喜多院法興寺

住職のひとりごと

電気自動車、充電なしで東京―大阪走破

2009-11-19 08:09:31 | Weblog
朝日新聞
 {電気自動車(EV)を途中で充電せずに東京―大阪間を走り抜く試みに17日、愛好家らでつくる「日本EVクラブ」(東京)が挑戦し、完走した。555.6キロの走行距離は世界記録となる見込みで、同クラブはギネス記録に申請した。

 17日午前3時に東京・日本橋(にほんばし)を出発、高速道路と一般道を乗り継いで同日午後4時26分、大阪市の道頓堀に近い日本橋(にっぽんばし)に到着した。高速では時速80キロ前後で走行したが、同クラブによると、最高速度は理論値で145キロだという。

 車はダイハツ工業の軽自動車ミラを改造した2人乗り。エンジンをモーターに置き換え、単3乾電池より一回り大きな三洋電機製の円筒形リチウムイオン電池8320本を充電したうえで1040本ずつ8パックに分け床下や座席下に載せた。改造は三洋の協力で同クラブが手がけた。

 次世代車として期待されるEVは、電池容量の制約を受け、充電1回で走れる距離がガソリン車より短いことが課題とされている。今回搭載した電池の重さは計360キロに達するが、電池さえ多く積めば長距離も走れることを実証した。車の総重量はもとの4割増の約1060キロ。(和気真也)}

 電気自動車(EV)が一度も充電せずに東京―大阪間を高速では時速80キロ前後で走行し、555.6キロの距離に達した。次世代車として期待されるEVは、軽量電池の開発により、電池さえ多く積めば長距離も走れることが分かった。

どこまで親に心配をかける絶食の市橋容疑者

2009-11-18 06:31:22 | Weblog
11月18日付 編集手帳 読売新聞 
 {〈世は 氣 ( き ) の毒の入れ物〉とは作家で評論家、和田芳恵さんの言葉である。いまから10年ほど前、信州・諏訪湖畔に「平林たい子記念館」を訪ねたとき、壁に飾られていた和田さんの色紙を見かけ、書き留めて帰った。

◆天台宗の僧、源信の「往生要集」に〈我は悲の器なり〉という一節が見えるが、それと対をなす言葉だろう。悲しみを盛る器が人であるならば、人の寄り集まって暮らす世の中が気の毒の入れ物であるのもうなずける。

◆千葉県市川市で英国人女性(当時22歳)の遺体が見つかった事件に、二つの言葉を思い返している。最も気の毒なのは被害者であり、被害者の両親であるのは当然として、死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也容疑者の両親も悲しみの器には違いない。

◆逮捕から1週間、市橋容疑者は出される食事に、一切、手をつけていないという。絶食の意図が何であるにせよ、事件を引き起こし、2年7か月にもおよぶ逃亡生活を送った上に、さらに健康の心配までさせなくては親不孝がまだし足りないらしい。

◆すでにあふれかけているだろう両親の器に、これ以上、悲しみを注ぐのはやめておけ。}

 市橋容疑者は逮捕された10日夜以降、食事に一切手を付けていない。留置先の行徳署で13日夕、嘱託医の診察を受けさせた。健康には問題ないものの、取り調べに支障が出る恐れがあると判断し、受診後に栄養剤を投与しているという。


潰瘍性大腸炎の3遺伝子発見

2009-11-16 08:32:30 | Weblog
時事通信
 {腹痛と下痢、下血を繰り返す難病、潰瘍(かいよう)性大腸炎の発症リスクを高める3種類の遺伝子が、日本人患者約1400人の調査で初めて見つかった。理化学研究所と札幌医科大、東北大、九州大などの研究チームが米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に16日発表した。潰瘍性大腸炎は自己免疫疾患に近いと分かり、大腸での免疫反応を調節する新薬の開発が期待される。

 潰瘍性大腸炎は厚生労働省指定の特定疾患。理研によると、昨年の国内患者は約10万4000人で、過去10年間でほぼ倍増した。食事や腸内細菌群に含まれる何らかの物質(抗原)に対し、免疫反応の異常が生じて炎症が起きると考えられてきたが、遺伝子レベルでは解明されていなかった。

