市販されている灯篭型濾過器はモーターで水を巻き上げる方式の為循環する水の量を変えることができません
そして一つのモーターで一台だけしか回せませんからランニングコストも高くなります。
その上に一台一台が結構高いです
その点僕が作ってる濾過器は濾過システム自体は同じですが水を上げるのが空気なので空気を送るバルブの開閉加減でどのようにも水量を変えることができます
例えば一台の浄化槽用エアーポンプの60リットル型(一万円前後)があれば・・・6台位の濾過器が運転できますからランニングコストは非常に安いです。
でもこの様な装置を思いつく人が居ないのか・・どこにも売られていません
作り方ですが・・・僕は大谷錦鯉店でサランロックと言う30ミリの濾過マット(1×2メートル)を一枚一万円程で買いました。(切ったのも売っている)
それを適当な大きさに切って・・・50ミリの塩ビ排水管に二重に巻き付けて糸で止めています
ここでは寝かしてるけど・・・両端の白い押さえは二枚セットになってる100円ショップで買った卓上水切りです。
芯の50ミリ塩ビパイプはドリルにこの様な刃先を付けて沢山の穴を開けて綺麗に掃除して差し込みます
最後にエアーチューブの先にストーンと呼ばれる泡にする砥石の様なのを差し込んで・・・パイプの中に入れます
これでエアーを送ると・・・見る見るうちに汚れた水が透明になります。
このサイズで製作材料代は全て込みで一つ当たり2000円位になります。
その効果は驚くばかりで一トンの濁り水が数時間で飲めると感じる程透明になります
誰もが信じられないという位、市販の灯篭型濾過器の10倍以上に早く綺麗になりますが・・・目詰まりも早いので普通一か月に一度は引き揚げて洗ってやる必要があります(汚れがあまり次々発生しない場合はもっと長く洗わなくて良い)
三枚目の写真の30センチ幅の濾過器だと二トン水槽で一か月位で洗うのが適当と思います
ただ物理濾過は完璧ですが・・・生物濾過の方は汚れが多いと間に合いませんから様子を見ながら適当な時期に洗ってやる必要があると思います。
水槽に応じてどのように小さくも大きくも出来ますから・・・100リットルの水槽でもこれの小型を自作する価値は十分あると思いますので試してみてください
今日の僕は・・・昨日に続いて今日も水槽のシステム大幅変更しています
朝一番に那賀川の河原に行って二番目の水槽の底に敷く砂利をとってきて、それを洗って水槽の底に入れたら昼ごはんでした。
その後アップした写真にある50ミリの塩ビのパイプに穴を開けて(一本に70から120個の穴を開けるので結構大変)・・・他にも3本作ったら・・・
鯉友F氏より電話があって・・・それが長電話になってしまい今日はここまで
でも後二日あれば何とかシステム変更は終了します。
この濾過器を一番水槽に二個、二番水槽に三個、三番水槽に二個取り付けたら・・・
そしてエアーを水が透明になる最少量を送ると・・・物理浄化だけでなく生物浄化も間に合うかもしれないと・・・期待しています。
それが出来たら・・・半永久的に大丈夫となるので・・・半年の旅も安心して出かけられます
底に敷いた砂利も含め・・・何とかなりそうな予感なんですが・・・