和牛専門の肉屋、ＮＹ初登場

　時事通信
｛【ニューヨーク４日時事】世界中の食文化が集まるニューヨークの中心街に、高級和牛肉を専門に売る精肉店が今月、初登場した。隠れ家のようなレストランや有名ホテルがひしめくエリアに、陳列棚が目に飛び込むガラス張りの店構え。興味津々のシェフらが早速訪れるなど、滑り出しは好調のようだ。

　店名はずばり「ジャパン・プレミアム・ビーフ（高級和牛）」。２年がかりで開店にこぎ着けた入舩大吾社長（３３）は「米国人にも和牛の繊細な味を知ってもらい、ブランドを広めたい」と意気込む。

　和牛と米国産牛の交配種の肉を、ステーキだけでなく、すき焼きやしゃぶしゃぶ、焼き肉など、調理法に合わせてカット。値段は、特上部位のサーロインで米国産の約２倍だが、おいしさは保証します」（入舩社長）とのこと。

　店舗は現代芸術家の故アンディ・ウォーホル氏が所有し、早世した米画家ジャン・ミシェル・バスキア氏も暮らしたビルにあり、話題性も十分。月間売上高１０万ドル（約１０００万円）を目指し、マンハッタンに新風を吹き込む。｝　

　世界中の食文化が集まるニューヨークの中心街に、高級和牛肉を専門に売る精肉店が今月、初登場した。シェフらが早速訪れるなど、滑り出しは好調のようだ。
和牛の他に米国産牛の交配種の肉をステーキだけでなく、すき焼きやしゃぶしゃぶ用、焼き肉用にカットして販売。値段が高いがはたしてマンハッタンに新風を吹き込むか、今後に注目したい。