喜多院法興寺

住職のひとりごと

触覚伝える手術ロボ開発=難手術に応用も―慶大

2010-08-05 06:27:27 | Weblog
時事通信
 {慶応大学は4日、操作する医師の手に器具や患部の触覚を伝える手術支援用ロボットの開発に世界で初めて成功したと発表した。安全性の向上や遠隔診療のほか、視覚に頼る内視鏡手術と比べ、より難しい手術への応用も期待できるという。

 開発に携わった同大医学部の森川康英教授(小児外科)らによると、従来の手術ロボットは、操作する医師の手に患部の触覚などが一切伝わらず、経験に頼る部分が大きい触診や手術糸の縫合などが難しい点が、実用化に向けた大きな課題となっていた。

 森川教授らは、人が物体に触れた際に生じる、物体に与える力と物体から返ってくる力の感覚を忠実に再現。ロボットの「手」に当たるはさみ状の医療器具の感触が医師にほぼリアルタイムで伝わるため、医師は実際に手術器具を動かしたり、患部に触れたりした際に得られる手応えを感じることができる。

 この手術ロボットの開発により、肺や肝臓の内部の腫瘍(しゅよう)といった、視覚だけでは分かりにくいものも発見できるようになる可能性もあるという。}

 慶大で遠隔手術のさいの医師の手となる、器具や患部の触覚を伝える手の感覚を手術支援用ロボットの開発に世界で初めて成功したと発表した。医療器具の感触が医師にほぼリアルタイムで伝わるため、患部に触れたりした際に得られる手応えを感じで、視覚以外での腫瘍が発見が出来るという。