喜多院法興寺

住職のひとりごと

男性、温厚なほど長寿 神経質は寿命左右 米大学調べ

2007-04-25 06:25:19 | Weblog
朝日新聞
 {年をとるにつれて性格が円くなる人ほど長生きできる――。米国のパーデュー大とボストン大のグループが、私たちの性格のうち神経質な部分のレベルが寿命を左右していると、専門誌「心理科学」(電子版)の最新版で報告した。

 米国の中高年男性1663人(43~91歳)の性格の変化について、最長12年にわたり追跡。調査を始めたときに比べて神経質になった群と穏やかになった群に分け、18年後の死亡率を比べた。

 両群の年齢構成や健康状態が同質になるよう統計処理をしたところ、「神経質群」の半数が死亡していたのに対し、「穏やか群」の生存率は75~85%に達した。

 パーデュー大のダニエル・ムロザク准教授は「神経質な性格の度合いは、その人の寿命をはかる物差しとなる。血圧を下げようと心がければ心臓発作のリスクが減るように、性格を円くしようと考えれば死を避けられる」と説明している。}

 年をとるにつれて性格が円くなる人ほど長生きできる事を科学的に実証した。くよくよしたり、神経質に物事を考えると早死にする。このことは仏教的に言うと悟りを開くこと、生きていながら、仏の心になる即ち成仏することが長寿の秘訣だと思う。仏に帰依して煩悩を取り去ってください。


預金請求権、時効は解約10年後…銀行側の主張を退ける

2007-04-24 13:17:54 | Weblog
 読売新聞
{満期が来ると自動的に更新する特約がついた定期預金を巡り、預けたままにした預金の払い戻しを受けられる権利がいつ消滅するかが争われた訴訟の上告審判決が24日、最高裁第3小法廷であった。

 藤田宙靖裁判長は、「払い戻し請求権は、解約を申し出た後の満期から10年後に消滅する」との初判断を示した。その上で、請求権は最初の満期から10年で消滅すると主張し、払い戻しを拒否した銀行側の上告を棄却。男性側に預金を払い戻すよう命じた2審判決が確定した。

 民法は、払い戻し請求権は、10年間権利を行使しなければ時効により消滅すると定めている。自動継続特約付きの定期預金の払い戻しを巡っては、この時効の起算点をいつにするかで下級審の判断が分かれていた。}

 タダ同然の金利で預けた定期預金の請求権を最初の満期から10年で消滅すると銀行が主張していたが、最高裁は「払い戻し請求権は、解約を申し出た後の満期から10年後に消滅する」との初判断を示した。銀行の理不尽な法解釈に最高裁は、当然の判断を下してくれた。



射殺事件「喪」の長崎市長選、市民は「世襲」拒む

2007-04-23 09:57:59 | Weblog
(読売新聞)
 {22日に投票が行われた統一地方選後半戦。一部を除いて即日開票され、地方自治の担い手が次々と決まった。

 現職の伊藤一長氏が凶弾に倒れる異常事態の中、補充立候補した2人の“超短期決戦”となった長崎市長選は、行政マンとしての経験を生かした街づくりを掲げた前市課長の田上(たうえ)富久さん(50)が、「伊藤市政継承」を強調した市長の娘婿を小差でかわして初当選。

 財政再建団体になった北海道夕張市では、地元出身の元タイヤ販売会社社長がかじ取り役を託された。

 事実上、補充立候補した新人2人の一騎打ちとなった長崎市長選。銃撃で命を落とした伊藤一長市長の後継者として出馬した、娘婿で新聞記者の横尾誠さん(40)を、立候補するまでは同市の統計課長だった田上さんが振り切った。}

 現職の伊藤一長氏が凶弾に倒れる異常事態の中、長崎市長選は「伊藤市政継承」を強調した市長の娘婿である横尾誠さんが当選すると思ったが、ふたを開けてみると同市の統計課長だった田上さんが小差で初当選した。部外者から見ると伊藤さんの弔い合戦で、横尾さんに勝たせてあげたかった。今回、「伊藤票」の無効で期日前投票者から不満の声あり、公職選挙法の見直しが必要だと思う。


「後発医薬品」使用前提に 処方箋見直し 厚労省

2007-04-22 10:02:11 | Weblog
産経新聞
{厚生労働省は14日、先発医薬品と同じ成分・効果を持ちながら価格は安い後発医薬品(ジェネリック医薬品)を普及させるため、処方箋(せん)の書式を後発薬の使用を前提としたものに変更するなどの検討に入った。調剤報酬を引き上げ、薬局が積極的に後発薬を勧めるような環境づくりも図る。社会保障費削減の狙いもあり、平成20年度の診療報酬改定で実現を目指す。

 厚労省が18年10月に実施した薬局調査では、医師が後発薬の使用を認めたのは全体の17・1%で、このうち実際に処方されたのは5・7%にすぎなかった。

 処方する医師の側に後発薬への不信感がまだ根強いほか、薬局が後発薬について患者に説明する手間や在庫コストがかかることを嫌う傾向があると厚労省はみており、制度を見直すことにした。

 18年度の診療報酬改定で、処方箋に「後発薬への変更可」という欄が設けられ、医師がここに署名すれば薬局が患者に説明して合意を得たうえで処方する仕組みとなっている。

 今後検討するのは、後発薬の使用を前提とし、医師が必要だと判断した場合のみ先発薬を使用するやり方で、現行の「認可方式」を百八十度転換することになる。

 現行では例外的に後発薬が選択されているのを、今後は医師がどうしても先発薬を使用する必要があると判断した場合だけ、その旨を処方箋に明記する方式に改めようというものだ。

 薬局側が薬の価格が安いことを敬遠していることから、後発薬に対する調剤報酬も引き上げる考え。厚労省は「医師が積極的に先発薬の処方を指示しない限りは、後発薬が選択され、普及に弾みがつく」(幹部)とみている。}

 今回、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を普及させるため、調剤報酬を引き上げ、処方箋(せん)の書式を後発薬の使用を前提としたものに変更するなどの検討に入った。政府は後発薬の使用が拡大すれば医療費削減につながるとみて、シェアを現在の2倍の30%に拡大する計画。処方箋に「後発薬への変更可」の欄ができることで、ジェネリック医薬品の普及が進むと思う。
 

赤ワインで眼病予防期待、ポリフェノールが目の血管拡張

2007-04-21 09:41:08 | Weblog
ポリフェノールなどが多い有機栽培の果物=実験で証明(時事通信) - goo ニュース
読売新聞
 {赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロールに、目の血管を拡張させる機能があることを、旭川医大などの研究チームが突き止め、大阪市で開催中の日本眼科学会で20日発表した。

 成人の失明原因でトップを占める糖尿病網膜症をはじめ、血流障害による病気の予防効果が期待される。

 研究チームは、がんの抑制効果が報告されているレスベラトロールに着目。人が赤ワイン3~4杯を飲んだ場合の血中濃度に相当するレスベラトロール溶液を作り、ブタの網膜血管を5分間浸して血管の直径を測定したところ、通常の状態から約1・6倍にまで拡張した。

 同様の効果は、血中のコレステロールを低下させる「スタチン」にもあるが、スタチンが血管内皮に作用するのに対し、レスベラトロールは、血管内皮とその外側にある平滑筋(へいかつきん)の両方に作用し血管を広げていた。}

 ポリフェノールの一種、レスベラトロールが、目の血管を拡張させる機能があることを発見、成人の失明原因である糖尿病網膜症や、血流障害による病気の予防効果が有るという。ワインの愛飲家にとっては嬉しい話である。