喜多院法興寺

住職のひとりごと

障害者割引悪用、通販広告を大量郵送 石川の会社

2008-10-06 07:07:43 | Weblog
朝日新聞
 {大手印刷・通販会社「ウイルコ」(石川県白山市、東証2部)が、心身障害者団体が定期刊行物を郵送する際に格安の料金が適用される「低料第3種郵便物」制度を悪用し、約4年間にわたって化粧品や健康補助食品などのダイレクトメール(DM)広告を大量に郵送していたことが5日、朝日新聞の調べでわかった。取材に対して事実関係を認めた同社は「コンプライアンス(法令順守)上、問題があった。今後は、この制度を使ったDMは出さない」としている。(上沢博之)

 障害者団体を対象にした「低料第3種郵便物」として郵便事業会社(JP日本郵便)の承認を受けると、定形外郵便物(50グラムまで)の場合で1通当たり120円の料金が、月3回以上発行すれば約93%も割り引かれて8円になる。承認の条件は郵便法などで「8割以上が有償で購読されていること」などと定められている。

 しかし、ウイルコは、自社のDM広告を、大阪府や兵庫県の複数の障害者団体が発行する「定期刊行物」とともに、過去に取引があった自社の顧客に1回につき数万~10万部を郵送していた。郵送先のほとんどが購読者ではないことは認識していたという。

 ウイルコと関与した複数の障害者団体によると、両者に「違法性はない」などと話を持ちかけたのは、大阪市西区の広告会社「新生企業」。ウイルコは新生企業に「広告料」を支払っていたという。また、障害者団体側は「多少の金は受領したが、新生企業に任せきりだった」と言っている。

 これに対して、新生企業の社長は「決まりに基づいてやっている。(購読者は部数の)8割ある。不正はない」と主張。しかし、刊行物を1回あたり数万部発行したという障害者団体のうちの一つは「団体の支援者など本来の購読者」は40人余だったと説明している。}

 障害者団体を対象にした「低料第3種郵便物」定形外郵便物(50グラムまで)の場合で1通当たり120円の料金が、月3回以上発行すれば約93%も割り引かれて8円になる。通常120円の郵送料を8円で行っていた。郵送料がタダ同然で利用した企業は悪らつきわまりない。