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outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

奄美大島おでん宴会

2018年05月12日 22時56分12秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

とりあえず沖縄を目指してる我々なんですが、、、、

奄美大島に根がはえた様に動きません

 

しかし今回はクルー(せんいん)ですから船長の言う事には絶対服従なんです。

その船長が極めて女好きですから予定はあって無い様な具合になっています。

しかしもう酔いが回って来て書けません。

おでんの下準備(量にビックリでしょ。でもこれは一部です。

)

 

弾きなが叩きながら揺すりながら奏で歌うのは弥生ちゃん。

足の指まで奏でています。

しかしそれだけでなく母親になってしまった元女も加わり楽しい夜でした。

あかん、もうねる

 

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奄美大島の休日

2018年05月11日 21時43分15秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

やはり随分暖かいと感じる奄美大島です。

港を出てすぐの所に「大島紬(つむぎ)」の関係の大きなビルが有りますが昔の様に大島紬も売れないだろうと心配してしまいます。

そんな奄美大島ですが島の人達は非常に親切で何かを聞くと気の毒な位対処してくれます。

「奄美大島の民謡あったよなぁ」と着いた時に僕が言ったけど、誰も思い出せませんでした。

しかしそれはずっと気になっていたんですが、、、

先程ブログを書き始めて品川さんに「おおしぃまそぉだぁち」ってあったよなぁと言うと「田端義夫じゃ」と言ってインターネットで奄美大島の演歌「島育ち」をかけてくれました。

僕が民謡と思ってたのはこの歌だったと分かったんですが昔の歌はスローだからそんな風に感じてしまったのでしょう。

しかし昔を思い出してくれる良い歌ですね。

と言っても「そんな歌知らん」と言う人も半数以上でしょうね。

「赤いそてつの実も熟れる頃 加那も年頃 加那も年頃 大島育ち」

そんな歌詞だったんです。

さて加那がいてもかなり高齢でしょうからもう少し若い熟れた女性を探そうと品川氏が堤防の端で楽器を奏でながら歌ってる女性発見。

僕も外に出て、当然近藤氏も出て見てたんですが、明日のおでんパーティーに招待して是非とも歌を聞きたいと僕が言うと、それではと近藤氏が出動してヨットに連れて来ました。

少し話を聞くとインドの音楽だそうで明日の夜に来てヨットで歌を聞かせてくれる事に成りました。

そんなんで明日はそんな写真もアップしたいと思います。

このように書くと遊んでる様に感じるかも知れませんが、ここに来る航海で壊れたミズン(後ろのマスト)のシート(ロープ)2つを止めてるアイを付け替える作業をしたり、出港準備に水を運んだり、燃料を補給したりと結構働きました。

外れて落ちた状態

 取り付け完了

水運び(僕と二人でしました。)

 

品川氏は買い出しにでていました

体調はまだ戻ってなくてもう少し休息が必要と判断しました。

そんなんで明日は元気を取り戻す為に近藤氏得意の誰もが認める旨いおでんで宴会をします。

 

 

 

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奄美海上保安部は大馬鹿集団

2018年05月10日 21時17分49秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

昨日から今日とマハリンを囲む海上は結構な波と風でした。

出港した頃は15ノット位の風で小型船には厳しいながらもイルカが沢山来てくれてそれなりだったんです。

オマケに昨日の夕方から晴天の予報が前も見えない程の雨が入港まで続きました。

今航海で初めての「洗礼」を受けたと言えるのかもしれません。

僕は一応14年間世界中の海を航海してきて居ますから、この程度は何度もあったしもっともっと酷い海も航海してますが、久しぶりの日本近海の四方八方から押し寄せる波の悪さと風に、改めて日本の海はヨットには不向きと感じました。

ヨット歴は15年程あっても外洋経験が少ない二人は僕でも途中から「もう勘弁してよ」と思った位ですから随分苦しかったと思います。

そして名瀬港に入ってモヤイを取り、カッパの中はパンツまで冷や汗と雨と被った潮水でびちょびちょなのを脱いで、とりあえず着替えたけれど横になるソファーも濡れてしまってるけれど、堪らず横になって一時間僕眠り、洗濯して風呂に入って出港以来そこらにあるカロリーメイトやパン、お菓子しか食べてなかったので人間らしい物を買ってきて食べようと出掛け始めたら、、、

