京都府福知山市大内
地図によっては天神社、または天神神社とも書かれているが、ここは扁額に合わせて天神宮としておく。
地図を見て、参道がありそうだということと、川のそばという立地条件に惹かれて立ち寄ってみた。
正直なところ、あまり印象に残っていない神社だし、写真としても出来は良くないと思うのだけど、この辺りの地域の神社はネットでも空白地帯のようであるから取り上げてみることにした。
写真はともかく、のどかな場所であり、ちょっと捨て難い魅力もあると思う。
道路から階段を下りたところに鳥居がある。両脇の狛犬は、出雲構えというタイプだろうか、ちょっと珍しい。
木漏れ日がとても心地よくて、優しい雰囲気に満ちている。
本殿覆屋はけっこう大きい。
麗らかな春の日差しを浴びて、狛犬も気持ち良さそうである。
通常、覆屋の中は暗くてジメジメした印象があるが、ここは窓があって明るい。
本殿は、なかなか凝った装飾で、全体像が見られないのが残念。とはいえ、こんな立派な覆屋にあるのは恵まれた状態であろう。
境内社。
よく見れば、この小さな境内社にまで鈴緒がある。
更に、左右に祀られた小さな自然石と手作りの祠の可愛らしいこと。まさにてのひらサイズで、地元の方の愛情が感じられる。
2万5千分1地形図 市島
撮影日時 080327 11時20分~11時40分
駐車場 神社前に駐車スペースあり
地図