 理研の久保充明チームリーダーらは、患者計1384人と健康な3057人の全遺伝情報(ゲノム)を解析して比較。その結果、(1)免疫反応を促す「FCGR2A」遺伝子(2)13番染色体上の未知の遺伝子(3)消化物から水を吸収する「SLC26A3」遺伝子-の変異が発症に関与していることが判明。変異が特定のタイプの場合、発症リスクはそれぞれ1.6倍、1.35倍、1.3倍高かった。}

 免疫反応の異常が生じて炎症が起きるとは分かっていたが、今回、3の遺伝子-の変異が発症に関与していることが判明した。今後、大腸での免疫反応を調節する新薬の開発が期待される。


来た!オバマ米大統領演説会招待…小浜市長

2009-11-14 09:49:02 | Weblog
読売新聞
 {14日に東京都内で開かれるオバマ米大統領の演説会に、福井県内から“同名の縁”でアピールを続けてきた小浜市の松崎晃治市長と、西川知事が招待されたことが明らかになった。


 2人は出席する意向で、松崎市長は「大統領と近くで会う夢がかなうことになり、感激。可能ならばノーベル平和賞受賞のお祝いを伝えるとともに、小浜市訪問を要請したい」と話している。

 オバマ大統領の訪日に向け、松崎市長は同市への来訪を求める手紙を8月にジョン・ルース駐日米大使に送付。同大使からは「大統領は多忙を極めるため、訪問できない」とする返事を受け取ったが、10月には西川知事とともに米国大使館(東京都港区)を訪れ、同大使に直談判していた。

 同市内では、大統領選で市民団体が熱烈な応援を展開。オバマ大統領の来日に合わせ、若狭塗箸(ぬりばし)などの土産品を贈るために都内に滞在中の「オバマを勝手に応援する会」の藤原清次代表は「シンプルでしつこい活動が実った。小浜市と県の知名度アップにつながるはず」と話していた。}

 オバマ大統領の訪日で小浜市は大統領選で市民団体が熱烈な応援をしたことで、都内で開かれるオバマ米大統領の演説会に、福井県内から小浜市の松崎晃治市長と、西川知事が招待されたことが明らかになった。よその国では市民レベルの応援は無いようで、オバマ大統領も喜んでいると思う。


腸内免疫、細菌取り込むたんぱく発見

2009-11-12 06:27:26 | Weblog
時事通信
 {腸の中には大腸菌など無数の細菌が生息しているが、通常は免疫が適切に働き、粘膜から侵入してくることはない。理化学研究所などの共同研究チームは、腸の粘膜上の細胞が細菌を取り込み、免疫を作る際に働くたんぱく質を特定、12日付の英科学誌ネイチャーに発表した。このたんぱく質の機能をうまく利用すると、経口ワクチンなどの開発にもつながる可能性があるという。

 理研の免疫系構築研究チームの大野博司チームリーダーらは、腸の粘膜で細菌を取り込み、免疫細胞に提示する「M細胞」で、どのようなたんぱく質が作られているかを解析。「GP2」と呼ばれるたんぱく質が、M細胞内に集中して現れることを見つけた。

 その上で、遺伝的にGP2を持たないマウスを使って調べたところ、大腸菌やサルモネラ菌がM細胞に取り込まれず、免疫が作られないことが分かった。

 また、GP2は大腸菌などの表面にある特定のべん毛に結合することも判明。このべん毛を持たない種類の細菌は取り込めないことが分かった。

 GP2による細菌の取り込みと免疫獲得の仕組みはヒトにも共通するといい、大野さんは「GP2にうまく結合する分子を見つけて、ワクチンの元となるものに混ぜてあげれば、抗原をM細胞に効率良く渡して免疫を作れる」と説明。口から摂取するワクチン開発への期待を口にした。}

 腸の粘膜上の細胞が細菌を取り込み、免疫を作る際に働くたんぱく質を発見した。このたんぱく質を利用すると、経口ワクチンなどの開発にもつながる可能性があるという。このGP2に結合する分子にワクチンを混ぜれば、強力な抗体が出来ると言う。