世界で最低のコーストガード(海上保安官)が来て船籍証を見せろと言い、挙げ句にこれはマレーシア政府で発行したものに間違いないかとまで聞く。

早朝の雨の中を入港してきたら普通のコーストガードなら昨夜の風の強さや波の高さを知っていて、普通の頭があって少し考えれば小型ヨットがどれ程揺れて、眠ることも食べる事も出来ず疲れ果てて入港してる事は解るはずです。

試しに夕べこの沖がどの位の風が吹いていたか知ってるかと聞くと「ふいていたようですね」と言うだけでどれだけ吹いていたかを誰も全く把握していない。

こんな馬鹿なコーストガードは世界で日本だけです。

僕が世界的60ヶ国回ってコーストガードに風を聞いて即座に答えが返って来なかった事はありません。

日本の海上保安庁は安全を守る事は忘れて、国民の為に何をしなければならないかも考える能力がないから、する事がわからず暇で困って、日本にしかない天下り機関が作った船検証を見せろとか免許証を見せろと、個人の貴重な時間を奪う本当にどうしようもない奄美の海上保安官逹です。

そんな要らんことをする間があるならこんな天気が悪い時はいつでも出動できる状態で待機していたらいいのです。

お願いだから死にかけてるほど疲れてる船長や乗組員の自由を奪い予定を狂わす事をしないで欲しいのです。

小型ヨットの場合、風や波を見て非常に慎重に動いていますから一時間の邪魔で台風シーズンになって計画が来年まで一年ずれてしまう事もあります。

はっきり言って馬鹿の相手をしてる暇は無いのです。

どうか日本中の海上保安官の皆さん、奄美の狂った保安官逹の様な事をせず世界のコーストガードのように、常識ある行動をお願い致します。

何をしたら良いのか分からないなら聞きに来たら世界中で見てきたコーストガード逹の話をしてあげますから。

と言う様に今日は疲れているのに馬鹿に邪魔をされ非常に気分が悪いです。

それでこのようなブログに成りました。

コインランドリーで着ていた全てを洗濯

ヨットは奄美大島名瀬港の漁港に停めています。

 

 

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大雨の屋久島

2018年05月08日 18時58分37秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

屋久島は島全体が山の集まりでぐるっと海辺に僅かに平地がある島です。

海にこの様な島があると大抵どこも非常に雨が多く降り緑が濃い木が良く育つ様です。

そんな屋久島に日本百名山の宮之浦岳があるんですが、この山は普通一泊2日掛かります。(二泊三泊のコースもある)日本中から多くの人達が登りに来ても2日とも晴天である事は少ない山で、視界が無かったり雨に合う確率が高いです。

僕らは2005年5月7、8日に登ったんですが数日鹿児島で天気待ちしたお陰で晴天に恵まれた登山でした。

しかし昨日も今日も雨の中を下山してきてフェリーや高速船で帰って行く登山者を大勢見かけました。

そんな中僕らの今日はほとんどの時間をヨットから出られず閉じ込められていました。

その上に非常に暑いので裸ですから鬱陶しい事です。

雨が小降りの隙を見てそれぞれが好き勝手に傘をさして散歩に出ましたがこんな日が何日も続いたら皆ストレスで爆発すると思います。

キャンピングカーの旅でも雨に閉じ込められるとストレスになりますが、キャンピングカーなら移動出来ますがヨットは濡れますし、雨の時は風も強く移動は困難ですから、、、ヨットのクルージングはここでも他のものより厳しいです。

幸い明日には雨も上がり、出港出来そうな予報ですから朝は5時に出港。

黒潮を横切って奄美大島に着くのは順調なら明後日の夕方です。

250キロ余りの距離なんですが35時間以上掛かります。

ほんまにヨットはスピードがないですね。

そんなんで明日のブログは電波が届かない可能性が高いです。

また明後日も場合によってはまだ洋上の可能性があります。

そんなあてにならないのもヨットですから余り心配しないで下さい。

 

 

 

 

 

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屋久島で待機休息

2018年05月07日 20時05分28秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

徳島を4月21日に出港してすでに17日が過ぎましたが、まだまだ海に慣れてないので三人とも疲れがたまっています。

だから時々にある天気待ちの日は休息できるので嬉しくもあります。

そんな屋久島の今日は、、、

7時まで全員横になっていました。

最高齢の僕か起き出して漁協に行くと運よく組合の人が来たので水をお願いして

全員でポリ缶を持って水を貰って補充。

その後遅い朝食を食べてコインランドリーへ。

約一時間待って乾燥まで終わってからスーパーで明後日の食料の買い出し。

と言うのは今日と明日の食材はあるけれど、明日は大雨の予報で買いに来れないかもしれないからです。(車もないから色々考えてるんです)

ヨットに戻って昼飯を食べ終わると雨が降ったり止んだりしてるのに品川氏はランニングに出発。

近藤氏は風呂探しと言う名目の女探しに?

