喜多院法興寺

住職のひとりごと

津波で電球流されたが全国から応援・仙台、光のページェント

2011-12-04 06:52:31 | Weblog
(読売新聞)
 {仙台市の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」が2日、同市青葉区の定禅寺通で始まった。

 同市宮城野区の倉庫に保管していた電球約55万個が津波で流され、開催が危ぶまれたが、「希望のあかりをともそう」と新たに40万個を購入。東京・表参道と秋田県大館市のイルミネーション行事関係者からも計10万個以上が提供された。今年で26回目。

 160本のケヤキに取り付けられたオレンジ色や黄色の電球が点灯されると、集まった市民や観光客から大歓声が上がった。宮城県気仙沼市の男性(67)は「住み慣れた町が津波にのまれ、つらいことの多い年だったが、一瞬でも忘れることができた」とあかりを見つめた。

 点灯期間は31日までの午後5時半~10時(31日は午後11時まで)。節電のため、点灯時間を昨年より1時間短くした。}

 昨年まで使っていた電球55万個が東日本大震災の津波で流されて使えなくなり、開催が危ぶまれたが、支援の訴えに例年より多くの寄付や企業の協賛金が寄せられた。「希望のあかりをともそう」と新たに40万個を購入、東京・表参道や秋田県大館市などの団体も電球を貸し出して支えた。「今年はたくさんの涙が流れたが、全国の応援で希望の光がともった」。奥山恵美子・仙台市長は点灯式であいさつした。「希望の光」を見てもらいたいと、昨年より25万人多い300万人の人出を見込んでいる。