喜多院法興寺

住職のひとりごと

第1回大阪マラソン、国内外から約3万人出場

2011-11-01 06:35:04 | Weblog
10月31日付 よみうり寸評
 {もう11年も前のこと。2000年のシドニー五輪・女子マラソン、高橋尚子選手とルーマニアのリディア・シモン選手の長い並走。
◆シドニーの名所、アンザックブリッジの頂点、27・4キロ付近で、先頭はこの二人だけになった。そこから高橋選手がサングラスを投げ、スパートした35キロ付近までの長い長い並走だった。
◆そのうえ、一度は大きく引き離したはずのシモン選手にスタジアムに入ってから猛追されるという場面もあった。ファンなら、Qちゃんの金メダルとともに、ライバル、シモン選手を今も忘れない。
◆きのう、第1回大阪マラソンにそのシモン選手が参加、堂々このマラソンの初代女王に輝いた。「リディア!」と沿道から声援が飛んだ。
◆大阪では世界選手権など10度以上も走って「第二の故郷」という。シモン選手は来年のロンドンで五輪史上初の5大会連続出場を目指す。ルーマニア革命当時、16歳だった少女は今、38歳のママさん選手。
◆息の長いシモン選手の姿に「人生はマラソン」という言葉を思った。}

 国内外から約3万人のランナーが参加して、大阪で初の大規模市民マラソンとなる「第1回大阪マラソン」(大阪府、大阪市、大阪陸上競技協会主催、読売新聞社共催)が30日開かれ、が雨模様の大阪市中心部を駆け抜けた。100万人を超す観衆が沿道から声援をうけ、大阪城公園前をスタートし、御堂筋、通天閣などを経て、大阪南港のインテックス大阪にゴールするフルマラソンには招待選手を含め男女計2万7161人がゴールした。招待選手のルーマニアのシモン選手が初代女王に輝き、大会に華を添えた。