~2011年の間に緑色に塗り直されました。その際に車体にあった番号は消えています。


正面からの様子。軌間は1435㎜ですが、それに比して車体は細く見えます。どこかどっしりとした感じです。

これらの車両が置かれてい場所ですが、広い浜寺公園の南側にあります。鉄道で訪れる場合は、浜寺公園駅(南海)よりも東羽衣(JR)、羽衣(南海)、伽羅橋(南海)の方が近いです。
浜寺公園の公式サイトです。訪問の際は開園時間や休園日をご確認ください。
http://www.osaka-park.or.jp/rinkai/hamadera/main.html

【大阪】大阪市 大阪城公園のC58

2013-10-15 18:25:00 | 大阪・兵庫

場所:大阪府大阪市中央区大阪城3-1 パルク御両OSAKA(レストハウスつどい)
保存車両:C58-66
(2013年10月9日訪問)

大阪城公園の一角にあるSLです。かなり広い公園ですが、JR大阪城公園から徒歩5分程のレストハウスで保存されています。
ショーケースのようなガラス張りの建物の中で保存されています。画像は建物の外から撮影したものですが、レストラン内からは車体の反対側も観察できるようです。
訪問当日はレストランが休業していたため外からのみ見学可能でした。


このC58-66の特徴は、デフレクターにツバメマークが付いていることです。奈良や亀山に配置されていた時期が多く、おそらく奈良区で取り付けられたものと思います(奈良区には、D51にも鹿マーク、カモメマークなど装飾を付けた車両が複数いました)。


証拠写真程度でしかありませんが、側面ナンバープレートです。
保存状態としては最高ランクですが、撮影や観察は難しいのが難点です。

【大阪】大阪市 東淡路南公園のEH10

2013-10-13 21:37:00 | 大阪・兵庫

場所:大阪府大阪市東淀川区東淡路2丁目5 東淡路南公園
保存車両:EH10-61
(2013年10月9日訪問)

阪急京都線(千里線)淡路駅から徒歩10分程の場所に保存されている車両です。この東淡路南公園の周囲は住宅街で、まるで迷路のように路地が入り組んでいるので初めて訪れる方は捜索が大変かと思います。


EH10電気機関車について、浅学な私の説明は不要でしょう。1954~1957年の間に64両が製作された、国鉄最大(最強ではない)の電気機関車です。現在保存されているのはこの61号機のみとなっています。


車両は屋根付きで保存され、周囲は高い柵で完全にガードされています。大変貴重な車両ですのでこのような保存方法はやむを得ないのかもしれませんが、間近で観察や計測などが出来ないのが残念です。

【大阪】貝塚市 水間観音駅のクハ553

2013-10-12 11:35:00 | 大阪・兵庫

場所:大阪府貝塚市水間 水間鉄道水間観音駅
保存車両:水間鉄道クハ553
(2013年10月10日訪問)

水間鉄道の終点、水間観音駅に保存されている車両です。
この車両は南海電鉄モハ1240(モハ1201形)を、南海で廃車後に水間鉄道が譲り受けたものです。当初はモハ(クモハ)でしたが後にクハに改造されました。1990年に廃車され水間観音駅で保存されています。


現在の保存車にはパンタグラフが付いていますが、これは現役当時からこの状態だったのか、保存に際してモハへ復元したためなのか不明です。
塗装は水間鉄道旧塗装(譲渡された直後の塗装)になっていますが、以前はクリ―ム地に青と赤の帯が入る新塗装で置かれたいました。2007~2011年の間に変更されたようです。


この車両が置かれている場所の奥に、水間鉄道の車庫があります。
画像を撮影している場所は公道か敷地か良く分からない場所ですが、車庫の部分は明らかに鉄道施設ですので立ち入りは絶対にしないでください。