昭和61年、福知山線の生瀬‐道場間が新線に切り替えられた。
それまでは武庫川の峡谷に沿って走る単線非電化の路線で、大阪近郊でありながらローカル線の趣を呈していた。
新線に切り替えられた福知山線のこの区間は複線電化されて便利になったものの、トンネルばかりの連続する味気ない路線になった。
代わりに、かつて車窓から眺められた風景を、今は歩いて楽しむことが出来るようになった。
ハイキングコースとして有名になり、平坦なコースでありながらもトンネルや鉄橋があって変化が楽しめることから平日であっても賑わっていることが多くなった。
それは、ただ消えゆくだけの廃線と比べれば、幸せな余生を過ごしていると言える。
私は鉄道が好きなので、廃線という言葉の響きに何か特別なものを感じてしまうのかも知れないが、枕木に歩幅を合わせてトンネルや鉄橋を歩いてみれば、レールは残っていないものの、往時が偲ばれて心は過去に馳せる。
とまあ、少し当時を懐かしむようなことを書いたが、私自身は旧線時代に乗車したことは無く、廃線になってから何度か歩いたことがあるだけだ。
尤も、歩けるのは武田尾‐生瀬間のみで、道場‐武田尾間はほぼ草木に埋もれてしまっている。
廃線跡はハイカーが多いので、当初は歩くつもりは無かった。
ただ、武田尾付近の山峡なら、遅咲きの山桜が楽しめるかも、という期待があったことと、何か春の草花でも撮れればという思いから訪ねることにした。
それに、自宅の最寄り駅から30分ほどもあれば行けるので、緑に接したくなったとき、とても気軽に行ける場所なのである。
武田尾駅を降りたのは、私以外には一人だけだ。
武田尾は変わった駅で、駅の三分の二はトンネルの中、残りは橋の上という構造になっている。
駅前から暫くは線路跡は車道になっているので廃線の趣は無い。
やがて車道が武庫川から離れ、左の谷間に入っていくところから廃線歩きが始まる。
先日、桜の撮影で武庫川上流部を載せたけれど、中流部であるこの辺りは上流部より深い山峡を流れる。
ただまあ、上流部でも水が濁っていたから、当然、この辺りも水が汚れている。
一つめのトンネル。
辛うじて花を残した桜がある。
桜の木は寂しい状態だが、足下には花びらが沢山落ちている。
この枕木は、いったい何十年ここにあるのだろう。
二つめのトンネル手前も桜は似たような状況だが、強い風が吹くと、僅かばかり残った花びらが散って、トンネルの前でキラキラと輝いた。
トンネル内に照明は無いから、懐中電灯は必携である。
このトンネルを抜けたところは、来る度に緑に包まれるような思いがする。
色彩や光の無い場所から抜け出た目には、色はなんと鮮やかで、光はなんと眩いものであるか。
ここは、紅葉や雪景色、雨の日などにも撮ってみたいところだ。
トンネルを抜けて左手の山は「桜の園」と呼ばれている。
桜博士とも呼ばれた笹部新太郎が、演習林として多くの桜を植えた場所で、今日の一番の目的地はここである。
今から20年以上前、私はよくこの辺りに遊びにきていた。
当時、「桜の園」は整備されておらず、笹部氏の死後、多くの桜は枯死していくような状況だった。
私は「桜の園」という名称は知っていたが、何故そう呼ばれているのかを知らなかった。
さして桜が多いとは思えなかったし、「園」と呼ぶような雰囲気も無かった。
あるとき、水上勉の「櫻守」という小説を読んだ。
そこに、この武田尾の「桜の園」が出てきた。
笹部氏をモデルにした小説だったのである。
以後、長らく放置されてきた演習林は、2000年頃から本格的に整備されるようになり、今は多くの人が廃線跡と共に訪れる場所になっている。
桜も増えてきているようで喜ばしいことではあるが、昔、私が遊んだ頃は廃線跡にハイカーは多くても、ちょっと横道に逸れた「桜の園」は静かで寛げる場所だったので、それがちょっと残念である。
左手の山道に入り、「桜の園」をぐるっと周る。
整備されてから来るのは初めてで、案内板があちこちに立てられ何人もの人とも擦れ違うので、かつての印象とは全く違う場所のようだ。
で、その「桜の園」であるが、やはり来るのが遅すぎたようで、山桜の多いこの辺りも花は残っておらず。
