ひろかずのブログ・3

81歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

史実とは・・・   

2019-02-01 10:03:53 | 風景

 

            史 実 と は・・・・

 きのう(1/31)は久しぶりの雨。こんな日の散歩は、新幹線の下の遊歩道に限ります。

 きのうでした。新幹線下の途中に白い椅子がありました。

 その椅子には「持って行くな!!」と書いてあります。

 この椅子は、どこかで見たことのある椅子なんです。

 たしか、加古川の土手近くの用水路横に5~6脚あった椅子の一つです。

 私も散歩の途中で、疲れたらよく座りましたから、間違いありません。

 でも、知らなかったら、この椅子の文字から「盗んでいく人がいるのだな・・・けしからん」と思ってしまうでしょうね。

 話は別のことです。

 

 ドーデの『最後の授業』のことです。

 内容は「舞台はアルザスの寒村。普仏戦争に負けたフランスでは、アルザスをプロイセン(ドイツ)に併合されることになり、小学校ではフランス語での授業が禁止になりました。

 先生は、そのことを生徒に告げて、最後に「ビバ、フランス(フランス万歳)」と生徒に言って授業を終えました・・・」というストーリーです。

 小学校では、よく取り上げられる教材です。

 でも、ですよ。本当のことを言うとドイツに占領される前に、史実は、そこをフランスが武力で占領していたんです。

 もともと、そこはドイツの土地だったんです。

 とすると、意味合いが全然違ってきます。

 

 新幹線下にあった白い椅子に書かれた「持っていくな!!」の意味合いとよく似ていると思いませんか。

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