喜多院法興寺

住職のひとりごと

ES細胞使い脊髄損傷患者に初の臨床試験開始

2010-10-12 06:59:01 | Weblog
時事通信
 {【ワシントン時事】米医薬ベンチャー企業ジェロン(本社カリフォルニア州)は11日、再生医療に役立つと期待されているヒト胚(はい)性幹(ES)細胞を使った脊髄(せきずい)損傷患者への臨床試験を開始したと発表した。ヒトES細胞を利用した治療法の臨床試験は世界で初めて。

 同社はまず、ヒトES細胞を分化させた「オリゴデンドロサイト前駆細胞(OPC)」を患者の損傷部位に注入して神経再生を促す治療法について「安全性を確認する」と強調。脊髄損傷から14日以内にOPCを患者に与える必要があるという。患者はジョージア州アトランタの病院に入院している。

 ジェロン社のトーマス・オカルマ最高経営責任者(CEO)は「ヒトES細胞を使った治療分野での画期的な出来事だ」と試験開始の意義を訴えている。

 身体の多様な細胞に変わるES細胞は胚(受精卵)から取り出される。ロイター通信によると、同社は不妊治療で残った胚からES細胞を作った。}

 ジョージア州アトランタの病院で、 脊髄損傷の患者に対し、神経の再生を助けるES細胞を使った臨床試験が始まった。脊髄損傷から14日以内にヒトES細胞を損傷部位に注入して神経再生を促す必要があるという。この臨床試験が成功したなら、これから脊髄損傷した患者には、完治出来る希望が出てきた。