僕は余りの暑さにパンツだけになってヨットで本を読んでいました。

数時間して品川氏は雨宿りしながらだけど楽しかったと帰って来ました。

その後しばらくして近藤氏はゲストの若い女性を連れて帰ってきたので僕らは慌てて服やズボンを履いて迎え、一緒に一杯飲んで夕食も一緒に食べてくれて久しぶりにマハリンの船内を華やかにしてくれました。

写真も一緒に写したんですが、、、

勿体ないので顔も大腿部もアップしません。

さてどうもこの辺りは梅雨入りしたようです。

明日も雨だし予報では次々雨マークが見えていますので思うようには進めません。

ヨットはキャンピングカーと違って先々の計画が天気任せですから、、、大変です。

 

 

 

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今航海のテーマ

2018年05月06日 19時29分12秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

今回徳島港を出港して2ヶ月の間に台湾まで行くヨットの航海は今年定年退職したばかりのキャプテン近藤氏と定年後子供がまだ学生で卒業まで天下りしていて今年二度目の退職をした品川氏の二人と退職生活が30年近い僕の三人です。

二人とは35年以上の付き合いでダイビング、ヨットと遊んでますからどちらの家族も全員僕を知っています。

そんな退職したばかりの二人と2ヶ月一緒に狭い船内で寝起きを共にし、厳しい航海にも共に絶えると言う時間を持つ事になったから、この短い2ヶ月の期間に退職生活を有意義に楽しく失敗なく生きる方法を身に付けて欲しいと、僕の様々な経験から失敗例も含め実践しながら航海したいと考えました。

それは先ず、今まで働いて来た長い間プラス生活を送ってましたから、これがマイナス生活に変わります。

収入は年金だけになりますから激減します。

今まで通りの気分でお金を使うと「休日ばかり」でもありますから、使い過ぎてパンクします。

だから「予算を決めなさい」とこれは今までのブログに数え切れない程書いて来た事ですが一年間に使える予算を年金などの収入と預貯金を生きれそうな年齢迄の年数で割り算すれば使える金額は出ます。

そしてその決めた予算で一年間を過ごせば良い訳なんですが、金額が今までから比べると少ないので異常にケチになったり、不安になったりしてはいけないので今回僕が主導で予算を勝手に決めて見本を示す積もりで実行しています。

だから少し普通のクルージングとは違う面も多いと思いますのでその積もりで読んで下さい。

先ず食費他生活費の予算は2ヶ月間で一人10万円ですから1ヶ月五万円になります。

これで全食事、おやつ、飲み物、風呂、洗濯、観光、等を補います。

だから港に着いたらタクシーを呼んで温泉に行き、料理屋で一杯飲んで食事もしてまたタクシーでヨットに戻って寝るだけ等と言うクルージングにはなりません。

近くの歩いて行ける所に安い温泉があれば行くけれど、なければヨットでシャワーを浴びます。

それも2ヶ月で台湾まで行かなければならないので忙しく水を運ぶのが大変だから2日に一度だけです。

ただクルージングする人は1日二食が多いのですが僕らはしっかり3食食べています。(朝はパンだけど昼と夜はご飯を炊いています。)

それも毎回しっかりした野菜も豊富でバランスもとれてる専業主婦が作る家庭と変わらない位の肴と食事になっています。

まあ今はまだ新退職者の二人には戸惑いもあるようですが、2ヶ月が終わる頃にはどんな予算でも楽しく過ごせる様になってると思います。

さて今朝も種子島を5時に出港して屋久島には昼過ぎに到着しました。

今朝の朝日は種子島から昇りました

明るくなって釣り糸を流すとすぐにハガツオが釣れました

屋久島の漁港に係船

昼食の後すぐに夕食の煮込みの下準備を少しして散歩がてらにスーパーへ。

二時間程して戻り、刺身で飲み初めました。(片身です)

