喜多院法興寺

住職のひとりごと

修学旅行中止、駅で告げられた 大阪の中3「うそやー」

2009-05-19 06:54:33 | Weblog
朝日新聞
 {「皆さんにお知らせしなくてはならないことがあります。残念ですが、このまま引き返します」

 18日午前8時半ごろ、関東への修学旅行に出かけるため、JR新大阪駅に集まった大阪市立高倉中学校(同市都島区)の3年生約160人に、山ノ井寛久校長が沈痛な表情で語りかけた。大阪市は同日朝、全市立学校の1週間の休校を決定。期間中の修学旅行の中止も決めたためだ。

 「絶対うそやー」「いややっ」。目を潤ませる生徒もいた。大きなバッグを抱えた生徒たちは、ラッシュアワーがおさまった後の午前9時過ぎ、電車で引き返した。修学旅行は2泊3日で、東京ディズニーランドや国会議事堂などを巡る予定だったという。

 女子生徒(14)は「ディズニーランドは初めてやったからショックすぎる。修学旅行は中学生活の一番の楽しみ。行かれへんとかありえへん」。男子生徒(14)も「ホテルでやる劇とか時間をかけて一生懸命用意したのに……。マスクも何枚も持ってきてる。延期でもいいから行きたいです」とうつむいた。

 山ノ井校長が、大阪市教育委員会から修学旅行の中止決定の連絡を受けたのはこの日午前7時すぎ。「大阪市内から外に出る行事は中止する」との趣旨だった。大半の生徒は既に駅に向かっていた。

 山ノ井校長は「むごい。何でもっと早く決定できなかったのか」と苦渋の面持ち。「キャンセル料がかかる上、また費用がかかる。改めて修学旅行を実施するか白紙の状態だ」と話した。}
 
 関西地区に新型インフルエンザが蔓延した結果、楽しみにしていた中学生の修学旅行が、突如として中止となった。それも、集合した駅での旅行中止だ。同校の生徒が新型インフルエンザにかかったのであれば、諦めがつくが、生徒は納得がいかなかったと思う。中止でなく、延期にしてあげたらと思う次第だ。