ただ、花が終わっても芽吹いた葉が紅葉のような美しさを見せるのが山桜の良さで、緑の濃淡で覆われた新緑の山に彩を添える。
モミジを主体とした、まさに「緑」といった林もある。
燃えるような紅葉という表現があるが、緑もまた、燃えるような鮮烈さであると思う。
廃線跡に戻る。
「桜の園」で桜と山野草でも撮ろうと思っていたのに、桜は終わっており、山野草はタチツボスミレくらいしか目立ったものが無かったので、さてどうしようかと迷う。
武田尾駅の方へ戻って、どこか山道にでも入って植物を探そうかとも思うが、廃線の先を見れば、緑が滴るようで、ちょっと進んでみたくなる。
ハイカーも増えてきたので、それほど気乗りしなかったのだが、新緑の斜面を見ながら歩くのは気持ち良く、適当なところで引き返すつもりが先へ先へと進んでしまう。
武庫川を鉄橋で渡る。
かなり錆付いているし、補修等は全くされていないから、果たしていつまで持つのだろうか。
体がふらつくほど風も強くて、少しだけスリルがある。
当然のことながら、JR西日本はこのコースを歩くことを推奨しておらず、事故等の責任は一切とらない旨の看板がコースの両端に立っているし、「橋りょう上歩行禁止」の看板があったりする。
またトンネル。
トンネル出口のレンガが、外の光と緑を映していた。
まるで蛇の鱗のようにも見え、金属のような光沢を帯びていた。
こうやって見ると、レンガはかなり波打っており、剥落して頭に落下なんてことも有り得なくは無いなぁ、と思う。
岩肌も反射して綺麗だ。
トンネル?
もうここまで来ると引き返す気にもならないので、生瀬に向かって進む。
道の脇にはアケビが多く、花を付けている。
もう住宅地にかなり近いところまで来たが、対岸の山は最後の険しさを見せる。
地形図に高座岩と記されている岩だろう。
ここからすぐに両岸の山は左右に広がって空は広くなり、高速道路や住宅が見えてくる。
生瀬駅まであと1.5キロほどとはいえ、かなり苦痛な道になりそうだ。
もうちょっと長閑な田畑が広がるようなところで、蓮華草でも撮りたかったなぁ、なんて思う。
と、道からちょっと横に入ったところに蓮華草が咲いていた。
一面に咲いているのもいいが、こういう風にぽつぽつと点在して咲くのもいいものだ。
アップで。
スズメノテッポウの間から。
子供の頃、スズメノテッポウを使って草笛を吹いたことを思い出す。
カラスノエンドウ。
最後にちょっと楽しめたが、この後はひっきりなしに車の行き交う国道を歩くことになる。
都市部にいるより空気が悪く、かなり苦痛な道のりだった。
このコースは、生瀬から武田尾に向かって歩く方がいいかも知れない。
撮影日時 160415 11時~14時40分
それまでは武庫川の峡谷に沿って走る単線非電化の路線で、大阪近郊でありながらローカル線の趣を呈していた。
新線に切り替えられた福知山線のこの区間は複線電化されて便利になったものの、トンネルばかりの連続する味気ない路線になった。
代わりに、かつて車窓から眺められた風景を、今は歩いて楽しむことが出来るようになった。
ハイキングコースとして有名になり、平坦なコースでありながらもトンネルや鉄橋があって変化が楽しめることから平日であっても賑わっていることが多くなった。
それは、ただ消えゆくだけの廃線と比べれば、幸せな余生を過ごしていると言える。
私は鉄道が好きなので、廃線という言葉の響きに何か特別なものを感じてしまうのかも知れないが、枕木に歩幅を合わせてトンネルや鉄橋を歩いてみれば、レールは残っていないものの、往時が偲ばれて心は過去に馳せる。
とまあ、少し当時を懐かしむようなことを書いたが、私自身は旧線時代に乗車したことは無く、廃線になってから何度か歩いたことがあるだけだ。
尤も、歩けるのは武田尾‐生瀬間のみで、道場‐武田尾間はほぼ草木に埋もれてしまっている。
廃線跡はハイカーが多いので、当初は歩くつもりは無かった。
ただ、武田尾付近の山峡なら、遅咲きの山桜が楽しめるかも、という期待があったことと、何か春の草花でも撮れればという思いから訪ねることにした。
それに、自宅の最寄り駅から30分ほどもあれば行けるので、緑に接したくなったとき、とても気軽に行ける場所なのである。