昨日と違って脂はそんなに乗ってませんが味が変わって新たな美味しさです。

メインは豚足の煮込み。

昼から何度も火を入れたのでコラーゲンプリプリのとろとろでちょっとそこらでは食べられない味になってました。

原価は400円ですけど。

明日から雨の様で休息日となります。

 

 

 

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種子島上陸

2018年05月05日 18時49分41秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

九州の南の端に近いロケット発射場でもある内之浦の漁港をまだ暗い4時に出港。

奥深い漁港から都井岬の灯台の灯りを目標に進んで湾を出て進路を種子島に向けてしばらくして綺麗な360度の朝焼けの後に神々しい日の出を見ました

明るくなって来るとロケット発射台や大型レーダーもはっきりして来ました

潮の流れと風に影響されて東に流されるので船首を屋久島に向けて進み、やっと種子島の北端に着けました。

屋久島の西之表港の入り口の灯台もやロケット型をしています。

到着してすぐ僕は道中で釣れたスマカツオ二匹を料理。

近藤氏が種子島は鉄砲だと三人で「鉄砲館」に。

しかし近藤氏は鉄砲はほとんど見ずに鉄砲館のスタッフの若い男か女かは書かないけれど話す事が真の目的のようでもありました。

その後スーパーに行って骨付きソーセージや豚足、パンを明日の食料に買いヨットに戻ってスマカツオを刺身にしはじめると、、、

これは滅多に無いほどの脂の乗りで「下りガツオ」を超えてると思った通りの極旨カツオでした。

それで今日は白ワインを少し多目に頂き良い調子です。

話は変わって今日はマハリンに乗ってる三人の船酔い加減について書きます。

半月も毎日ヨットで寝泊まりしながら航海してるから慣れて船酔いなどしないと思うかも知れませんが船酔いはします。

ただ吐いたりするような事はありませんが今のところ僕が一番弱くて走ってる時に船内に入って何かをすると言うのは難しいです。

歳を取ると鈍くなるように思うのですが順応に手間どってる感じです。

次に弱いのが近藤氏で走ってる時にも船内で作業できるんですがしばらくしてたら気分が悪くなったり、荒れてる時は船内で作業は出来ません。

一番強いのが弓削商船高専出身の品川氏で徳島出港以来一度も船酔いしませんから洋上での朝食、昼食作りの七割近くを担ってくれています。

僕はゼロですから近藤氏が三割位。でも後片付けは近藤氏が多くしてると思います。

いずれにしてもヨットで14年も世界の海を渡ってきた溝田は今のところ航海中の食事に関しては全く役立たずです。

しかし魚を裁いたり、夕食作りには時々ですが頑張っています。

今は夕暮れ時、品川氏は足湯に行って近藤氏は散歩。

僕は一人ヨットの中でブログを書いています。

明日は屋久島に向かいます。

 

 

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ロケット発射地

2018年05月04日 19時24分53秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

5時に出港して都井岬に向かって進むマハリンを待ち構えていた吹き下ろしの突風は昨日を超える傾きを与えてくれて船室への出入口の上にあった洗濯用の液体洗剤を運悪く冷蔵庫の上へと飛ばし、さらに運悪くキャップがふっ飛んで液体洗剤が溢れだしました。

それにすぐに気付いてたら良かったのですが、、、気付いたのは港に入ってからでした。

ヨットの冷蔵庫は上蓋式なので、、、冷蔵庫の中まで洗剤が入ってしまった状況を想像出来る人は少ないでしょう。

でもそれは数時間二人係りの大変な作業と成りました。

そんな事を知らない間はイルカの訪問などで喜んでた時もあったんですが。

今日も潮を被りながらですがほとんど真向かいの風の志布志湾を横切って奥深い漁港に入港。

それから数時間は前途の作業他に追われましたが片付いてから歩いて温泉へ。

温泉の入り口にはロケットがありました。

ここ肝付町は橋の欄干もロケットでロケット一色の町です。

僕はなんとここに今まで三回来ていて今回で四度目。

と言うのは昼間だけ走る航海で種子島や屋久島に行き来しようと思うとここに寄る事になるんです。

そんな事でマハリンも次の港は離島になります。

明日の予想は午後には真向かいの南西からの風になるようです。

だからそれまでに少しでも進んでおきたいので明日は4時に出港します。

ヨットの旅って大変でしょ。

でも港に着いてると見に来た人は優雅ですねなんて言ってくれます。

もう辺りは暗くなり初めていますが近藤氏は電動工具を使って修理しています。

今日は僕が洗濯当番で温泉から戻って三人のパンツとシャツ、靴下を洗いました。

今航海で初めて他のヨットと一緒に成りました。

それも二隻で一隻は兵庫県からもう一隻は松山からでした。

 

