昨日(7月14日)の記事の続きです。
なった穂がありましたので白色、及び黄色の子実の糖度をそれぞれの色別で測定してみました。
バイカラーになったのは、近くに黄色い子実の「味来」から自家受粉を繰り返した累代のものを
栽培していたので、その花粉が飛んで来て授粉したからです。
開花時期は黄色種の方が早いので白色種との交雑は、全くないと思っていたのですが、トウモロコシの
花粉の授粉能力は、想像以上に長続きするものだと知りました。(梅雨の時季だから?)
これが測定した穂です。

測定試料です。
付け根近くの子実から白、黄色それぞれ4粒ずつ取り出しました。

白い粒の測定結果です。
昨日の白い粒の記録である17.5度を超えてしまいました。

黄色い粒の結果です。
白い粒より3度以上低い15.5度ですが、メロンならこれでも甘い方ですし、スイカなら普通では
手に入らない程の最上級の甘さです。

前から甘さだけならホワイトコーンが一番じゃないかと思っていましたが、それを裏付けるデータを
得たような感じがしますので、これからも測定に適した穂が手に入れば測定を繰り返してみるつもりです。