武田尾駅を降りたのは、私以外には一人だけだ。
武田尾は変わった駅で、駅の三分の二はトンネルの中、残りは橋の上という構造になっている。
駅前から暫くは線路跡は車道になっているので廃線の趣は無い。
やがて車道が武庫川から離れ、左の谷間に入っていくところから廃線歩きが始まる。
先日、桜の撮影で武庫川上流部を載せたけれど、中流部であるこの辺りは上流部より深い山峡を流れる。
ただまあ、上流部でも水が濁っていたから、当然、この辺りも水が汚れている。
一つめのトンネル。
辛うじて花を残した桜がある。
桜の木は寂しい状態だが、足下には花びらが沢山落ちている。
この枕木は、いったい何十年ここにあるのだろう。
二つめのトンネル手前も桜は似たような状況だが、強い風が吹くと、僅かばかり残った花びらが散って、トンネルの前でキラキラと輝いた。
トンネル内に照明は無いから、懐中電灯は必携である。
このトンネルを抜けたところは、来る度に緑に包まれるような思いがする。
色彩や光の無い場所から抜け出た目には、色はなんと鮮やかで、光はなんと眩いものであるか。
ここは、紅葉や雪景色、雨の日などにも撮ってみたいところだ。
トンネルを抜けて左手の山は「桜の園」と呼ばれている。
桜博士とも呼ばれた笹部新太郎が、演習林として多くの桜を植えた場所で、今日の一番の目的地はここである。
今から20年以上前、私はよくこの辺りに遊びにきていた。
当時、「桜の園」は整備されておらず、笹部氏の死後、多くの桜は枯死していくような状況だった。
私は「桜の園」という名称は知っていたが、何故そう呼ばれているのかを知らなかった。
さして桜が多いとは思えなかったし、「園」と呼ぶような雰囲気も無かった。
あるとき、水上勉の「櫻守」という小説を読んだ。
そこに、この武田尾の「桜の園」が出てきた。
笹部氏をモデルにした小説だったのである。
以後、長らく放置されてきた演習林は、2000年頃から本格的に整備されるようになり、今は多くの人が廃線跡と共に訪れる場所になっている。
桜も増えてきているようで喜ばしいことではあるが、昔、私が遊んだ頃は廃線跡にハイカーは多くても、ちょっと横道に逸れた「桜の園」は静かで寛げる場所だったので、それがちょっと残念である。
左手の山道に入り、「桜の園」をぐるっと周る。
整備されてから来るのは初めてで、案内板があちこちに立てられ何人もの人とも擦れ違うので、かつての印象とは全く違う場所のようだ。
で、その「桜の園」であるが、やはり来るのが遅すぎたようで、山桜の多いこの辺りも花は残っておらず。
ただ、花が終わっても芽吹いた葉が紅葉のような美しさを見せるのが山桜の良さで、緑の濃淡で覆われた新緑の山に彩を添える。
モミジを主体とした、まさに「緑」といった林もある。
燃えるような紅葉という表現があるが、緑もまた、燃えるような鮮烈さであると思う。
廃線跡に戻る。
「桜の園」で桜と山野草でも撮ろうと思っていたのに、桜は終わっており、山野草はタチツボスミレくらいしか目立ったものが無かったので、さてどうしようかと迷う。
武田尾駅の方へ戻って、どこか山道にでも入って植物を探そうかとも思うが、廃線の先を見れば、緑が滴るようで、ちょっと進んでみたくなる。
ハイカーも増えてきたので、それほど気乗りしなかったのだが、新緑の斜面を見ながら歩くのは気持ち良く、適当なところで引き返すつもりが先へ先へと進んでしまう。
武庫川を鉄橋で渡る。
かなり錆付いているし、補修等は全くされていないから、果たしていつまで持つのだろうか。
体がふらつくほど風も強くて、少しだけスリルがある。
当然のことながら、JR西日本はこのコースを歩くことを推奨しておらず、事故等の責任は一切とらない旨の看板がコースの両端に立っているし、「橋りょう上歩行禁止」の看板があったりする。
またトンネル。
トンネル出口のレンガが、外の光と緑を映していた。
まるで蛇の鱗のようにも見え、金属のような光沢を帯びていた。
こうやって見ると、レンガはかなり波打っており、剥落して頭に落下なんてことも有り得なくは無いなぁ、と思う。
岩肌も反射して綺麗だ。
トンネル?