 

 

 

 

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ヨット旅らしい1日

2018年05月03日 18時23分25秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

4日を過ごした宮崎県の都農漁港をマグロ船のオーナーで車を貸してくれた人に差し入れと見送りを受けて5時前に出港しました。

前線通過後で風が吹くのは判っていたけど、この風が止むのを待ってたら2ヶ月では沖縄にも着けない事になるのです。

そんなんで大変だろうとは思ったのですが先を急ぐので出港しました。

当然ですがメイン(主帆)もジブ(前帆)も半分にリーフ(縮帆)しても6~7ノットで走ります。

 

が、、、、船内の荷物は右に有るものは左に、左にあったものは床に来て、、、

最終的にほとんど全てのものは床に有りました。

波を頭から被ること数え切れず、船首から被った波が前のロックしてあるハッチを押し上げてバウバースは水びたし。

港に入ってからの後始末が大変でした。

近藤氏は帆走中も着いてからもエンジンルームの荷物と必死で戦っていました。

エンジンルームが片付いた後は自分が寝てるオーナーズルームがこれまたぐちゃぐちゃで発狂するので無いかと心配した程でしたが、書類を見に来た税関職員が女性だったので急に元気になって用も無いのに船室に招き長い間引き留めていましたが宴会に参加する事もなく帰って行きました。

仕方なくポリ缶一本の水で三人のパンツとシャツと靴下を洗って干しました。

昨日温泉に行ったので今日は何度も海水を頭から被ってるけど風呂もシャワーも無し。

基本的に水が無いから風呂やシャワーは2日に一度です。

優雅と言われるヨットのクルージングの1日はこの様に終わりました。

今晩は僕の料理番で鶏肉他の煮物でした。

なかなか美味しかったんですよ

明日も5時出港です。

 

 

 

 

 

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フライビーンズの殻

2018年05月02日 18時35分46秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

台湾に向かってるヨット「マハリン3」では昨日からフライビーンズの殻(皮)を一緒に食べるか、殻は出すかで議論しています。

と言うのは僕が殻を除けていたら品川氏と近藤氏が殻を食べないと言って笑うのです。

しかし我が家ではジイサンも両親も美由紀も子供二人も殻は食べません。

しかしヨットの中の三人中二人が殻を食べると聞いて、僕の今までの人生は間違っていたのかと焦りました。

と言うのは僕のジイサンも両親も四人の兄弟もお正月の雑煮の餅にはたっぷり白砂糖を掛けて食べていました。

それなのに学校の寮で雑煮を食う事があって白砂糖が準備されて無かったのに驚いて(砂糖、砂糖)と叫んだ事があったのです。

結局雑煮の餅に砂糖を掛けるのは普通で無いと判って恥ずかしい思いをした若い頃の苦い思い出があるのでフライビーンズの殻も今まで間違って出していたのかとと焦りました。

しかし今は便利でインターネットで殻を出す人と食べる人の割合を調べたら殻を出す人の割合が多くて安心しました。

それに続いてリンゴの皮を剥いて食べるかそのまま食べるかの話になったのですが、ここでも二人はそのまま齧ると言い僕は皮を剥いて芯も取ったのを食べるので、、、またまたインターネットで調べたら僕の食べ方が六割だそうで安心しています。

ホンマにインターネットは便利ですね。

さて今日の三人は11時頃に早い昼食を食べて貸して貰った車で道の駅の後ろにある海辺の日帰り温泉へ。

受付の人に「混浴は無いんですか?」と聞いたら慌てていましたが無かったです。

丁度朝ドラの再放送時間に近かったので入浴は後回しで半分あおいを見て、、、

僕はトイレに寄ってロッカールームに行くと品川氏はもう出て来ていました。

カラスの行水より早いのは常なんですが余りの早さにびっくりです。

三人共に湯から上がってゆっくりしてるところ

帰りにスーパーで買い物、男の子の節句が近いので柏餅を売ってたので買いました

今航海の会計担当の品川氏が風呂代や買い物を出納帳に書いています。

夕食は近藤シェフの豚汁でした。

雨も弱くなって来たので明日は風は強いようですが出来れば油津迄行きたいと思います。

5時出港だから早寝します。

ところで皆さんはフライビーンズの皮を出しますか? 食べますか?

