喜多院法興寺

住職のひとりごと

葉酸摂取が不足すると認知症発症リスク3倍に

2008-02-06 07:22:18 | Weblog
(時事通信)
{【パリ5日AFP=時事】ビタミンB9とも呼ばれる葉酸が不足すると、老年の認知症発症リスクが3倍に高まる恐れのあることが韓国の研究者らの調査で分かった。5日発行の英専門誌が伝えた。 同研究者らは認知症の兆候がない老人518人を対象に2.4年にわたり追跡調査を行った。すると調査期間の最終時点で、アルツハイマー病と診断された人34人を含む45人で認知症が発症。葉酸について調べた結果、年齢や身体障害、アルコール摂取、体重変化など他の要素を考慮に入れても、葉酸の極端な減少が認知症発症に極めて関係のあることが突き止められたという。
 ホウレンソウ、カブラ菜、サラダ菜などの葉野菜や乾燥豆、エンドウ豆、ある種の果実に含まれる葉酸は新しい細胞の生成に不可欠とされている。
 英医学誌ランセットが昨年掲載した研究結果によると、毎日800マイクログラムの葉酸を摂取する50歳以上の人に短期記憶や言語能力などの改善が見られた。また過去の研究では、母親が妊娠前あるいは妊娠初期を通じ葉酸を摂取することで、子供の脳脊髄疾患が避けられることが明らかにされている。〔AFP=時事〕}

 老年の認知症発症リスクがビタミンB9とも呼ばれる葉酸が不足すると、3倍に高まることが韓国の研究者らの調査で分かった。葉酸はホウレンソウ、カブラ菜、サラダ菜や、エンドウ豆に多く含まれ、ビタミンB9は新しい細胞の生成に不可欠だという。認知症の改善にも葉酸は効果があるらしい。