幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

 先入観を失くして

2010-05-11 00:33:27 | Weblog

 
 
 あなたに贈る
 
 
 きれいな部屋、埃ひとつない
 
 透明な身体
 
 こわれそうな視界
 
 
 的確に
 
 ケシの花の香りと伴に
 
 視透おせる
 
 
 超能力
 
 
 ぎりぎりの選択
 
 
 生きることは
 
 もっともシンプルであるべきだ
 
 
 語ることは
 
 最小限であるべきだ
 
 
 望むことは
 
 たったひとつであるべきだ