 

 

 

 

 

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ヨット旅の休息日

2018年05月01日 18時33分36秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

半ば天気待ちの休息日ですが昨日に続いて特にしなければならない事もなく、停泊しています。

そんな1日、朝から雨が降ると思ってたのに晴れていました。

それで漁協に水を貰いに行って運んで来ました。

そこで僕はヨットの中でシャワーを浴びましたが、近藤氏はどっさり水を使いたいと言ってヨットから100メートル程離れた場所にある硫黄臭がする湧水の場所へ。

ここで昨日は品川氏も水浴びしたようですが僕は湯でないとダメですからヨットの中しか出来ません。

さてその近藤氏は最初に着てた物穿いてた物を脱いで洗濯

 

続いてシャンプー

半ズボンの中のイチモツもしっかり擦っておりました

停泊場所から車で30分程の所に二ヵ所温泉があるんですが車が無いから行けません。

タクシーで行く程でもないからこんな事しています。

今航海も九州に来て先々の寄港地を調べていたら、昔奄美大島で食べた郷土料理の鶏飯を思い出したのでスーパーで鶏肉等を買って来て作りました。

 盛り付けの後スープを掛けているところです

奄美大島で食べたのと少し違いましたが間違い無く鶏飯になっていました。

大盛りで腹一杯になりました。

明日も待機休息日です。

マグロ船のオーナーが車を貸してくれたので明日は雨の予報だし、ゆっくり温泉にでも行こうかと話しています。

 

 

 

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磯もん(ニナ貝)採り

2018年04月30日 20時14分45秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

1日2日が雨の予報なので、雨に濡れながら航海したくない老人三人は、次の寄港予定地が町が小さいので買い物などで品物が揃うここで天気が良くなるのを待つ事にしました。

そんなんで今日は出港しようと思えば出来る日だったんですが休息日にしました。

オーバーナイトの疲れもあったから朝は全員7時過ぎまで寝ましたが、いつまでも寝てることも出来ませんから朝食を食べて干潮を待って品川氏が「徳島ではツベタ、正しくはニナ貝」(磯もん)を採りに行くと言い出し、続いて近藤氏も行くと言うから僕一人肴がないのは辛いので僕は人が居ない所へ。

何しろゴールデンウィークですから良い場所は人も多いのです。

結果は誰も居ない場所に行った僕は良いサイズの磯もんがとれました。

当然これらは晩酌ね肴に。

浜にはハマヒルガオが咲いてました。

朝飯が遅かったので昼飯は卵御飯とスープ、漬物で軽く済ませて品川氏はランニングに出発。

近藤氏は買い物に、僕は野鳥でも居ないかとカメラを持ってブラブラ。

4時になるのを待って磯もんを肴に飲み初めました。

ちょっと先々の天気が不順な様で沖縄到着が遅れそうなので計画してる港全てに寄港せず飛ばして進む事も考えたりしています。

徳島出港が21日でしたから今日で10日。

車で来ても7時間40分掛かるほど離れた場所に来てる事に成ります。

夜通し走ったりもしましたが

 

 

 

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赤珊瑚の価格

2018年04月29日 17時40分23秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

昨日は黒潮に突入してスピードが出ず宮崎に今日の明るい間に着けるのかと心配しましたが夜の10時頃に沖ノ島を越えた辺りから少しづつ黒潮の影響が弱まりスピードも少しづつ上がりました。

満月に近い明るい月に照らされて、イルカの群れがヨットを囲んで長い間遊んでくれたり、南方から戻る途中のツバメが疲れて休みに来て長い間触れる場所に居たりしました。

見張りは二人がして一人が眠るように組みました。

僕は4時からの誰もが一番眠たい寒い時間に寝る事が出来大変楽でした。

その時はここまで進んでました。

そして午前10時40分に港に入れました。

着岸した時に話をした人の一人が親切にも軽トラを貸してくれたので100円ショップ、ホームセンター、スーパーと回って多量の買い物が出来ました。

税関の係官が来たりで残っていた近藤氏が後で出掛けました。

僕らはヨットでシャワーを浴びて晩御飯の準備をしながら晩酌をしています。

明後日、明明後日と雨の予報なのでここで4日滞在します。

やはりオーバーナイトは疲れますね。

さて今日のタイトルですが、この写真の珊瑚は足摺岬の港に居た漁師さんが朝採って来た珊瑚なんです。

横にライターがあるので大きさは分かると思いますがこれが幾ら位すると思いますか?

