喜多院法興寺

住職のひとりごと

現金出し入れ任せきり 茨城県国保連、巨額着服見抜けず

2008-04-23 12:58:04 | Weblog
朝日新聞
 {茨城県国民健康保険団体連合会(水戸市)に勤務する会計課の元主任(34)=22日付で懲戒免職=が、市町村から集めた保険料約10億円を着服していた問題で、同連合会の石塚仁太郎・理事長は22日に記者会見し、現金の出し入れを元主任に任せきりにしていた実態を明らかにした。元主任は約3年間に同連合会の銀行口座から何度も引き出していたが、元主任が自主申告するまで、巨額着服を把握できなかったとしている。

 同連合会によると、元主任は05年ごろから、上司に無断で会計課の金庫から通帳と印鑑などを持ち出し、同連合会が管理していた20口座の一部から1回あたり100万~300万円を引き出した。元主任は四半期の監査などの度に、着服した口座の穴を埋めるため、口座間で現金を振り替えていた可能性もあるという。}

 元主任が横領を申告してはじめて、10億の巨額の着服が見つかった。この3年間の間、見つけられなかったことに驚く。もっと早く見つけていれば、10億円という巨額のかねが着服できなかったはず。理事長以下上司の責任は大きい。保険料が少ないと、後期高齢者保険が立ち上がった矢先に、国民は大変怒っている。