もうここまで来ると引き返す気にもならないので、生瀬に向かって進む。
道の脇にはアケビが多く、花を付けている。
もう住宅地にかなり近いところまで来たが、対岸の山は最後の険しさを見せる。
地形図に高座岩と記されている岩だろう。
ここからすぐに両岸の山は左右に広がって空は広くなり、高速道路や住宅が見えてくる。
生瀬駅まであと1.5キロほどとはいえ、かなり苦痛な道になりそうだ。
もうちょっと長閑な田畑が広がるようなところで、蓮華草でも撮りたかったなぁ、なんて思う。
と、道からちょっと横に入ったところに蓮華草が咲いていた。
一面に咲いているのもいいが、こういう風にぽつぽつと点在して咲くのもいいものだ。
アップで。
スズメノテッポウの間から。
子供の頃、スズメノテッポウを使って草笛を吹いたことを思い出す。
カラスノエンドウ。
最後にちょっと楽しめたが、この後はひっきりなしに車の行き交う国道を歩くことになる。
都市部にいるより空気が悪く、かなり苦痛な道のりだった。
このコースは、生瀬から武田尾に向かって歩く方がいいかも知れない。
撮影日時 160415 11時~14時40分
この道は私もずっと歩いてみたいなぁって思っているんですよ。
でも車の人間なので、駐車位置に戻らなければならないんですよね。
誰か車を目的地まで移動させてくれないかなぁ(笑
新緑の頃、萌葱色の頃、若葉の季節って好きですね。
多分、嫌いな人はいないと思います。(花粉症は別にして)
写真を見ているだけで、気持ち良くなるのですから、実際に歩いてみたいです。
とても羨ましい・・・
先週日曜日は篠山にまだ桜の花が残っていました。
新緑の中に、薄ピンクの塊がぽつんぽつんとあって、綺麗でしたよ。
仕事帰りに、田圃の蓮華が綺麗で撮影したいなぁと毎年思うのですが、休日には耕されてしまうので、今も撮影出来ないでいます。
夕方が一番綺麗に見えるのですが、夕陽の時間って本当に短いですから、駐車場所を探すだけで風景が変化してしまいます。
(最近、ちょっと蓮華畑が増えてきました、蓮華を植えると、公から奨励金が出るからです。)
西脇市の天目一神社の夕景も新緑の頃が一番美しいです。
鎮守の杜と、そばの大木山に夕陽が指すと、若葉に包まれた樹塊がふわふわこんもりと見えて、触ってみたくなります。
あの輝きを撮影出来たらなぁと、これも毎年思うのですが、視点が国道上の運転席でないと、あれは見えないんですよ(笑
新緑の武田尾、本当に行ってみたいです。
紅葉の季節に行った時は、もの凄い人でうんざりしましたけど・・・
こんばんは
私も車に乗っているときは、ここはご無沙汰してました。
楽しいところではありますが、やっぱり人が多いのが残念です。
平日なのに、40人くらいは出会ったかと。
春は虫が出てくるから嫌いって人、結構いますよ(笑
私は春が一番好きですけどね。
緑という色には、こんなにも沢山の色があるのだなぁと感動します。
そこからですと、三木鉄道の廃線跡なんかもいいんじゃないでしょうか。
旧福知山線のように、お気楽なハイキングコースというのとは違うでしょうが、
もっと侘び寂びがあって、ノスタルジーに浸れるような気がします。
先日の赤目にも、山中に少しだけ桜が残っていました。
ちょっと花数は少なかったものの、やっと青空と桜が撮れました。
へえ、蓮華草を植えると奨励金が出るんですか!
ちょっと驚きです。
蓮華畑や鎮守の杜の夕景は、さぞかし美しいでしょうが、
なかなか写真では表現できない美しさでしょうね。
私は夕方に撮影することが滅多に無いのは、
半ば諦めているからだったりします。
私はまだ、最近の秋の武田尾には行ってないのですが、そんなに人出が多いんですか。
昔はそれなりに静かな秋を楽しめたんですが…。
武田尾駅近くの駐車場から、鉄橋辺りまで往復するのもいいかと思います。
駐車場の看板に書かれている電話番号に電話して、500円くらい払わないといけないようですが…。
この回では、4枚目のが一番好きなんです。
道がずっと向こうの方へ続いていて、その見えない先に何が待っているのかなぁって言うゾクゾク感があります。
4枚目のはトンネルの向こうが少しだけ見えていて、明るい世界がちょこっと見えているのが良いです。
それから枕木と散った桜の花びら。
篠山で桜の並木がずっとカーブして続いていくのも素敵でした。
ところで、1枚目や4枚目の写真は姿勢を低くして撮られていますか?
7枚目の林の中の道も好きです。これは立った状態で撮影されました?
