本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

宿題

2007-10-10 22:35:43 | 住職の活動日記
 昼からは、毎月のしらぬい荘です。

こちらのお年よりもなかなか侮れません。

まあ、お年よりだからなんて、手を抜くとすぐ見透かされてしまいます。

きっちり、はまって、話したときは少しだけ手がなります。


 そして今日は大変な宿題を頂きました。    

理事長さん、施設長さん、生活相談室長さんとお三方より

「 老人ホームでの看取り…『 最後 』 を迎える環境 」

と言う取り組みの一貫として職員研修をしてほしいというご依頼です。

「 生と死 」 というようなことにつて話して欲しいということです。

『 はい、わかりました  』 と軽く引き受けたものの、

これから、このことをずっと頭において、考えていかねばなりません。


 私にとって 『 お説教 』 は 話す前と話した後の方が自分にとっては

最高の時間なのです。
 
 話す前は、いろんなことを頭の中で組み立てたり、こわしたり、と結構楽しく面白い時

でもあります。話し終わった後、お話できなかったことが頭の中に浮かんできて、そのこ

とを考え直すのも、なるほどと、頷き直すのも楽しい時間でもあります。

 肝心の、お説教のときは少少上がり気味で、あわててしまう所もあり、自分では充分で

ないと少し不満足なのですが、

 最近は、居直って、出たとこ勝負! ということでやっております。

が、自分の宿題として  なければなりません。
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法事 フランス料理

2007-10-10 21:08:02 | 住職の活動日記
 法事をお宅で済ませ、ホテルへ移動。

今日のお斎はホテルで 『 フランス料理 』 のようです。 

ちゃんと席に名前の札が置いてあります。

  ( 年齢に関係なく、法事のときはお坊さんが主役のようですから、

    一番上座に据えられます。)

 よく見ると、両隣は会長さまのようです。エッエッ!と思いながらも

しかし、いろいろ話に花が咲きました。

 ということは、あまり料理の方が手付かず、という状態で、

そうこうしてるうち、次の予定もあり、   完食には至らず、

おいしい料理に少しだけ舌づつみを打ちました。

 とても良い素材で、和風とフランス風?を取り入れたような、

大変手の込んだ見事な料理でした。

 会長さまのお兄さんのご法事ということもあり、しんみりと

人生のことについて語り合えたことは何よりでした。
コメント (2)
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