喜多院法興寺

住職のひとりごと

女装僧侶に苦悩-タイ仏教界

2009-05-06 06:33:51 | Weblog
時事通信
{【バンコク5日時事】厳格な戒律で知られるタイの仏教界が、同性愛などの若い僧侶の振る舞いに頭を悩ませている。僧侶の象徴である黄衣を女性風に着こなし、化粧もするなど、人目をはばからぬ行動は社会問題に発展。仏教学校が年少者向けの特別講座を開設するなど対策が始まった。

 タイ国民は敬虔(けいけん)な仏教徒が多く、道ばたですれ違う僧侶に、通行人が立ち止まって手を合わせる姿がよく見られる。僧侶は戒律を守り、禁欲的な生活を送るとされている。

 しかし、最近は若い僧侶らに変化が起きている。地元メディアによると、同性愛などの僧侶の中には女性のようなファッションで托鉢(たくはつ)を行うケースも見られるようになった。彼らは体の線を強調するように黄衣の着方を変え、ピンクの帯やバッグを身に付ける。細いまゆを描き、化粧もする。

 こうした姿が報道などで取り上げられると、仏教界から批判が噴出。昨年設立された仏教学校は4月、年少者を対象とした集中講座の開設を決めた。僧侶としての正しいあり方を教える中で、女性的な振る舞いを控えるよう指導するという。}

仏教と言っても日本の大乗仏教と違い、タイの南方仏教は戒律が厳しいので知られている。昔からタイはニュウハーフが多いことで有名だが、僧侶の世界でも、ニュウハーフが広がりをみせ、化粧をしたりピンクの帯やバッグを身に付けて托鉢を行うケースも見られるようになった。タイ仏教会としては由々しき問題となっている。