しょーもない質問ですみません。
あまり自覚はしてませんでしたが、私自身、道が好きなんでしょうね。
そもそも参道が好きなのは、そういうことかも知れません。
どこか素敵なところへ続いていくような、そんな風に夢想させてくれる道に惹かれますし、
また、そういう風に撮りたいと思いながら撮っている気がします。
気に入っていただけたなら嬉しいです。
私の写真、99%以上はしゃがんで撮っています。
子供の目の高さで撮った方が、奥行きが感じられるように思えるからです。
あとは三脚をいちいち伸ばしたりするのが面倒だという理由が大きいです(笑
今回の記事の写真は、100%座った高さで撮ってます。
ほとんどしゃがんで撮られているのですか!
それで、目線が私に近くて親近感を強く感じる画像になるのですね(笑
今日は大荒れの天候になる予報ですが、昨日は晴天、夏日。
一人で丹波市上成松の一ノ宮神社へ霧島ツツジを見に行きました。
平日だし、早朝なので人が少ないだろうと思いましたが、やはりGW、既に10人ばかり先客がいて、狭い境内に三脚を置いて場所取りされていました。お陰で遠慮して橋からの撮影となりました。
午前9時前は、もう太陽が高いですね。
かなり撮影が難しかったです。
その後、西脇市黒田庄町の荘厳寺へ行きました。
楓の若葉が美しく、カエルが求愛で鳴き交わす声と鶯の囀りだけの世界を楽しみました。
その後、姥ヶ懐の稲荷社へ。低い小山の中に、何もない「黒田城祉」があります。
3箇所とも参道が階段、姥ヶ懐などは、途中で階段がなくなり、天然の木の根と岩盤の窪みだけが頼りの山道でしたが、歩いている間がとても楽しかったです。
念願の蓮華と麦畑のツーショットも撮れました(笑
おはようございます
普通は立った高さで撮ることが多いんですかね?
私は三脚を使う前から、しゃがんで撮ることが多かったです。
その方が、手振れも少ないような気がして。
一ノ宮神社の霧島ツツジ、何年か前に知って行ってみたいと思ってたんですが、
人が多そうなので行かずじまいです。
GW直前、あるいは直後の平日が狙い目ですかね。
荘厳寺の参道も、なかなか奥深くていいですし、
稲荷社も鳥居が連続してていい感じ。
蓮華草と麦畑のツーショットっていうのは、私はあまり見た記憶が無いですね。
以前、雑木が点在する蓮華畑を見たことがあって、
それも絵になる珍しい風景でした。
蓮華草一つをとっても、様々なシチュエーションで写真が楽しめますね。
丹波とその周辺だけでも、行ってみたい場所、撮りたいものが尽きませんが、
次は山城に行くつもりです。
立った位置で見えた物が、しゃがむと見えなくなることが多いので、私は立ったままで撮影することが多いですね。
腕をせいいっぱい伸ばして、撮影するのです。
カメラに手ぶれ防止機能があるので、それを期待しているのですが、たまに強風が吹いて体ごと動いてしまうことも。
植物のマクロ撮影もイマイチ上手ではないので、ピンぼけが多いです。どこに焦点がいっているのか、カメラを覗いた限りではわからないのです。
昨日は、養父市別宮へ、大カツラと棚田の撮影に行きました。
とても気持ちの良い空間で、良かったです。
逆さ氷ノ山を期待したのですが、まだ棚田の半分しか水が入っておらず、風が吹いて水面が波立ったので鏡にはなりませんでした。
自然ってそう言うもんだと、諦めました。
高速道路のお陰で1時間半で行けましたが、今までスキーで通っていた道路脇だったことを初めて知って、驚きました(笑
こんにちは
やっぱり普通は立って撮りますよねぇ。
おっしゃるように、しゃがむと見えなくなるケースは多いのですが、
見える位置まで後退したり、あるいは見えなくてもいいんじゃないか、と考えたり。
手ブレ補正があるのは羨ましいです。
マクロのピント合わせは難しいですね。
写真をPCに取り込んでからピントが合ってないことに気付くことが多くて、
ボツ写真を量産してしまいます。
別宮の棚田は行きたいなぁ。
こここそ車が無いと行けませんね。
最近、20キロくらいなら歩ける感触を得ているのですが、
ここは駅から遠過ぎて、どうしようもありません。
桂にも長らく逢ってないなぁ。
まあ徒歩も車も一長一短ですから、今は今のスタイルで楽しめばいいのでしょう。
今日は山城南部に行くつもりだったのですが、雨で中止です。
あの辺り、道が狭いところが多く、車だとなかなか行く気になれない地域でした。
こういった地域を、これからもっと巡っていけたらと思います。