朝日新聞
{北京五輪も力及ばず――。総務省が14日発表した「デジタルテレビ放送に関する移行状況緊急調査」によると、9月時点での地上デジタル放送受信機の世帯普及率は46.9%で、目標ラインの50%を下回った。11年7月の地デジ完全移行まで3年を切るなか、初めて目標を割り込む事態となった。
世帯普及率は毎年度末に調査しているが、8月の北京五輪による地デジ普及率の「押し上げ効果」を探るため、今回は特別調査を実施した。9月時点の世帯普及率は今年3月末に比べて3.2ポイント上昇し、約2345万世帯が受信機を持っていた。
地上アナログ放送が11年に終了することを知っている人は同10.6ポイント増え75.3%だった。総務省の担当者は「北京五輪を普及拡大の好機と思っていたが……。家庭に受像機が1台もない人が予想より買っていない。気を引き締めて周知活動します」。普及率の伸び悩みが続けば、アナログ停波の延期論が台頭する可能性もある。}
9月時点での地上デジタル放送受信機の世帯普及率は46.9%で、目標ラインの50%を下回った。原因はいろいろあると思うが、アナログ放送の電波と違い、地上デジタルの電波は、拾いにくい。業者がアンテナを設置しないと、地上デジタルのチューナーを買っても見られない。我が家はいま持ってアナログである。
{北京五輪も力及ばず――。総務省が14日発表した「デジタルテレビ放送に関する移行状況緊急調査」によると、9月時点での地上デジタル放送受信機の世帯普及率は46.9%で、目標ラインの50%を下回った。11年7月の地デジ完全移行まで3年を切るなか、初めて目標を割り込む事態となった。
世帯普及率は毎年度末に調査しているが、8月の北京五輪による地デジ普及率の「押し上げ効果」を探るため、今回は特別調査を実施した。9月時点の世帯普及率は今年3月末に比べて3.2ポイント上昇し、約2345万世帯が受信機を持っていた。
地上アナログ放送が11年に終了することを知っている人は同10.6ポイント増え75.3%だった。総務省の担当者は「北京五輪を普及拡大の好機と思っていたが……。家庭に受像機が1台もない人が予想より買っていない。気を引き締めて周知活動します」。普及率の伸び悩みが続けば、アナログ停波の延期論が台頭する可能性もある。}
9月時点での地上デジタル放送受信機の世帯普及率は46.9%で、目標ラインの50%を下回った。原因はいろいろあると思うが、アナログ放送の電波と違い、地上デジタルの電波は、拾いにくい。業者がアンテナを設置しないと、地上デジタルのチューナーを買っても見られない。我が家はいま持ってアナログである。