喜多院法興寺

住職のひとりごと

タイガー魔法瓶を提訴 派遣女性「正規雇用せず突然解雇」

2007-02-27 07:25:02 | Weblog
「偽装請負で精神的苦痛」 女性がタイガー魔法瓶を提訴(朝日新聞) - goo ニュース
  産経新聞
 {タイガー魔法瓶(大阪府門真市)で派遣社員として5年以上同じ業務に従事した上、突然契約を解除されて精神的苦痛を受けたとして、大阪府内の女性(30)が26日、同社に慰謝料300万円と正社員としての雇用などを求める訴訟を大阪地裁に起こした。契約解除は労働局が同社を指導した直後に行われており、女性側は「解雇は労働局に申告したことに対する報復」と主張している。

 訴状によると、女性は門真市の人材派遣会社を通じ、平成13年9月からタイガーで勤務。社員の指示を受けるなど実態は派遣なのに、請負契約を装った“偽装請負”が行われていた。女性は昨年11月、大阪労働局に申告。同局は労働者派遣法違反を認定し、タイガーに行政指導を行った。

 同法は一定期間を過ぎた場合、派遣先の企業に直接雇用する義務があると規定。労働局による指導はこの趣旨を踏まえ、女性の雇用の安定を図る前提で派遣契約の解除を求めるものだったが、タイガーは契約解除だけを行い、女性を正規雇用しなかったという。

 提訴後、会見した女性は「話し合いにも応じてもらえず、悩みに悩んで提訴した」と話した。
 タイガー魔法瓶の話 「訴状を見ていないのでコメントできない」}

 タイガー魔法瓶の派遣社員だった女性から「突然の解雇は労働局に申告したことに対する報復」であり、精神的苦痛を受けたとして、大阪地裁に訴訟を起こした。
大阪労働局は労働者派遣法違反を認定し、タイガーに行政指導を行った。しかしタイガーは契約解除だけを行い、女性を正規雇用しなかったという。弱い派遣社員の立場を良いことに、行政指導を無視した行為は企業イメージダウンにつながると思う。