僕は一万円はしないと思ったんですが、これでも掃除して漁協に渡すと出荷してくれて50万円位に売れるのだそうです。

それも一番太いのが赤珊瑚で無く桃色な上に虫食い状態だからそれだけにしかならないそうで、もしもこれが赤珊瑚で虫食いでなければ500万円位だそうです。

驚きますよね。漁師さんがそんな値段で売れるとなると加工出来たのを買ったらどんなにするんでしょう。

宝石に全く興味が無いからわかりませんがこの漁師さんが今までに採った最高値の珊瑚は一本が三千万円だそうで、珊瑚採りの漁師は大抵年間4~5千万円水揚げするそうです。

徳島の山奥の上勝町の婆さん逹が木の葉で年間1千万水揚げすると有名だけど足摺岬周辺のじいさんはその4倍も五倍も稼ぐなんて驚きました。

そんな高い珊瑚買ってる人が居るんですね。

 

 

 

 

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黒潮の速度

2018年04月28日 19時28分25秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

この度の徳島から台湾への航海で初めての夜間航行(オーバーナイト)をしていて、現在足摺岬から宮崎県に向かっています。

海は極めて穏やかでジイサン三人が静かに刻々と変わる夕焼けを眺めていました。

しかし海が穏やかなのも夕焼けが綺麗なのも良いのですが足摺岬の小さな漁港を昼過ぎに出港して三百メートル程しか出てないのにいきなり黒潮の中へ入ってしまいました。

赤珊瑚採りから戻った漁師から黒潮が超接近してるから足が遅いヨットで宮崎に行くのは大変と聞いていたけど、今まで何度も通ってる航路なので余り気にしてませんでした。

余りに進まないので慌てて今日の足摺岬沖の黒潮が流れるスピードを調べると2、5ノットから3、5ノットになっていました。(1ノットは約1、8キロ)

黒潮の縁を西に走っても黒潮に押されて二ノットがやっと。

風でもあればもう少し進むけれど、夕焼けの写真の通りですからどうしょうもありません。

このままのスピードなら目的地迄40時間掛かると明日の午前中到着予定が明日の夜さえ難しい事になります。

九州に近づけば黒潮の流れから抜け出す事が出来るのと風に期待したいと思います。

 

 

 

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四国最南端の漁港

2018年04月27日 15時04分11秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

今日も5時には港を離れていました。

寝るのも早いけど起きるのも早いのはさすがに60歳以上の退職直後から70歳目前の老人三人だからでしょう。

そして港から遠く離れて朝日が昇るのを見ました。

小さいながら休み無く寄せてくるウネリの中を最初は順風満帆だったけど間もなく風が落ちてエンジンに頼って走りました。

右手に白い足摺岬灯台と沢山あるホテルを見ながら岩礁の間を縫って四国最南端の小さな漁港に入港しました。

この漁港は狭くて入り難いけど船も少く岸壁に横付けしています。

まあヨットでこんな旅をしてなかったら絶対に来ないような所ですから早速三人で上陸。

急な坂道や階段を登って港を見下ろすと折れ曲がった狭い水路を入って来たのが良く解ります。

赤灯台から港の奥を見ると

 灯台の所で釣りをしてたのはなんと阿南市から退職後こちらに移住してきた人のお父さんでした。

このお父さんは阿南市から時々来て2ヶ月位釣りをしてるんだそうです。

この港で網を直してる人達に声を掛けると冗談が好きな人達ばかりで大盛り上がりでした。

皆さん楽しいだけでなく親切で心温まる時間を過ごせています。

昼食の後シャワーも浴びて洗濯。

水を貰って運んで入れて次の航海に備えます。

次の航海は今航海最長の距離で20時間余り、昼過ぎに出て翌日の午前中に到着予定。

夜の見張りは寒いけどこれを何度か重ねないと台湾には行けません。

そんなんで明日のブログは洋上からです。

船酔いしてなければですが、、、

 

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