福井県越前市朽飯町
鯖江駅のほぼ真東6kmほどのところにある。
朽飯の集落を貫く道路の突き当たりからが社域で、山と集落との明確な境界でもある。
集落自体は山間部の印象はなく、明るく開けていて、そこから急にせり上がった山の斜面に神社がある形だ。
地形図からは特徴を見出しにくい。南向き斜面にあることから明るい神社を思わせるし、そもそも斜面上にある神社は潤いに欠けることが多い。
だが、境内の雰囲気は、そういった条件とは全く逆の、潤いに充ちた空間であった。
集落名である朽飯は「くだし」と読む。この神社の祭神は機織の神様であるらしく、
百済から渡来した織姫達により機織技術が伝えられたことに因むらしいが、一時期は、集落名を「百済氏(使)」と称していたことがあったようで、それが転じて「くだし」になった・・・のかも? と思っていたら、何だか諸説あるようで・・・。
一の鳥居は集落内にあって、これは二の鳥居。
すぐ背後には民家が連なり、平地が大きく開けているが、鳥居の先は鬱蒼とした空間で、三の鳥居が木々に溶け入りそうに立っているのが見える。
三の鳥居。
三の鳥居をくぐると、山の斜面上とは思えない空間が広がる。
斜面の地形を利用して、縦の奥行きでなく、横の広がりを持たせたようだ。
本殿は、更に一段、高い位置にあり、鳥居正面にある奥の階段、そして手前の階段どちらからでも行ける。
これは上の写真とは反対側から境内を見渡したもの。
境内から三の鳥居。
奥に見える階段は、宝物殿への道。
サツキの植え込みなどもあり、よく手入れされた空間であるが、まるで谷間のように苔も見事である。
南向き斜面にあるとは思えない。
特に、この境内右手にある境内社周りは絨毯のようで、思わず忍び足で歩いてしまう。
こういう環境の中に佇んでいると、心まで潤っていくようで、ありがたく「ぼぉー」っとさせていただく。
こちには拝殿手前の石垣の下。
拝殿。
本殿。
2万5千分1地形図 河和田
撮影日時 090618 7時20分~8時10分
駐車場 集落内の道路、民家の前を避けて邪魔にならないように。
地図
どんな感想を持たれるか不安でしたが、
記憶通りと言っていただきホッとしてます(笑
他の越前の神社も、8~10社、紹介出来そうなんて書きましたが、
改めて見ると不満だらけでして、
結局5社くらいになるかも知れません。
やはりまた行かれますか。
私も、いずれは行くと思います。
年に1、2回くらいは行けそうな距離です。
自然に関心無い人は、ほんとにビックリするくらい関心無いですからねぇ・・・。
女性に限らず、ドライブとかに行っても、
窓の外の景色なんて全く興味無さそうな人が、
それなりにいて驚くんですよ。
まあ可愛い娘が隣に座ってたりしたら、
私の方が景色への関心無くして隣ばかり見てしまいそうですが(笑
小椋から江文は、帰り道をちょっと遠回りする感じですかね。
歩いて山越えすれば、ハイキングコースとしてちょうどいいくらいの距離です。
といっても、私はそんな体力ないですが。
記憶残っているんですが記憶通りですよ。
hiro1jzさんの写真ナイスですよぉ。
ここはhiro1jzさんが教えてくれたから参拝できま
したよ。ここが最初に参拝した神社だったから感動
指数高かったです。
ここの地名は難しいですね。継体天皇の伝承に
結びつけるのは地域柄ですよね。
しかし、あまりに、このエリア素晴らしいし米原
あたりから近いんで大野郡とか、このエリアまで
そそるとこないんですよね。なんでしょうね?
もちろん、また行きま~す。何社か行けなかった
んで再挑戦しますよ。hiro1jzさんも再突撃?
ははは今時の女性は厳しいですよね。自然は、とく
に女性だけだと接する機会もないですしね。
でも可愛い娘だったらOKです!そんな女性でも
綺麗な自然見せたら感動するんじゃないかな?
いや、まったく自然に興味ない女性いるなぁ・・・
江文は小椋神社とセットですか!いいなぁ。この
二社は比較的に近いんですか?
にっこりではなく、ニヤリ、もしくはニタリとしています(笑
雪の多い地方というのは、
雪が土中の隅々にまで水分を行き渡らせるのか、
苔生した場所が多いようです。
温暖化で雪が減ると、苔が減ったり、なんて影響もあるかも知れませんね。
観光関係のサイトを見ると、
「朽飯の地名は、命、管師、また、クダシは久太が志の略で継体天皇の妃倭媛(ヤマトヒメ)の子、久高の王の名であるとする説があります。」
と書かれてありましたが、今ひとつピンとこないというか・・・。
そもそも「朽飯」という字を使うのが不思議なんですよね。
縁起が悪いというわけじゃありませんけど、
今よりもっと食糧事情が切実だった昔に、
飯が朽ちるという字を当てるからには、
何かそれ相応のストーリーがあるような・・・。
あのあたりの八幡各社は
歴史も風景も見事なところが多くて
たまりませんね
hiro1jzさんがことのほか
にこやかにされている雰囲気が
なんとなく想像されます
朽飯の名前の由来は難しそうですね
朽飯・東庄境・領家が
同じ発祥の八幡ですが
名前のつながりはなさそうですね…
機織りというと
猪名津比古が大陸に渡って連れ帰った
呉服(くれはとり)
綾織(あやはとり)
兄媛(えひめ)
弟媛(おとひめ)
の四姉妹と
久礼波(くれは)
久礼志(くれし)
という案内役の名前からも
ちょっとつながらなさそうですね…
「くれし」はちょっと怪しいですが…