喜多院法興寺

住職のひとりごと

流行語大賞に「ゲゲゲの~」、トップテンには「ととのいました」が

2010-12-02 07:12:52 | Weblog
12月2日付 編集手帳 読売新聞
 {「新聞」とかけて「お坊さん」と解く。そのココロは――今朝(袈裟)きて今日(経)よむ。テレビの『笑点』で人気者になったなぞかけの名手、故・二代目春風亭梅橋さんの作と伝えられる。
◆寄席では昔からおなじみのなぞかけに、今年、新しく息を吹き込んだのは漫才コンビ「Wコロン」のねづっちさんである。テレビ番組などで披露する即興の妙技に感心した人は多かろう。
◆お題が出て小考し、作品の完成を告げるときにねづっちさんが言う「ととのいました」が師走恒例「ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンに選ばれた。
◆〈タレントは知恵がないのも芸のうち〉(サラリーマン川柳)と 揶揄 ( やゆ ) される安直な笑いに、視聴者が飽きたのか。商売道具の言葉を粗末にする永田町に、人々がうんざりしたのか。伝統の言葉遊びが見直された背景は分からない。乗り遅れてはならじと、恥を忍んで 真似 ( まね ) てみる。お題は時節柄、「いまの政治」
◆ととのいました。「いまの政治」とかけまして「武将の心得」と解きます。そのココロは――センゴク時代にはカンの働きが勝負です。おあとがよろしくないようで。}

「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞には、NHKドラマ「ゲゲゲの女房」で話題になった「ゲゲゲの~」が選ばれ、残念ながら「Wコロン」のねづっちさんの「ととのいました」は大賞は逃したが、今年はブレイクした。その他では、池上彰さんの「いい質問ですねぇ」や「食べるラー油」も入選。「脱小沢」も選らばれた。