喜多院法興寺

住職のひとりごと

<心筋梗塞>せっかちな行動の人、なりにくい 日本男性、欧米と逆

2008-07-19 06:58:33 | Weblog
 ◇感情押し殺すと危険?
毎日新聞
 {日本人男性は、行動がせっかちで怒りっぽい人の方が、そうでない人より心筋梗塞(こうそく)などの発症の危険が低いことが、厚生労働省研究班(担当研究者、磯博康・大阪大教授)の大規模調査で分かった。国際疫学会誌電子版に今月掲載された。欧米では、せっかちな行動の人の方が発症しやすいことが報告されているが、逆の結果になった。

 研究班は90年と93~94年、8県の40~69歳の男女計約8万6000人に自分の行動パターンについてアンケートを実施した。せっかち、怒りっぽい、競争心が強い、積極的という行動傾向は「タイプA」、Aと対照的な傾向は「タイプB」とし、その程度によって全体を4グループに分けた。

 03年までに、669人が心筋梗塞などの虚血性心疾患を発症。男性は、Bの傾向が強まるほど虚血性心疾患の危険が上昇し、Bの傾向が最も強いグループの発症の危険が、Aの傾向が最も強いグループより32%高かった。また、BよりAの方が飲酒量や喫煙者が多かった。女性は、統計学的に意味のある違いはみられなかった。

 磯教授は「日本は協調性を大事にする社会のため、温和なように振る舞っているBの人の中に、感情を押し殺してストレスをため、発症の危険を高めている人がいるようだ。一方、Aの傾向が強い日本人男性は、酒を飲むことなどによってストレスを発散させているのではないか」と分析している。【大場あい】}

 厚生労働省研究班の大規模調査で、日本人男性は、せっかちで怒りっぽい人の方が、そうでない人より心筋梗塞の発症の危険が低いことが、分かった。温和なBの人の中に、感情を押し殺してストレスをためると危険だという。せっかちなAの人は酒でストレスを発散することで、脳梗塞にかかりにくいと、分析している。日本男性、欧米の男性と逆な結果がでたのが面白い。

すかいらーく契約店長の過労死認定

2008-07-18 07:01:27 | Weblog
読売新聞
 {ファミリーレストラン大手「すかいらーく」の契約店長だった埼玉県加須市の前沢隆之さん(当時32歳)が昨年10月に脳出血で死亡したのは、長時間労働による過労が原因として、埼玉・春日部労働基準監督署が6月に労災認定していたことが分かった。

 遺族が17日に記者会見して明らかにした。非正社員の増加で正社員が長時間労働を強いられるケースはこれまでも問題化していたが、労働問題に詳しい弁護士は「非正社員の過労死はあまり聞いたことがない」とし、「近年、非正社員からの長時間労働の相談が増えており、対策が必要」と指摘している。

 会見した遺族と支援した労働組合スタッフによると、前沢さんは2006年3月、すかいらーく栗橋店(埼玉県栗橋町)で1年ごとに契約更新する契約店長となった。店長になってから残業時間が増え、帰宅が午前3時になることも。家に帰れず、店の駐車場に止めた自分の車で仮眠したこともあったという。

 労基署からは、過労死ラインとされる月80時間を超える残業があった、との説明を受けたという。しかし、年収は200万円程度。母の笑美子さん(59)は「帰ってきても少し寝ただけですぐ出勤する日が続き、すごく疲れている様子だったが、会社は何もしてくれなかった」と涙ながらに話した。}

 正社員でない非正社員を店長して、年収200万円という安い給料で長時間の労働で、過労死させた事に驚く。その会社がファミリーレストラン大手「すかいらーく」と聞いて呆れた。

元参事、自宅PCでも改ざん作業 大分教員採用汚職

2008-07-17 09:17:13 | Weblog
朝日新聞
 {大分県の小学校教員の採用試験をめぐる汚職事件で、受験者の成績データを改ざんしたとされる元県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)=収賄容疑で再逮捕、16日付で懲戒免職=が、職場の共用パソコンと自宅のパソコンの双方で改ざん作業をしていたことが関係者の話などから分かった。

 自宅パソコンには、改ざんを示すデータや合格者リストなどが残っていたが、職場の共用パソコンからはデータの一部が消されていた。県警は両方のパソコンを押収し、内容の分析を進めている。自宅パソコンのデータは、不正合格者の採用を取り消す方針を打ち出した県教委の調査に役立つ可能性があるという。

