喜多院法興寺

住職のひとりごと

今年の漢字は「絆」=震災、なでしこなど反映

2011-12-13 06:28:47 | Weblog
(時事通信)
 {漢字1文字で一年の世相を表す毎年恒例の「今年の漢字」が12日、「絆」に決まった。東日本大震災をはじめ台風やタイの大洪水など災害が相次ぎ、人と人の絆の大切さが見直されたことや、サッカー女子ワールドカップ(W杯)で初優勝した「なでしこジャパン」のチームワークなどが反映された。

 発表会場となった京都市東山区の清水寺では、森清範貫主が大きな「熊野筆」で「絆」と揮毫(きごう)した。13日午前10時から31日正午まで同寺本堂で一般公開される。

 森貫主は記者会見で、絆が選ばれることを予想していたとし、「この絆をもって皆さんが一つの心になり、日本をこれから力づけていただきたいという思いを込めた」と語った。その上で「来年はこの絆を受けて、力の出るような一字になればありがたいと思っている」と話した。} 


 日本漢字能力検定協会では今年一年を表す漢字を全国からの募集した。全国から過去最多の49万6997通の応募があり、「絆」が1位に選ばれた。2位は「災」、3位は「震」と続いた。東日本大震災や台風被害で家族の大切さを感じ、支援の輪も広がったことに加え、女子サッカー・なでしこジャパンのチームワークも理由に挙がった。2011年を表す漢字「絆」の字を清水寺で、森清範貫主が特大の和紙に墨で書き上げた。今年の一字「絆」で大変な一年だったことが思い出され、来年はもっと良い年であることを願いたい。