朝日新聞
{石川県珠洲市の市民課長補佐(54)が、勤務中に元部下の男性職員(22)の後ろ髪にライターで火をつけ、髪の一部を焼いていたことが12日、市の説明でわかった。課長補佐は「職員の髪が長すぎるので、注意を促そうとして火を近づけすぎてしまった。軽率だったと反省している」と話しているという。
男性職員は珠洲署に被害届を出し、同署は傷害や暴行の疑いもあるとみて調べている。
市によると、課長補佐は7日午前9時半ごろ、別の課の男性職員が市民課を訪れた際に、「髪の毛が長い」と話しかけて近づき、後ろ髪をつかんでライターで火をつけた。男性職員は火をつけられるまで気づかず、髪が少し焦げたが、課長補佐と一緒にすぐに手で消したため、けがはなかったという。
2人は2年前まで、同じ課の上司と部下の関係だった。男性職員は以前から後ろ髪を肩にかからない程度に伸ばしており、課長補佐は「切ったらどうか」と注意していたという。同市は13日付で課長補佐を停職1カ月の懲戒処分にすると発表。水元英樹・副市長は「パワーハラスメントにも近いような、市職員としてあるまじき行為で市民にも申し訳ない」と話した。(矢代正晶)}
珠洲市課長補佐は、元部下の職員の髪が長すぎるといって、ライターで髪の毛に火をつけた。男性職員は火をつけられるまで気づかず、髪が少し焦げたが、直ぐに消したため、けがはなかったという。しかし、この行為は完全にパワーハラスメントだ。停職1カ月の懲戒処分は当然の処置だと思う。
{石川県珠洲市の市民課長補佐(54)が、勤務中に元部下の男性職員(22)の後ろ髪にライターで火をつけ、髪の一部を焼いていたことが12日、市の説明でわかった。課長補佐は「職員の髪が長すぎるので、注意を促そうとして火を近づけすぎてしまった。軽率だったと反省している」と話しているという。
男性職員は珠洲署に被害届を出し、同署は傷害や暴行の疑いもあるとみて調べている。
市によると、課長補佐は7日午前9時半ごろ、別の課の男性職員が市民課を訪れた際に、「髪の毛が長い」と話しかけて近づき、後ろ髪をつかんでライターで火をつけた。男性職員は火をつけられるまで気づかず、髪が少し焦げたが、課長補佐と一緒にすぐに手で消したため、けがはなかったという。
2人は2年前まで、同じ課の上司と部下の関係だった。男性職員は以前から後ろ髪を肩にかからない程度に伸ばしており、課長補佐は「切ったらどうか」と注意していたという。同市は13日付で課長補佐を停職1カ月の懲戒処分にすると発表。水元英樹・副市長は「パワーハラスメントにも近いような、市職員としてあるまじき行為で市民にも申し訳ない」と話した。(矢代正晶)}
珠洲市課長補佐は、元部下の職員の髪が長すぎるといって、ライターで髪の毛に火をつけた。男性職員は火をつけられるまで気づかず、髪が少し焦げたが、直ぐに消したため、けがはなかったという。しかし、この行為は完全にパワーハラスメントだ。停職1カ月の懲戒処分は当然の処置だと思う。