喜多院法興寺

住職のひとりごと

妙法院門跡名誉門主の大久保良順師が死去

2010-11-01 06:45:29 | Weblog
読売新聞
 {大久保良順師(おおくぼ・りょうじゅん=三十三間堂本坊・妙法院門跡名誉門主)10月28日、胃がんで死去。95歳。告別式は12月8日午後2時、東京都台東区谷中7の14の8天王寺本堂。喪主は菅原信海(しんかい)・妙法院門跡門主と末広照純(しょうじゅん)・天王寺住職。1992~2002年、妙法院門跡の門主を務めた。}

 大学時代に講義を受けた、大久保良順大僧正が、95歳ご逝去され、心よりお悔やみ申し上げます。先生は京都・三十三間堂の本坊である妙法院門跡の第五十一世門主としてまた、早稲田大学名誉教授、文学博士、天台宗勧学と近寄りがたい肩書きだが、話し始めると、いたってざっくばらんな性格であった。栃木県日光市生まれ、日光輪王寺一山の照尊院住職だが、早稲田大学文学部の教務主任だった。後に大正大学学長、妙法院門跡門主を務めた。