散華に歓声、長野・善光寺で再建300周年の大法要(読売新聞) - goo ニュース
読売新聞
{長野市の善光寺本堂(国宝)の再建300周年を記念した大法要が14日、同寺で執り行われ、境内は厳かな雰囲気に包まれた。
本堂の前庭で行われた儀式では、雅楽に合わせ、善光寺大本願(浄土宗)の鷹司誓玉上人(たかつかさ・せいぎょく・しょうにん)と、善光寺大勧進(天台宗)の小松玄澄貫主(こまつ・げんちょう・かんす)らが入場、両宗派の住職ら約20人が読経した。
続いて、本堂の回廊で白と青の紙の“花びら”をまく「散華(さんげ)」を行うと、大勢の参拝者から大きな歓声がわき起こった。
善光寺は7世紀ごろの創建とされる。過去に11回、火災に遭い、現在の本堂は江戸時代の1707年(宝永4年)に再建された。大法要は本来、7年に一度の「御開帳」時の行事だが、今年は再建300年にあたるため、営まれた。}
長野の善光寺本堂(国宝)が再建されて300周年を記念した慶讃大法要が14日、天台宗は小松玄澄貫主・浄土宗は鷹司誓玉上人が臨席され、両宗派の一山住職が出仕して境内で厳かに執り行われた。
奇しくも300有余年前、徳川の肝いりで、善光寺本堂再建に努めたのが慶運大僧正である。お供を従え全国行脚して、本堂再建の寄進を仰いだ。全国から寄進が集まりさらに、善光寺が全国的に知られるきっかけになった。ちなみに慶運大僧正の生誕地は千葉県いすみ市である。我が寺も善光寺型阿弥陀如来を安置されている縁で、全国善光寺会に入会させて頂いている。
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{長野市の善光寺本堂(国宝)の再建300周年を記念した大法要が14日、同寺で執り行われ、境内は厳かな雰囲気に包まれた。
本堂の前庭で行われた儀式では、雅楽に合わせ、善光寺大本願(浄土宗)の鷹司誓玉上人(たかつかさ・せいぎょく・しょうにん)と、善光寺大勧進(天台宗)の小松玄澄貫主(こまつ・げんちょう・かんす)らが入場、両宗派の住職ら約20人が読経した。
続いて、本堂の回廊で白と青の紙の“花びら”をまく「散華(さんげ)」を行うと、大勢の参拝者から大きな歓声がわき起こった。
善光寺は7世紀ごろの創建とされる。過去に11回、火災に遭い、現在の本堂は江戸時代の1707年(宝永4年)に再建された。大法要は本来、7年に一度の「御開帳」時の行事だが、今年は再建300年にあたるため、営まれた。}
長野の善光寺本堂(国宝)が再建されて300周年を記念した慶讃大法要が14日、天台宗は小松玄澄貫主・浄土宗は鷹司誓玉上人が臨席され、両宗派の一山住職が出仕して境内で厳かに執り行われた。
奇しくも300有余年前、徳川の肝いりで、善光寺本堂再建に努めたのが慶運大僧正である。お供を従え全国行脚して、本堂再建の寄進を仰いだ。全国から寄進が集まりさらに、善光寺が全国的に知られるきっかけになった。ちなみに慶運大僧正の生誕地は千葉県いすみ市である。我が寺も善光寺型阿弥陀如来を安置されている縁で、全国善光寺会に入会させて頂いている。