 県警の調べや関係者の話によると、07、08両年度の採用試験の際、江藤元参事は上司の指示を受け、職場の机上の共用パソコンを操作して、受験者の成績を改ざんしていた。一方で、江藤元参事は共用パソコンからデータを持ち帰り、自宅のパソコンにも受験者の正規の成績一覧や改ざん後の合格者リストなどを入力していたという。

 江藤元参事に長男の合格を依頼したとされる元小学校長、浅利幾美被告(52)=贈賄罪で起訴=や、元県教委義務教育課参事、矢野哲郎容疑者(52)=贈賄容疑で再逮捕、16日付で懲戒免職=が昨年10月、江藤元参事宅に集まった際は、パソコンに保存されていた合格者リストを見て、浅利被告の長男の合格を確認したという。

 共用パソコンの操作にはパスワードの入力が必要だが、パスワードは江藤元参事を含む県教委の一部の職員しか知らなかった。県警はデータ消去は意図的な証拠隠滅の可能性があるとみて、データを消去した人物の特定を急いでいる。}

 収賄容疑で再逮捕、16日付で懲戒免職された元県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者が、職場の共用パソコンと自宅のパソコンの双方で改ざん作業をしていたことが関係者の話などから分かった。自宅パソコンには、改ざんを示すデータや合格者リストなどが残っていたが、何者かが職場の共用パソコンからはデータの一部が消されていた。教育委員会は不正で採用された先生は、全員解雇するというが、資料は警察が押収していて、手が打てないのが現状だ。


車いす購入、偽装も手助け=書類上売却後、買い取り-愛知県警

2008-07-16 09:20:34 | Weblog
時事通信
 {愛知県長久手町の自動車販売会社「ベストライン」が、福祉車両を装い顧客に自動車税などを不正に減免させていた事件で、地方税法違反容疑で逮捕された同社社長犬塚勝則容疑者(44)らは、顧客が新たに車いすを購入したように見せ掛ける偽装工作もしていたことが15日、県警交通指導課などの調べで分かった。

 また、犬塚容疑者らが顧客に対し「車検の時期になったら、うちに来てください」などと、座席を通常の状態に戻したまま減免措置を受けられるよう声を掛けていたことも判明。同課などは同容疑者らが違法性を十分認識しながら車を売っていたとみて捜査している。

 調べでは、犬塚容疑者らは顧客が車いすを新たに購入したように装うため、書類上車いすを8万円で売却した後、5万円で買い戻す偽装工作を行っていた。実際、顧客に車いすが渡ることはなかったという。} 

 福祉車両を装い顧客に自動車税などを不正に減免させ、車検の時期に「座席を通常の状態に戻したまま減免措置を受けられる」と声掛けていたことも判明した。
さらに書類上車いすを新たに購入したように装う事までしていた。車を売らんが為に自動車税を免除させよう何て、呆れた話だ。

広島大研究チームが原始林に赤ペンキ

2008-07-15 09:32:11 | Weblog
産経新聞
 {瀬戸内海国立公園の特別地域に指定されている宮島(広島県廿日市市)の弥山原始林で、広島大学総合科学研究科の奥田敏統教授(植物生態学)の研究グループが樹木の成長を記録するため、約400本の樹木に赤いペンキで印をつけていたことが14日、わかった。同原始林では約100カ所の樹木などに赤い塗料が吹き付けられていたことが問題化しているが、今回判明したのはこれと別の場所だという。

 県によると、印を付けられた樹木の一部は世界遺産登録区域に含まれる。県や環境省は都市公園法違反の可能性があるとして、調査のうえ是正勧告する方針。

 研究グループは昨年7月ごろ、森林の広がりなどの調査を始め、樹木の幹に直径を測る目印として印をつけていた。奥田教授は「約20年前から海外の熱帯雨林で行っている調査手法だが、認識が甘かった」と話している。}

 今回見つかった場所ではないが、県によると、印を付けられた樹木の一部は世界遺産登録区域に含まれると言う。広島大学総合科学研究科の奥田敏統教授の研究グループが樹木の成長を記録するため、約400本の樹木に赤いペンキで印をつけていたことが14日、わかった。自然を破壊するやり方で自然林の調査に疑問を感じる。