▼油彩による退色表現を行います。
まずは車体から始めました。使用した油彩は、チタニウムホワイト、ネイプルスイエロー、ウルトラマリン、イエローオーカー、ローアンバーの5色です。
この後、綺麗なターペンタインを少し含ませた筆で上から下へと拭き取っていきました。
▼車体上面にも同じように油彩5色を点付けしました。
滑り止め部分が汚くならないようにチタニウムホワイト、ネイプルスイエローを多めに付け、車体側面と同じようにターペンタインを含んだ筆で円を描くようにして広げていきました。
▼車体はこんな感じに仕上がりました。
写真だとあまり変化がありませんが、かすかに残った油彩の各色が経年変化を感じさせます。
▼タミヤのパネルラインのブラックでエンジングリル部分の墨入れをしました。
▼砲塔、砲身も車体と同じようにして油彩の点付けによる退色表現をしていきます。
▼油彩による退色表現が終わりました。
コマンダーの車載機銃が曲がって付いてしまっていました
▼チッピング作業をします。
アクリルのファレホ、チョコレートブラウンを使いました。
1/72なのでビビリながら細筆で付けています。一部ミミズが這っているようになってしまっています
▼実は自作のウェットパレットを作る前に、ヨドで買っていたパレットがありました。
実売220円位だった気がします。今回はこのパレットを使ってみました。
▼付属のスポンジをケースに入れて水を浸し、付属のトレペっぽいシートをスポンジの上へおきます。
▼大きくはないですが、使用する色数が少なければ充分使えると思います。
チョコレートブラウン1色なのでこんな感じです。乾燥することなく良い状態で塗装を進めることができました。
▼油彩による退色表現、ファレホによるチッピング作業が終わりました。
今回はここまでです。
次回は足回りのウエザリングをして完成へ進みたいと思います。
すごいですね~。
72という大きさを忘れてしまいます。
現用戦車なので控え目なチッピングが丁度良いと思います。
いよいよ完成が間近ですね。
そうなんです。チッピングは細筆やスポンジを使って付けていきます。今回は細筆オンリーです。
ミニスケール(1/72,1/76)はオーバースケールになりがちなのでいつもするかしないか躊躇しています。
ウエザリング作業は進めていくに連れてどんどん変化がしていくのが面白いですね。
チッピングはやるかやらないか、迷いました。
現用は車体に多様な材質を用いている場合があるので大戦中の車両のように全体に付くかどうか疑問があります。まあ考えていても進まないのでイメージ優先でやってしまいました。
次回は完成写真の掲載になる予定です。
細かくてお見事です!
まーナナニイはオーバースケール気味で
よいと思いますよ。そもそもがデフォルメ気味ですので(^^)
ミニスケ最大の難関(笑)のチッピングです。
なるべくそっ〜と車体を触わるようにしてやりました。もう雰囲気重視ですね