神社のある風景

山里の神社を中心に、歴史や建築等からの観点ではなく、風景という視点で巡ります。

八幡宮から福島大池

2019年03月04日 | その他

兵庫県三田市福島


大龍神社の記事から間が開いてしまったけれど、その帰りに立ち寄った場所がある。
実のところ、大龍神社の雪景色に満足してしまい、そのまま帰ろうかと思ってしまったのだが、重い腰を上げて新三田駅で下車する。
2015年の6月にも訪れたことのある、八幡宮と、福島大池へと続く小道の雪景色が見てみたいからで、前回は緑濃いその小道を歩くのが、とても心地よかった。

駅からは、つまらない平地の道をてくてく歩く。
途中、ビニールハウス内でイチゴ狩が出来るところがあって、駐車場は満車、なかなかの盛況っぷりであるのを横目で見て通り過ぎる。
日曜日ではあるが、こんな雪景色の日に、ハウス内でイチゴを摘んで何が楽しいのかと思ってしまう。
もちろん、私の行動の方が、何が楽しいのかと思われる可能性は大いにある。

平地が尽きて、小川に沿った農道のような道を進むと、暫くで八幡宮の鳥居が見えてくる。



やっぱり、もう少し雪がほしいなと思う。
既に溶け出しており、頭上からポタポタと水滴が落ちてくる。



ここの参道の雪景色は期待していたのだが、雪が少ないせいか、色がゴチャゴチャしているように感じられていまひとつ。



参拝者、というよりハイキングのグループがやってきたので早々に退散。
今までは、ずっと平日が休みだったのだが、やっぱり日曜だと勝手が違う。
福島大池までの道はハイキングコースのようだから、冬のこんな日でもそれなりに人が訪れるのだろう。



神社からも暫く農道のような道を進む。



やがて木々に覆われた、森の中の小道に変わる。



横を流れる小川は福島大池から流れ出すもので、残念ながら水は汚れている。
この小道の雪景色も期待していたが、緑いっぱいの時期の方が美しく感じた。
何より、思っていた以上にハイキング客が多く、あまり落ち着けない。



あまり撮るべきところも見当たらず、福島大池に出る。
水が綺麗なわけでもなく、護岸されている場所も多く、風景としてはつまらない。
前方にある民家と有馬富士と呼ばれる山が、絵になるといえばなるけれど。



他に人も多いので、すぐに引き返すことにした。
まあ、この冬、最初で最後の雪になるだろうから、わざわざ雪の多い所を選んで歩いたりする。
何だかんだで、童心には帰ってしまうのであった。



撮影日時 190127 10時~11時
地図


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2 コメント

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Unknown (Jun)
2019-03-04 22:48:54
こんばんは

雪の日にハイキング客が多いと言うのも意外な気がしますが。
やはり暖冬なのでしょうね。
色が入っていますが、モノトーンの画像を見ている気分になりました。
だから水の汚れも全然わかりませんよ(笑

福島大池は行ったことはありませんが、ネッ友がよく鳥の撮影に出かける場所だったような気がします。
水鳥の他に猛禽も現れるようです。

ハウス栽培が当たり前になった苺はクリスマスからひな祭りの今頃が現代の旬のようですね。
反対に露地物が出る初夏には少ないような気がして、残念です。
Unknown (hiro1jz)
2019-03-05 08:01:55
Junさん

おはようございます。

私も、こんな雪の日だし、誰も来ないだろうと思っていたのですが、
私と同じように、雪だからこそ行こう、と思うような同類が、
意外と多いのかも知れません(笑

汚い街でも雪が積もれば綺麗に見えますし、まあいろいろと誤魔化してくれますね。

私が行ったときには鴨くらいしか見当たりませんでしたが、
前回では、バードウォッチングしている人も見かけました。
あまり撮るところはありませんが、鳥にとってはいい環境なのでしょう。

イチゴといえば冬、みたいになってますね。
季節感を厳守しているのはマツタケくらいですかね。

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